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映画 WANTED ウォンテッド ネタバレ感想 アンジェリーナジョリーがカッコいい

ウォンテッド
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WANTED ウォンテッド(2008)

冴えない毎日を送っている20代の男が全く交流のなかった父親が所属していたという暗殺組織に加入することで、一人の男として成長していく物語。ネタバレあり。

―2008年公開 米 110分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:世界の秩序を守る暗殺集団の戦いを、新感覚の特殊効果で描いたアクション映画。世界的ヒットを記録したロシア映画「ナイト・ウォッチ:NOCHNOI DOZOR」のティムール・ベクマンベトフ監督のハリウッド進出第1作。出演は、「マイティ・ハート/愛と絆」のアンジェリーナ・ジョリー、「つぐない」のジェームズ・マカヴォイ。(KINENOTE)

あらすじ:25歳のウェスリー・ギブソン(ジェームズ・マカヴォイ)は、職場では女性の上司にいびられ、同棲中の恋人は親友に寝取られるという最悪の日々の中、緊張が高まると、不安発作用の薬で早くなる鼓動を抑えていた。ある日、ドラッグストアでいつもの薬を処方している最中、1人の美女・フォックス(アンジェリーナ・ジョリー)に話しかけられる。彼女は、死んだウェスリーの父親は偉大な暗殺者だったと言う。するとすぐさま、刺客とフォックスの間で銃撃戦が始まる。店を飛び出したウェスリーを拾ったフォックスは、刺客と激しいカーチェイスを繰り広げる。ウェスリーは車中で気を失ってしまう。ウェスリーが目を覚ますと、フォックスを含めた見知らぬ人々に囲まれていた。リーダーと思しき年長者・スローン(モーガン・フリーマン)によれば、彼らは太古より存続する暗殺集団“フラタニティ”で、世界の秩序を守っているのだ。また、ウェスリーの父も在籍していたが、敵に殺されてしまったと言う。そして、その血を引くウェスリーが一員になるよう促される。最初は話が信じられなかったウェスリーだが、会社を辞め、フラタニティに加わる決意をする。暗殺者になる訓練は想像以上に厳しかったが、ウェスリーは次第に素質を開花させていく。彼は“運命のはたおり機”と呼ばれる標的を知らせる繊維の目に従い、次々と任務をこなしていった。ある日、敵の刺客・クロス(トーマス・クレッチマン)の暗殺を命じられたウェスリーは列車に乗り込む。ウェスリーに追いつめられたクロスは、信じられない言葉を発する。さらにフラタニティの銃弾職人・ペクワースキー(テレンス・スタンプ)は衝撃の真実を語る。それはウェスリーに、真の戦いの幕開けを告げた。(KINENOTE)

監督:ティムール・ベクマンベトフ
出演:ジェームズ・マカヴォイ/モーガン・フリーマン/アンジェリーナ・ジョリー/コモン

ネタバレ感想

適当なあらすじ

つまらん毎日を送っているダメ会社員が、美女の誘いで暗殺組織に加入することに。なんでも彼の親父は凄腕の殺し屋だったらしく、息子である自分にも殺しの資質が備わっているのだとか。で、意を決した彼は暗殺組織に加入するべく過酷な訓練を受けて、ついには一人前の殺し屋に。任務をこなしていくうちに組織の悪事を知ることになった彼は、父の仇を討つべく組織をつぶしにかかるのであった――というのが適当なあらすじ。

冴えない青年の成長物語

冒頭で紹介したように、冴えない青年が一人の男として成長していく物語。漫画が原作なのか、いかにもそれっぽい設定が多い。自分の中に殺し屋としての眠った力があるところや、その能力のおかげでつまらない人生が冒険的かつ刺激的な毎日に変わるところ。そして、そんな日々の中に美女との交流があり、ヘタレだった男がラストには一人前になっていくというーー。ずいぶん長いこと訓練期間があったように描写しておいて、実は彼、数週間くらいしか訓練してなかったらしい(笑)。そんなんであんなに強くなってまうのはやっぱり漫画的だ。

一般人殺しすぎな組織

ラストの展開は、なるほどなと思わせる盛り上がりがあるものの、この組織って結構酷くて、特にあの列車のくだり、一般人死なせすぎだろ。序盤のカーチェイスもすごいんだけど、あれ、公共交通を麻痺させまくりの滅茶苦茶な展開で、さすがにあんなことしまくってたら新聞沙汰どこの騒ぎではなく、組織の存在があかるみになって社会的圧力がかからんわけがないと思う。だけど、そんなん言っても始まらんのでそこには目をつむるしかない(笑)。

アンジェリーナ・ジョリーがカッコいい!

てなことで、この物語がいいのは主人公を組織に誘う美女、アンジェリーナ・ジョリーがめちゃくちゃセクシーでカッコいいところだろう。ラストあっさり死んじまうのがなかなか気の毒だが、ともかく彼女の戦闘美女っぷりがとてもいい。

あんまり好きな女優ではなかったんだけど、本作で良さがわかった気がする。そんな作品であった。ジェームズ・マカボイが主役なのに、アンジェリーナ・ジョリーがジャケットの写真を飾っているのは当然といえば当然か。彼女が出てる他のアクション映画もいずれ鑑賞してみたい。

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