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映画 アバンダンド 太平洋ディザスター119日 実話を基にした物語

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アバンダンド 太平洋ディザスター119日

ニュージーランドからトンガを目指して航海に繰り出した4人の男が、旅に出てけっこう初期なタイミングで嵐に襲われ、ヨットがひっくり返ってまう。航行能力を失ったヨットに取り残された彼らには、海に漂い続けて救助を待つしかない。そんでどうなっちゃうのかという話。ネタバレあり。

―2015年製作 新 93分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:『プリズン・ブレイク』シリーズのドミニク・パーセル主演による海難パニックアクション。渋谷ユーロライブにて2016年10月3日・5日に上映。(KINENOTE)

あらすじ:ニュージーランドからトンガを目指し、ヨットで航海に旅立った4人の男たち。ある時、巨大な嵐に襲われた彼らは辛うじて生き残るが、一向に救助は現れず…。(KINENOTE)

監督:ジョン・レイン
出演:ドミニク・パーセル/ピーター・フィーニー

ネタバレ感想

本作は実話を基にした物語らしい。この手の話だと、何人かは犠牲者が出るんだろうなと思って鑑賞してたけども、この作品では全員が生き残る。どうして生き残れたかというと、まずは雨水を備蓄する仕組みをヨット上につくれたこと。あとは、定期的に魚や海鳥を捕獲してそれを食料にする機会に恵まれたこと――その2点があったからだ。

どちらを満たすにも、その仕組みをつくるための材料やら道具が必要で、それらが嵐の時に流されてしまわなかったのは大きい。しかも、搭乗員の一人であるドミニク・パーセル扮するジムはコックらしいので、火が使えるようになってからはかなり美味しそうな食事を食っている(笑)。てな感じに、なんとも運の良い人たちの生還劇であったなぁというのが最初の感想だ。

にしても、乗組員のうちの、リックは役立たずのくせしてすぐヒステリーをおこすし、見ていて腹立たしい。フィンだかなんだかいうオッサンも泣き言ばかりでうざかったが、自分もああいう状況におかれたらそうなるかもしれんというか、なりそうな気がするのであまり人のことは言えんわな。ちなみにそのリックは、生還後に病気で死んでまう。実は航海前から病気であることは判明してて、それを気に病んでヒステリックになってたぽい。そんな解説がエンド直前にさらっと説明されるんである。非常にあっさりしている(笑)。

そもそも、この4人はジムとリックは友人みたいだが、他は初対面ぽくて、各人がどういう背景や思いがあって見知らぬ奴らで航海に出ようとしたのかが、よくわからぬ。それは最後までよくわからん。わからんけども、死地を乗り越えた者同士、最後は「我々は親友だ」てな間柄になる。なるけども、リックは死んでまうし、彼らが再会することはどうやらなかったようだ。

にしても、南米大陸方面に流されてると思いきや、実は出発したニュージーランド付近を漂流してただけだったらしいが、どうしてそういう道筋を辿ったかについては触れられないところが少し不満。事実の話としても謎だったんだろうか。そして、なぜ誰にも発見されることがなかったのか。その辺も謎。

帰還後の彼らは人ん家に勝手に上がり込んで晩餐をしてて、そんなんやってる場合かよと思うんだけど、陸地に戻れたことで我を失っていたんだろうか。警察は彼らの奇跡の生還を信じることができず、それが奇跡だったことが判明するのは大分あとになるんだけども、その辺の描写もあっさりしてて、あんま感動的ではなかった。

てなことで、邦題にディザスターとかあるけども、かなり盛られたタイトルなんである。嵐の後はさして命の危険にさらされることもなく、淡々と物語が進むのでスペクタクル感はないし、スリルもない。だが、その淡々と進む物語に最後まで見せられたのは、この作品には何がしかの力があるということなんではないか。

ちなみに、日本人が海を漂流したノンフィクション本に『たった一人の生還―「たか号」漂流二十七日間の闘い』というのがある。1991年、佐野三治という人が海難事故に遭い、仲間を失いながらも奇跡的に一人生還した話だ。この本は本人による手記で、生還後の苦悩なども克明に記されている。俺は10代の頃にこの本を読んで、非常に感銘を受けた。

この人の漂流期間は27日間。にもかかわらず、他の仲間はみんな亡くなってしまっている。対して本作のクルーは119日間漂流し、全員が無事生還している。奇跡だ。そして、海上で生き残る条件というのは、かなり運にも左右されるんだろうと思わされる。だからこそ奇跡なんだなぁ。

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