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映画 暴走特急 ネタバレ セガール拳さく裂のケイシーライバックシリーズ

暴走特急
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暴走特急

元海兵隊員で今はコックのケイシー・ライバックがテロリストの悪だくみに遭遇し、そいつらの企みを阻止するべく虐殺を開始するシリーズの第2弾。セガールが強すぎるのはいつものこととして、この作品くらいまでは、ストーリーもなんとか観られる水準にある(笑)。ネタバレあり。

―1996年公開 米 100分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:豪華列車を乗っ取り、世界を震撼させる陰謀を巡らすハイテク・テロ集団と戦うタフガイの活躍を描いたノンストップ・アクション。個性派アクション・ヒーロー、スティーヴン・セガールが扮した「沈黙の戦艦」(92)のヒーローが再登場する続編。豪華列車を乗っ取り、世界を震撼させる陰謀を巡らすハイテク・テロ集団と戦うタフガイの活躍を描いたノンストップ・アクション。日本公開にあたり沈黙シリーズ第3と銘打たれたが、前作「沈黙の要塞」とは関連がない。監督は「フリージャック」「ラスト・アウトロー」のジョフ・マーフィーに交代。脚本はこれが初の劇場用映画のリチャード・ヘステム。製作は主演のスティーヴン・セガール、「トゥルー・ロマンス」のスティーヴ・ペリー、「ボーイズ・オン・ザ・サイド」のアーノン・ミルチャン。共同製作はセガールのデビュー作「死の標的」以来のパートナー、ジュリアス・R・ナッソー。撮影は「フリー・ウィリー」のロビー・グリーンバーグ、音楽は「沈黙の要塞」「シリアル・ママ」のバジル・ポールドゥリス、美術は「未知への飛行」「フォエバー・フレンズ」のアルバート・ブレナー。視覚効果スーパーバイザーは「未知との遭遇」「ブレードランナー」のベテラン、リチャード・ユーリシッチが担当。共演は「黙秘」のエリック・ボゴジアン、「恋人はパパ ひと夏の恋」のキャサリン・ヘイグル、「ツイン・ピークス」のエヴェレット・マッギルほか。(KINENOTE

あらすじ:ロッキー山脈を走り抜ける米国有数の豪華列車、グランド・コンチネンタルが突如、凶暴なテロリスト集団に乗っ取られた。一味の首謀者デイン(エリック・ボゴジアン)は車内にコンピュータを持ち込み、1車両を司令室に改造する。かつてCIAの衛星兵器開発計画に携わっていた彼は、狂気から職を追われた。そして今、デインは冷酷なペン(エヴェレット・マッギル)をリーダーとする優秀な傭兵グループの力を借り、ハイテクを駆使して地球の衛星軌道を回るレーザー砲搭載の超高性能兵器、グレイザー1号の支配権を掌握してしまった。デインは手始めに、中国の秘密ガス製造工場を爆破する。彼は中東某国と取り引きし、10億ドルの報酬で米国防総省ペンタゴンの地下にある原子炉を破壊しようとしていた。一方、その列車には元米海兵隊の敏腕隊員で対テロの専門家、ケイシー・ライバック(スティーヴン・セガール)が、亡くなった兄の娘セーラ(キャサリン・ヘイグル)と乗り込んでいた。ケイシーはポーターのボビー(モーリス・チェスナット)の協力を得て、一人また一人と敵を片づけていく。だが、彼の存在に気づいた一味と、衛星とコンタクトを取るCD-ROMを巡って争奪戦が展開。やがてケイシーは、人質の乗った車両を切り離して解放するが、残る列車は山奥の支線に入って行った。車内のケイシーから連絡を受けた政府は、ステルス戦闘機で列車を爆撃しようとするが、デインによって阻止された。部下たちを殺されたペンはセーラを囮にケイシーと一騎討ちで対決するが、あえなく倒される。一方、政府はようやく衛星兵器の位置を突き止めてこれを爆破、世界の危機は回避された。その頃、単線である支線の向こうから石油を満載した貨物列車が迫っていた。2台が正面衝突した瞬間、ケイシーはセーラを救出して列車から脱出した。(KINENOTE)

監督:ジョフ・マーフィー
出演:スティーヴン・セガール

ネタバレ感想

元海兵隊員で今はコック、ケイシー・ライバックが活躍するシリーズ第二弾。前作の『沈黙の戦艦』から舞台を列車に移しただけで、基本的にやっているのは同じようなこと。要するに、セガールによる悪役の虐殺ショーだ(笑)。

まぁセガール映画ってのは、セガール強すぎてこういうパターンになるのがほぼお約束(最近作はどうなのか知らんけど)。その中で、このシリーズはストーリーもそこそこマシなほうで、セガール映画としては高水準なほうだ。2本とも当時は人気作品だったし。

てなことで、超人ライバック=セガールによるセガール拳がさく裂する本作、テロリストの作戦を邪魔するべく、一人ひとりと相手を血祭りにあげていくセガール。テロリストの奴らは、「何者なんだ!?」と戦々恐々としてるんだけども、相手があのケイシー・ライバックだとわかった瞬間に、場が凍り付く。ライバックはテロリストたちにも広く知られた有名人なのだ(笑)。

であるから、「あのライバックが!?」と驚きを隠さない奴もいれば、「あいつは俺の教官だった」と言う奴まで出てくる始末。ちなみに、テロリストのリーダー的な兵士もライバックのことを知っているふうだが、口に出してどうこうは言わない。しかし、その存在を脅威には感じているようで、その言葉少なな態度は強がりにしか見えない(俺の主観)。

この先には、前作のネタバレもあるので注意!

――と断ったので、前作もネタバレもしちゃう。前作のラストバトルでは、トミーリー・ジョーンズ扮する敵ボスのストラニクスが瞬殺と言ってもいいくらいにライバックに圧倒されて、惨殺される。

笑えるのは、ストラニクスはライバックと対峙するにあたり、減らず口を吹いているだけで、勝てると思ってるようには見えないことだ。その一挙手一投足から、「どうせ勝てねぇだろうな…」て、諦念がにじみ出ているのである(笑)。そこはさすが、トミーリージョーンズの演技…。本人はどう思っていたのかは知らんが。

で、本作の話にもどると敵側のリーダーは、もしかしたらライバックに肉薄する実力なのでは――と思わぬでもない雰囲気がなくもなかったが、多少は善戦するものの、結局はフルボッコの血祭である。さすが、ライバックだ(笑)。

ちなみに、ライバックだと知って驚いていたテロリストや、ライバックが教官だったとか言ってた奴らは、それなりに強者の雰囲気を醸し出していたが、ライバックとの会話すら許されることもなく、瞬殺にて葬られてまう(笑)。自分の教え子を覚えているのかいないのか、いずれにしても躊躇うことなく屠ってしまう鬼畜なライバック。さすがだ(笑)。

ともかくセガールの作品は彼が強すぎて、彼の超人ぶりを楽しむのが見どころともいえるので、そのお約束を守っていつつ、ストーリー的にもそれなりの見どころがあるこの作品が、そこそこの人気を保っているのは当然と言えば当然なんだろうね。

ちなみに、本作のセリフだったかと今回思い出させてくれたのは、彼の迷言の一つだ。女スナイパーに肩を打ち抜かれたライバック。ポーターが大丈夫なのか? と気遣ったところ「大丈夫だ。弾は貫通したので撃たれた内には入らない」とか抜かす。確かに、身体に弾丸が残るよりは貫通したほうがいいってのは、他の映画でも言ってた気がするが、それでも痛がりもせずに平然とそんなセリフを言ってのけるライバック。こんな奴に勝てるわけがない(笑)。

映画 沈黙の戦艦 ネタバレ感想 セガールvsトミーリージョーンズ
ストラニクスとライバックのラストバトルは、かなりのお笑い格闘名シーンで、ここを繰り返し見るだけでも楽しめる作品だ。
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