スポンサーリンク

映画 スカイハンガー ネタバレ感想 バカどもの酷いジタバタ劇

スカイハンガー
スポンサーリンク

スカイハンガー

熱気球に乗ったら地上に戻れなくなった4人の男女がジタバタする話。登場人物のほぼ全員がバカという、突っ込みどころしかないバカ映画。ネタバレあり。

―2020年製作 機 91分―

スポンサーリンク

解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:コントロールを失った熱気球に乗った人々の恐怖の空中漂流を描いたパニックサスペンス。地中海のリゾート地を訪れたケイトたちは、スリルを楽しむため熱気球に乗ることに。しかし、強風に流された気球は、発電用の巨大風車に接触し、大破してしまい…。(KINENOTE)

あらすじ:地中海のリゾート地。4人の男女が乗った気球は強風に流され、発電用の巨大風車に接触して大破。コントロールを失い、地中海上空に漂い出てしまう。男2人は転落、残されたのは2人の女。ケイトとミラは必死で救助を呼ぼうとするが携帯は通じず、SOSサインは海上の船に気づいてもらえない。このまま、上空から落下して死ぬか?燃料が尽き、気球が海に落ちて溺死するか?ケイトたちは、この絶体絶命の危機を切り抜けられるのか?(Oricn)

監督・脚本:ロマン・ドロニン
出演:ウィリアム・ボールドウィン/ジャーニー・カスパー/マリアナ・ロセット/クセニア・ピンチ

ネタバレ感想

期待してないで鑑賞したら、やっぱり酷い(笑)

レンタルで鑑賞。最初っから期待してない駄作だろうと思って鑑賞したら、期待に違わぬ駄作。眠気を抑えるのが大変なくらいに、ハラハラドキドキもしないクソ作品であった。

ともかく、登場人物のほとんどがバカかマヌケかトンマで、こいつらのジタバタ劇に何の緊迫感もなく、ピクニックでもしているのかと思っちゃうくらいにノンビリしている。このように感じさせてしまうのは、演出もダメダメで、役者の演技もダメってことなんだろうか。その辺はよくわからんが、ともかく駄作であることには間違いない。

でも、そういう鑑賞体験を望んでレンタルしてきたわけだから、それでいいのだ(笑)。一個だけ評価できるところがあるとすれば、シチュエーションが気球ってところだろう。そこだけは新鮮さがある。しかし、いかんせん、それが活かしきれてないのである。

登場人物がバカばっかり

ということで、冒頭のほうで姉妹が空港にパスポートを置いてくるところから、速攻で登場人物たちのバカさが露呈。その後、ホテルを何とか予約したものの、なんでか知らんけど、妹のほうが姉(ケイト)を拒否してて、扱いに困る姉。

ところが、旅の疲れか妹が居眠りしたのをいいことに、姉は一人で飲みに出かけちゃうのだ。そしたら、そこにミラという女性がいて、こいつは恋人のドロボー=アレックボールドウィンに唆されて、ドロボーの片棒を担いでる奴なんである。

で、今夜の標的をケイトに決めたミラは、飲んで踊ってるドサクサでケイトのホテルのカードキーを奪い、アレックに渡す。そしてケイトが部屋に帰らないよう、ナンパしてきた男2組も混ぜて、どんちゃん騒ぎ。

さらにはこの男二人が「気球に乗ろうぜ!」と誘ってきたので、ケイトは少し渋るそぶりを見せながらもそれに従うことに。この時点でカードキーがないことに気付きそうなもんなんだけど、彼女はバカだから気付かない。

そんで、気球に乗って楽しんでたはいいけど、なんと、男のうちの一人が固定用のロープを縛ってこなかったことが判明。気球は風力発電の風車みたいのが群がる地帯に流されていくのであった…って、バカすぎだろ。しかも、あろうことか、こいつら無断で知り合いの気球を拝借したらしく、気球のことに熟知してるわけではなかったことが後から判明。

いろいろあって、このバカ男2名は死亡。ケイトとミラは海上のほうまで流れてきて、眼下の船たちにSОSを送るなど、必死こいて助けを求めるんだけど、ぜんぜんうまくいかない。

でまぁ、そうしてジタバタしている中で、ケイトとミラは自分たちの心情やら過去やらを吐露し始めて、生き残りを図る中で絆を深めていくのであったーーということを描写したかったようだが、それらのシーンがなんの深みも感じさせず、どうでもいいシーンにしか見えない。

どうでもいいシーンといえば、警官がいろいろと調べる描写があるんだけども、あれも物語の展開にさほど影響をあたえておらず、必要があるとは思えない。

一方、ホテルに取り残された妹は、アレックが部屋に侵入してきたことに気付いてジタバタし、その流れでいつの間にか姉の捜索をし始めるという唐突な展開。生意気なクソガキだなと思ってたんだが、それなりに姉思いであることはわかる。であるが、大使館の職員を無理やり捜索ゲームに巻き込んで行く様には全く可愛げがなく、憎たらしさしか感じられない。

それに従う大使館職員は気の毒ではあるものの、さすがにもうちょっと捜しようがあると思うんだけどなぁ。なんで妹のほうの言うなりになっちゃってるのか意味がわからん。

そんで挙句には妹が盗んだゴムボートで沖合に出ていくのに同行しちゃうんである。バカなのか。いくらエンジンがついてるゴムボートとはいえ、あんな遠くまで行くとか自殺行為と思わんのかね。しかも、エンジン故障してるのか、オールで手漕ぎする始末(笑)。

さらにその途上で、ボートに穴が空いてて浸水してきちゃう。妹はそれに対応するため、職員のスマホを盗んで船底に固定することで水を防いでのけるーーんだが、どうしてスマホで水が防げるのか意味不明。

とかまぁ、その他いろいろ、間抜けシーンがひたすら続くんだけども、妹の執念だけはさすがで、どうしてアレだけ反発してた姉のために頑張れるのか、その辺の背景がわかる描写も皆無で、彼女はあきらめることなくケイトを探し続ける。そのおかげで、何とかケイトとミラはゴムボートに発見されて一命をとりとめるんである。

その裏で、アレックはミラ以外の女をそそのかして新たな盗みを働こうとしてたら、実はその女がアレックを出し抜いて有り金を奪って逃げていっちゃう。アレックもかなりのバカさを露呈してくれるのである。ドロボーが自分の持ち物ドロボーされてどうすんだよ、あほか(笑)。

映画 フローズンブレイク ネタバレ感想 ゴンドラ宙吊りパニック
スキー場の頂上を目指してロープ―ウェイに乗った男女4人が、突然停止してしまったゴンドラの中でジタバタする話。
映画 ザサンド ネタバレ感想 B級モンスター低予算突っ込みどころありすぎ作品
映画 ザサンド ネタバレ感想 B級モンスター低予算突っ込みどころありすぎな作品。突っ込みながら鑑賞するべき内容で、登場人物は軒並みバカ。おっぱいの女の子から始まりドラム缶男とか主人公の恋人とか、もちろん主人公もバカだし、ともかくまぁそういう内容です。
映画『デス・ゾーン/奇跡の生還』家族の絆を取り戻す過程を描いた珍作
『デス・ゾーン/奇跡の生還』(2000) 解説:『奇跡の人』のパティ・デューク主演による山岳アクション。自家用機で旅行に向かったキンケイド一家。だが自家用機は山中に不時着、さらに雪崩が起こってしまう。(「VIDEO INSIDER JAPA...

コメント

タイトルとURLをコピーしました