2016年公開の映画

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バイオレンス・クライム

映画『レジェンド 狂気の美学』犯罪は一人で隠れて、孤独にやろう

トム・ハーディが双子の兄弟を一人二役で演じた映画。数ある犯罪組織ものの中で何か突出した部分があるわけではないけど、面白く見られる。今回は作品を通じて、犯罪映画がなんで面白いのかってことと、犯罪は一人でやったほうがいいのではないか、という話。
映画

映画『袴田巌 ―夢の間の世の中―』袴田事件なんてないんです!

「袴田事件なんてないんです!」袴田氏は何かの会見でこう言っていた。そうなのだ。世間が名付けた事件名、当人にとっては存在しないのである。袴田氏の言えることは、ただそれしかないのだ。
バイオレンス・クライム

映画『ディストラクション・ベイビーズ』ネタバレ感想 行為の塊と化した機械人間の話

主人公は「喧嘩をする」という行為そのものの存在で、行為の塊なのである。まさしく喧嘩機械、戦闘機械、攻撃本能だけで生きているような別次元の人間なのだ。それでもあえて1人の人間として類型化してみると、恐らく彼は、真っ直ぐで純粋な人間であったんだろう。
映画

映画『ロスト・バケーション』完全無欠のシャークキラー現る!

主人公のナンシーは頭の回転が速く、パニックになりつつも冷静な判断ができる。そして、観察力がありそれを行動に活かすための知識みたいのもある。で、サーフィンもうまいみたいだし、泳ぎや素潜りもできる。別のサーファーには容姿も褒められていた…。つまりこの女性、ほぼパーフェクトな人なんだよね。ネタバレあり
サスペンス・スリラー

映画『マリアンヌ』ネタバレなし ブラピが大泣き(笑)

話の方向としてはハチャメチャなアクションにできなくもない。でも、もちろんそんなふうにはならない。そして、そうならないところにこそ、この作品が描きたかった部分があるわけだし、物語に好ましい余韻を残す要素になっている。
ホラー

映画 イット・フォローズ ネタバレ 少年は蚊トンボから獅子にかわったのか? 

少年は蚊トンボから獅子にかわったのか? 映画『イット・フォローズ』 (ネタばれアリ) 町山智浩氏の映画無駄話を引用しつつ、ちょっと異なる視点で同作品を説明
ホラー

盲目サイコ親父、自分のあれを飲む(笑) 映画『ドント・ブリーズ』(ネタばれアリ)

2016年に日本公開されたホラー・スリラー映画で、ベスト3に入る作品。長すぎず短すぎない尺の中で、物語が二転三転。最後まで緊張感を途切らせずに楽しませてくれました。映画館に行く前からある程度の情報を得て、この作品に対して興味を持っていた点があります。
映画

2016年 ベスト映画 『葛城事件』 人の話を聞け! そのとろろソバ、うまいのか?

2016年 ベスト映画 葛城事件 | 人の話を聞け!登場人物のほとんどがどうしようもない人間で、他人の話を聞いていない(聞こうとしていない)。そのとろろソバ、うまいのか?中でも三浦友和扮する父親の、笑いすら誘うクズ人間っぷり。ラスト、庭から戻り、あらためてコンビニのとろろソバを食す姿には神々しさすら感じた次第です。
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