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映画『アローン・イン・ザ・ゼット』ネタバレ感想 異色のゾンビスリラー

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アローン・イン・ザ・ゼット

これは何とも不思議な、異色のゾンビスリラーである。ただそれは、褒め言葉ではない(笑)。ネタバレあり

―2016年製作 米 98分―

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解説・スタッフとキャスト

解説:謎の感染病により崩壊した世界を舞台に描く終末サバイバルスリラー。感染病が猛威を振るう近未来のニューヨーク。アンは夫・ジェイソンと赤ん坊と共に森へ逃げるが、ふたりは死亡してしまう。やがてアンは、重傷を負った少女と彼女の義父を助けるが…。(KINENOTE)

監督:ロッド・ブラックハースト 出演:ルーシー・ウォルターズ/アダム・デヴィッド・トンプソン/ジーナ・ピアースランティ/シェーン・ウェスト

ネタバレ感想

誰に鑑賞してほしい映画なんだ?

この映画ってレンタル店でどの棚に置くべきなんだろうかね。ゾンビ映画のコーナーがあれば間違いなくそこなんだけど、ホラーやアクションの棚には置けない。だが、ヒューマンドラマの棚に置いても、「ゾンビ映画かよ!」と思われて誰も借りないだろう。

血みどろゾンビパニックではない

てなことで内容。ゾンビ映画ではあるが、ゾンビから生き残るために血みどろサバイバルをする映画ではない。ストーリーに沿ってではなく、時系列的に説明すると、ゾンビによる感染が拡大する世界の中で、主人公の女性が旦那と赤ん坊と、旦那の故郷である郊外に逃げる。で、女性は旦那から森の中で生活するサバイバル術を学ぶ。

そして、何でか知らんけど、旦那と赤ん坊は死んでしまう。女性一人になる。で、彼女は一人森の中で暮らし続ける。食料などは、山を降りたところにあるちょっとした町の民家に忍び込んで調達。そこにはゾンビが徘徊しているので、見つからないようにいろいろ工夫をして必要なものを手に入れるのだ。で、また森に戻って生活をすると。

時折彼女は、旦那のことや赤ん坊のことを思い出す。そしていろいろと悔恨の念にかられる(ているように見えた)。だが、鑑賞者は彼女がなぜ悔いているのかがよくわからない。旦那と赤子が死んだのは自分の過失のせいなのか、だから悔いているのか。そう思わせなくもないが、結局最後までよくわからない。

序盤はそんな彼女の暮らしが延々と続くだけ。何も起こらない。だからゾンビパニックホラーを期待してこの作品を借りた人は、この時点でイライラしてくるだろう。そしてそれは、最後まで続く(笑)。

物語が多少動くのは中盤から

中盤、彼女は怪我をした男性と、少女に出会う。2人を自分のキャンプに連れていき、男性を介抱してやる。少女に話を聞くと、2人の関係はかなり微妙。少女のお母さんの新しい旦那だそうだ。つまり、少女にとっては義父。

男性が回復して2人の関係を探ってみるに、その間柄は微妙でありつつ、男のほうはそれでも、少女を大事に思っているらしい。だが、彼も男だ。介抱してくれた主人公にも興味を持つ。で、少女に隠れてイチャイチャしたりし始める。

人間ドラマを描きたいらしい

こういうことが描かれ始めて、俺はようやくこの映画にゾンビパニック的展開を期待することをやめた(笑)。つまりこの映画、ゾンビにより荒廃した世界の中で出会った人の行動や心理を描く、人間ドラマなのである。それが成功しているとは思えないんだが、そういう表現がしたかったらしい(ように見えた)。

で、ラスト。何でだったか忘れたけども、主人公は男か、少女か、どちらかを連れて森を出る選択に迫られる。そしてなぜか、少女を選んで男を殺す。なぜなのか俺にはよくわからんかった。そして劇終である。

ラストまで観られなくはないけども、何のおもしろさもなく、余韻も残らない謎映画であった。本当になんなんでしょうか。酷いね(笑)。

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