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映画『ロスト・ソウルズ』雰囲気だけのホラー

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『ロスト・ソウルズ』 (2000) 

解説:ウィノナ・ライダー主演のオカルト・スリラー。監督は「シンドラーのリスト」「プライベート・ライアン」等の撮影監督として知られるヤヌス・カミンスキー。また、製作にはあのメグ・ライアンも名を連ねている。ニューヨークの神学校で働くマヤは信仰に救われた若い女性。失敗に終わった悪魔払いの現場で謎の暗号を受け取ったマヤは、そこから悪魔が復活のために宿ろうとしている人物の手がかりを掴むが……。(all cinema ONLINE)

監督:ヤヌス・カミンスキー
主演:ウィノナ・ライダー

この記事は2005年に書かれたものです。

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悪魔憑きの話だが

ウィノナ・ライダーが影の濃い役を演じています。監督はヤヌス・カミンスキー。この人は他にも挙げるのが面倒なくらいたくさんの有名な映画の撮影監督をしてる。でも監督作はこの『ロスト・ソウルズ』が初めてなんだとか。まぁそんなわけで映像はなかなか作品にあった雰囲気を醸していていい。しかし、いかんせんストーリーが糞すぎでしたね。

悪魔憑きの話です。こういうの多いですね、アメリカ映画。この作品は『エクソシスト』のようなホラー性を薄め、『エンド・オブ・デイズ』のような荒唐無稽さを薄め、挙句の果ては薄くなり過ぎちゃった実に地味な作品であります。

悪魔憑きの話でも悪魔は出てきません。『エクソシスト』では悪魔にとりつかれた少女、おかしくなっちゃいます。『エンド・オブ・デイズ』では、実体化した悪魔、姿現しましたな。ところがこの映画、そういう描写は一切なし、地味です。

主役に感情移入できない

悪魔憑きの話なのに悪魔が出てこない。実はその点には好感を持ちました。それは『エンド・オブ・デイズ』のときに書きましたんで、触れるのはやめときます。それにしても酷いです。話が平坦すぎて飽きるし、謎めいているというよりは、ただ意味のわからないだけの説明不足の会話。重要な伏線かと思いきや、意味不明なだけに終るシーン。

だいたい、主役のウィノナ・ライダー、もう役の名前忘れましたけど彼女、過去に暗いもの、抱えてますね。しかし、それをわからせるようなこと、少しも描かれない。主役の掘り下げが少ない。よって主役に感情移入できない。彼女のとる行動、なんなのかよく分からない。

これで終わりかよ

そしてラスト、あのラスト、別に彼女の行動が悪かったとは思わないけど、あそこにはもっと、なんとも言えぬ感情を見る人に起こさせなきゃならんのに、「あっそ、ふ~ん、これで終わりですか?」ってそんなことしか思わせないわけですよ。これはダメだ、実にダメな作品だ。

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