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映画 チリ33人希望の軌跡 ネタバレ感想 実話を基にした救出劇

チリ33人希望の軌跡
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チリ33人 希望の軌跡

2010年、チリの鉱山で落盤事故が発生。地下700mに閉じ込められた33人の鉱員たちの運命を描く、実話を基にした物語。生き残りをかけた男たちの執念と鉱山の外側で彼らの救出に奔走する人たちの姿が描かれている。ネタバレあり。

―2016年公開 米=智 127分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:2010年、チリ・コピアポ近郊のサンホセ鉱山で起きた落盤事故により、地下700mに69日間閉じ込められた33人の男たちの秘話を映画化。2016年5月14日より、日本未公開作品を集めた『メ~シネマ』(中川コロナシネマワールド他)にて上映。(KINENOTE)

あらすじ:チリ共和国にあるサンホセ鉱山で、落盤事故が発生。坑道が崩落し、33人が地下700mに閉じ込められた。生存が絶望視される中、彼らは生き抜こうという強い意志を持ち続けた。(KINENOTE)

監督:パトリシア・リゲン
出演:アントニオ・バンデラス/ロドリゴ・サントロ/ジュリエット・ビノシュ/ガブリエル・バーン/ジェームズ・ブローリン/ルー・ダイアモンド・フィリップス/マリオ・カサス

ネタバレ感想

まったく存在を知らなかったのを、アマゾンのレンタルで安く借りれたので鑑賞。役者陣が何気に豪華。アントニオバンデラス、ジュリエットビノシュ、ルーダイアモンドフィリップス、ガブリエルバーンまで出てる。

個人的にうれしいのは、ルーダイアモンドフィリップスが健在だったところか。この、インパクトのある名前の役者を初めて知ったのは10代の頃、地上波で放映されてた『ペンタグラム悪魔の烙印』という作品であった。

この作品、別にそんなにおもしろいわけではないんだが、若いころに観たこともあってすごい印象に残ってて、再鑑賞したいんだけども、DVD化されてないのか手に入らなくて、動画配信してるところもなくて残念。

という余談はこのくらいにして、この作品で取り扱われるチリの鉱山の落盤事故は、当時、日本でもそれなりにニュースで取り上げられてたような。鉱員たちが生き残ったのは知ってたけども、俺は詳細はようしらんかったので、記憶にはさほど残っていない。

でも、人間が極限状態から生還を果たそうとする物語は、フィクション、ノンフィクションに関わらず好きなので、今回鑑賞してみたんである。

この鉱山の事故は、経営者たちが事故の危険性があるのを現場の管理者から告げられて、その事実を知りながらも採掘を続けさせたことにある。であるけども、そいつらの責任は問われずに物語が進んでいき、ラストで会社側が無罪であったことが紹介される。酷いもんだ。全員生き残れたからいいものの、管理責任は問われるべきと思うのに、どちらかというと、マスコミによって鉱員たちがヒーローとしてもてはやされ、それを大統領が自身の政治的PRに使おうとしている様が描かれるのだ。糞過ぎ。

唯一、鉱山大臣みたいのは、それなりに誠実に働いていて、鉱員の家族らに寄り添っているように見えて、そこだけは救い。鉱山の外で彼と、鉱山の専門家が奮闘してなければ、鉱員たちは助からなかったわけだから。

一方、地下に閉じ込められた鉱員たち、現場の管理者=ルーダイアモンドフィリップスはまじめなんだけども、イマイチ能力が足りないのか、彼よりもバンデラス扮する鉱員がリーダーシップを発揮し、全員の生き残りのために能力を発揮する。

この作品の面白いのは、ドリルが地下に到達するまでの間、希望をもって生きようともがく鉱員たちのジタバタ劇から一転して、ドリルが到達して以降、外の世界と連絡が取れるようになり、食料も送られてくるようになってから、彼らを地上に挙げるまでの間にそれなりの期間があって、その待ち時間の間に鉱員たちがマスコミらによってヒーローに祭り上げられ、特にバンデラスは出版の誘いなども来ちゃって、それに嫉妬した他の鉱員とイザコザが起きるなど、せっかく団結してたのに、生き残れることが分かってから人間関係が悪くなっていく様も紹介されているところだ。

iPodなど娯楽用のアイテムも地下に運ばれてきて、鉱員たちは救出までの時間をダラダラ過ごしてるんだけども、命の危険がなくなってくると、人間ってのは自分本位の言動をとり始めたりするんだなぁと思わされる。

まぁそれでも、バンデラスはいろいろと自己を反省し、みんなに謝罪することで鉱員たちはまたも団結するようになり、無事、地上へ生還することになる。なるんだけど、ここで笑っちゃうのは、バンデラスはリーダー的なことをやってたので、地上に上がるのは自分を最後にするのかと思ってたら、なぜか2番目くらいにエレベーターに乗ってて、地上に出てからは外で鉱員たちを待っていた家族や取り巻きたちの前に躍り出て、ヘンテコなパフォーマンスをしちゃうのである。メチャクチャお調子者。こいつ、やっぱり出版契約しちゃうんじゃないかという目立ちたがりっぷりに笑わされてしまった。

最後に出てきたのはルーダイアモンドフィリップスだったのは、最後に花をもたせてやったということだろうか。

映画的にはさほど面白くないんだけども、まぁ一度は観てもよかったかなという感じの内容であった。

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