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映画『ディストラクションZ』ネタバレ感想 コンバインでゾンビを殺せ

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ディストラクションZ ZOMBIES

製作にジョージ・A・ロメロの息子が関わっているらしいゾンビ映画。予告編を観たらなかなか面白そうだったので、レンタルしてきて鑑賞。けっこう期待を持たせてくれる展開なんだけど、謎部分が結構あるし、ラストはあれですよ。あれ、某作品のパクリだろ(笑)。ネタバレあり。

―2017年製作 米 85分―

解説:押し寄せる死者の群れに人間たちが立ち向かうゾンビ・サバイバルアクション。謎のゾンビウイルスにより地獄と化した近未来。ミネソタ州のある街では生存者が警察署に立てこもり、ゾンビの大群と絶望的な戦いを繰り広げていたが…。(KINENOTE)

監督・脚本:ハミッド・トラブポー
出演:トニー・トッド/レイナ・ハイン/スティーヴン・ルーク/アマンダ・デイ

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ディストラクションZ ZOMBIESのネタバレ感想

予告に期待させられたが

予告編が面白そうだったんです。銃器を駆使して大量のゾンビと戦ってたから。実際、そういうシーンもある。だから、けっこう楽しめる部分も。しかし、全体通しての感想としては、残念作品であった。てなことで、まずはよかった部分から紹介します。

よかったところ

短い時間でコンパクトに劇終してくれるところ。

銃撃シーンもいっぱいある、コンバイン前後のシーンはそれなりに楽しめる。もちろんコンバイン攻撃にも笑った。本当にあんなことできるのかは別として。

最後まで見続けられる何かはある。つまり、途中で観るのをやめたくなるほどつまらなくはない。むしろ、楽しめる。しかし、その楽しめる部分が具体的に何なのかは、上記のこと以外はわからない。

以上(笑)。

残念なところ

人物設定が適当

主人公はルークという男性だ。ジャケットではべナという女性が真ん中に立ってるから、彼女が主人公なのかと思っていたらそうではない。横にいるルークが主人公である(笑)。

この映画は、ルークが警察署の中で親友と話をしているシーンから始まる。でも、彼は警察官ではないらしい。物語が進むにつれ、何らかの理由で拘留されていたようだ。しかし、その理由はどうしてなのかとか、一緒にいた親友は何者なのかとか、それ以上のことはわからない。

だから、彼が何であんなに正義感が強いのかもよくわからない。ついでに、途中で弁護士事務所を占拠するゾンビでない女性とも知り合いっぽかったが、その辺も細部は説明されないので、よくわからない。しかも、この女性、なぜかゾンビを操れるみたいで、ルークたちの拠点にゾンビを攻め込ませたりしている。繰り返すが、自分はゾンビではない。なぜそんなことができるのか、謎である。この作品一番の謎だ。

ついでに、弁護士事務所から逃げてきて、ルークが助けた女性はリリーという名前だったが、名乗らせた割には、それ以降物語には出てこない。

さらに、ルークとべナとは最終的に恋愛関係になったぽいが、そもそもの出会いが何だったのか、よくわからない。初デートをする約束をしてたくらいの仲だったらしいが、その程度の関係の2人が仲良く写真撮影するかね。しかもその写真をゾンビに占拠された世界になっても、お互いが後生大事に持っているとか理解不能。ほとんど初対面だったんでしょ、君たち。

他にも、そのべナの一家が何者なのかがよくわからないとか、人物設定がガバガバすぎて、登場人物に感情移入しづらいのが、かなりの難点であった。

ルークのべナ殺しに萎えた

で、ルークの恋人のべナは、どうしてだかわからんが、ゾンビ化が始まってしまう。何でだ?いつ噛まれたのかは不明。というか、この作品では、噛まれたらゾンビになる描写ってなかったかもしれないので、感染源は別なのかも。とにかく、なぜか次第にゾンビ化してっちゃう。

しかし彼女は、ゾンビ化したくないので、拳銃で自殺しようとする。しかし、弾は空であった。そこに現れるルーク。弾を抜いたのは彼だったのだ。べナは激高してルークをなじる。その言が全て図星だったので反省してべナを死なせてあげようと思ったのか、それとも単に、ディスられすぎてブチ切れたのか、ルークはいきなり拳銃をぶっ放し、彼女の頭をぶち抜いちゃいうのであった。

オイオイオイオイ

酷い。死なせてあげるんなら、撃つ前にもう少し別れを惜しむだろ、普通は。いろいろ愛情表現をしてから、相手には目を閉じてもらってからぶち抜くだろ。それをしないから、俺はルークが単にぶち切れて衝動的にべナを殺したという解釈を捨てきれないのである。

しかしややこしいことに、ルークは射殺した彼女の亡骸をみて、うなだれるのである。てことはやっぱり、死なせてあげる道を選んだわけだ。だったらもう少し別れを惜しめよ。なんで相手が喋っている途中に撃つかな? 酷すぎだろ。まぁそこがリアルに人間的と思えなくもないのだが。

ラストにびっくり

そして問題のラストである。なんと、ルークが仲間のところに戻ると、ゾンビ化が治っちゃうワクチンみたいのが完成したことがわかる。今まで政府的な組織とは何の連絡もとれなかったのに、いきなりそういう無線が入ってきたんだとか。

つまり、今さっきゾンビ化しつつあるべナを射殺してきたルークの立場は? というオチである。このオチを観て真っ先に思ったのは、『ミスト』のパクリがしたかったのか! ということ。これは予想外だった。驚いた。でも、単にそれがやりたかっただけの作品なのかーと思えてきて、印象最悪である。

べナどころか、これまでに殺してきたゾンビも、殺さないでおければ人間に戻せたことに気付いちゃうルーク。それを慰める警察署長。そして劇終です。

何なんこれぇ…。

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