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映画『ウィンター・ドリーム 氷の黙示録』ネタバレ感想

ウィンタードリーム
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ウィンター・ドリーム 氷の黙示録

人間に反旗を翻した人造人間を抹殺する奴隷警察=スパルタン7の戦いを描いた物語。なんかこれだけだとブレードランナーみたいな内容だ。異なるのは物語の舞台が人類の過失によって氷河期になってしまっていること。突っ込みどころ満載である。ネタバレあり。

―2017年公開 米 101分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:ライアン・ゴズリング、ミシェル・ウィリアムズ主演作「ブルーバレンタイン」の脚本家ジョーイ・カーティスが監督したSFアクション。特集企画『カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2017』の一作。(KINENOTE

あらすじ:2307年。地球は氷河期を迎え、地表は氷で覆われていた。科学者は強靭なヒューマノイドを作り出すが、ASH-393と名づけられたヒューマノイドが反乱を起こす。精鋭特殊部隊スパルタン7はヒューマノイド討伐に向かうが……。(KINENOTE

監督:ジョーイ・カーティス
出演:ポール・シドゥ/ブランデン・コールス/アリエル・ホームズ

2307:WINTER’S DREAM(原題)ネタバレ感想

氷河期のブレードランナーか

妻を亡くした喪失感で薬中になっている元スパルタン7の部隊長だったビショップ。彼が昔の上司に呼び出されて再度チームを結成し、妻を殺害した人造人間を追う話。冒頭に書いたとおり、話の根本にはブレードランナーの影響が見て取れる。

では、それを下敷きにして何が描きたかったのかと言うと、よくわからん。ブレードランナー観れば十分のような気も。話の筋を追うだけで楽しめる娯楽作品として高い完成度であれば満足できるんだけど、もちろんそういう感じもない。だから、一言で言うなら鑑賞しなくてもいい映画だ(笑)。

スパルタン7弱すぎ

まず、5人の精鋭で構成された奴隷警察、スパルタン7が弱すぎる。アジア系っぽい顔の人は何もしないでやられるし、一番頼りになりそうだったイシュマエルとかいう白人はけっこう最初のほうで傷を負って置き去りに(あとで復活して助っ人を連れてくるが、彼の役割はハーモニカみたいのを吹くだけw)。黒人はむやみやたらに威勢よく叫ぶだけ。猪突猛進で敵を追うもののあっさりと返り討ちにあってまう。

そして、金髪の女はやたらと唾はいてて汚いし、なぜかヒトラーに心酔してて『我が闘争』を愛読。悪態ついてるだけの役立たずの癖に、ビショップ部隊長と反目していつのまにか消える。再度出てくるシーンも何であそこで登場するのかよくわからんし、しかも人造人間に心臓食われてお陀仏。

ビショップが途中で出会う原住民女性は氷に埋もれちゃった彼を掘り起こし、冷え切った体を肌で温めてくれる献身的な美女だが、金髪女のほうがやられるシーンで敵前逃亡して以後は登場しない(笑)。何の余韻もなし。

ちなみにこのシーンではもう一人、元スパルタン7だった老人がビショップを手助けしてくれるが、なぜ心変わりしてビショップについてくれたのかよくわからん。そして、何の抵抗もせずに金髪に射殺されて死亡(笑)。彼を慕っていた人造人間の美人もとばっちりで死ぬ。そもそも、あの娘は何でついてきたのよ? 危険なんだから置いてくるだろ、普通は。わけわからん。

つまりビショップが弱すぎるのだ

何でこんな無能ばかりなのかと言うと、それ以上に主人公のビショップが無能だから。彼を呼び戻した将軍は「戦闘経験が豊富」と彼を評価するが、とてもそうは思えない。しかも、部隊長のくせに4人の部下すら上手くコントロールできない。

金髪は彼がいなければ自分が部隊長になれたので、彼の言うことをほとんどきかないし、黒人は勝手に人造人間を追っかけていっちゃう。あいつらをまとめてチームとして動かすのがビショップの役目のはずなんだが、彼はそうしたシーンで棒立ち。何もせずに状況に流されて行動するのである。アホすぎ。

黒幕は人間たちでした。

で、いろいろとジタバタした挙句に判明するのは、黒幕は将軍で、人造人間はビショップの妻を殺してはいなかったという。で、ビショップは将軍を倒すことを目的に生きていくことを示唆して終わりである。うーん、何なんこれぇ…?

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