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映画 ザロック ネタバレ感想 豪華キャストの楽しめるアクション作品

ザロック
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ザ・ロック

―1996年公開 米 135分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:猛毒の神経ガス・ロケット弾を奪ってアルカトラズ島を占拠したテロリスト集団と、密命を帯びて島に潜入した2人の男の戦いを描いたアクション大作。スリリングなストーリー、大がかりなアクション、主演の3人の男優の好演など見どころは多い。「ホーリー・ウェディング」のデイヴィッド・ウェイスバーグとダグラス・S・クックの原案を基に、彼らとこれがデビューとなるマーク・ロスナーが共同で脚本を執筆。監督に前作「バッドボーイズ(1995)」でデビューし、注目されたマイケル・ベイが抜擢された。製作は「クリムゾン・タイド」「バッドボーイズ」などのヒットメーカー・コンビ、ドン・シンプソンとジェリー・ブラックハイマーで、95年に他界したシンプソンの遺作となった。エグゼクティヴ・プロデューサーはウィリアム・スチュアート、ルイス・A・ストローサー、主演のショーン・コネリーの共同。撮影は「ハードロック・ハイジャック」のジョン・シュワルツマン、音楽は「9か月」のニック・グレニー・スミスと「デンジャラス・マインド 卒業の日まで」のハンス・ジマー、美術は「クリムゾン・タイド」のマイケル・ホワイト、編集は「セブン」のリチャード・フランシス・ブルース、衣裳は「バッドボーイズ」のボビー・リード。特殊効果コーディネーターは「ツイスター」のマイケル・メイナーダス、特殊視覚効果はドリーム・クエスト・イメージスが担当。主演は「理由」のショーン・コネリー、「リービング・ラスベガス」のニコラス・ケイジ、「ニクソン」のエド・ハリス。共演は「トゥームストーン」のマイケル・ビーン、「12モンキーズ」のデイヴィッド・モース、「デンバーに死す時」のウィリアム・フォーサイス、「彼と彼女の第2章」のジョン・スペンサー、共に舞台で活躍し、これが映画デビューとなったクレア・フォーラーニとヴァネッサ・マーシルほか。(KINENOTE)

あらすじ:米海軍の歴戦の英雄ハメル准将(エド・ハリス)は、12人の部下と共に海軍兵器庫から致死性の神経ガス・ロケット弾を奪うと、観光客81人を人質にアルカトラズ島を占拠。ロケットの照準をサンフランシスコに向けた。ハメルが奪った新兵器の神経ガスを燃焼し、効力を失わせることができるのはプラズマ兵器だけだが、未だ開発中でタイムリミットまでに間に合うかはおぼつかない。残る手段はただ一つ、島に潜入してロケットの発射装置を除去するしかない。FBIの化学兵器スペシャリスト、スタンリー・グッドスピード(ニコラス・ケイジ)がその任務に選ばれた。かつて脱獄不可能な刑務所として知られたアルカトラズは、もともと複雑な設計に加えて増改築を繰り返したため、内部を知る者は誰もいない。ただ一人、33年前にここから脱獄した囚人ジョン・パトリック・メイソン(ショーン・コネリー)を除いては。メイソンは最高の訓練を受けた元SAS(英国特殊空挺部隊)の諜報部員だが、なぜかその存在は一切抹消され、裁判も行われぬまま60歳を越した今も幽閉され続けていた。メイソンは恩赦を条件に協力を要請するFBIの言葉を信じず、一瞬の隙をついて逃亡。シスコ市街で激しいカーチェイスを繰り広げ、ただ一人の肉親である娘のジェイド(クレア・フォーラーニ)と会っているところをFBIに包囲された。だが、グッドスピードはメイソンを囚人としてではなく、作戦の協力者として扱い、彼の信頼をかちえる。メイソンを案内人に、アンダーソン中佐(マイケル・ビーン)率いる海軍特殊部隊シールが海中から島に潜入するが、センサーに引っ掛かり、待ち伏せしていたハメルの部隊と銃撃戦となる。シールは全滅し、生き残ったのはグッドスピードとメイソンの2人だけだった。ハメルの部下の追撃を振り切りながら、彼らは一つまた一つとロケットを解体していくが、ついに敵の手に落ちる。メイソンはハメルと相対した時、彼の目にただのテロリストでない軍人の魂を見る。独房から簡単に抜け出した2人は、残る2基のロケットを探し始めた。タイムリミットが迫り、大統領は人質を見殺しにしても島を焼き尽くす苦渋の決断を下す。一方、メイソンと出会ったことで目覚めたハメルは、発射したロケットの目標をずらした。指揮官の翻意に怒った部下たちは反乱を起こし、ハメルは撃ち合って死ぬ。グッドスピードが残る1基のロケットを解体したことを発煙筒で知らせるが、一瞬早くプラズマ兵器を搭載した戦闘機が爆撃した。だが、建物には損傷はなく、グッドスピードも無事だった。FBI長官ウォマック(ジョン・スペンサー)に恩赦の意思がないことを知る彼は、メイソンを逃がした。メイソンは代わりにある場所を教えるが、それはケネディ大統領暗殺事件の真犯人をはじめ、彼がかつて調査した数々の重大事件の証拠を収めた、マイクロ・フィルムの隠し場所だった。(KINENOTE)

監督:マイケル・ベイ
出演:ニコラス・ケイジ/ショーン・コネリー/エド・ハリス/マイケル・ビーン/ウィリアム・フォーサイス/デイヴィッド・モース/ジョン・スペンサー

ネタバレ感想

90年代のアクション映画の中でもかなり評判のいい作品。俺自身は特に思い入れはないけども、楽しいことには間違いない。キャストも豪華で、ショーンコネリーにニコラスケイジにエドハリスにマイケルビーンにデビットモースに…。他にもたくさん。

本作でとにかくカッコいいのは、ショーンコネリーだ。幽閉先から娑婆に出て、髪をカットしてスーツを着込んだ姿が凛々しい。しかも役柄は単なる囚人ではなく、もともとイギリスの凄腕の諜報員だったという。まんまジェームズボンドじゃん。と思わせるし、その活躍ぶりもかなりボンド的。

喋る話にもユーモアがあるし、強いし、30年も檻の中で人生無駄にしてたことがもったいないくらいにイカすキャラなんである。

もう一人の主人公と言えるニコラスケイジは、このお話ではお調子者で頼りない感じで戦闘力は低めのキャラだが、彼は化学兵器に関しては一流の知識の持ち主。その能力において、この作品には欠かせない存在になっており、彼とコネーリー扮するメイソンが相互に助け合いながら、敵を追い詰めていくバディ展開が熱い。

対する敵軍のボス、エドハリスが演じるハメル准将はベトナム戦争や湾岸戦争などを経験した歴戦の英雄という設定。しかし、各戦地で、部下たちをないがしろにあつかいやがった政府に対して怒りを覚え、その思いに共感してくれる部下=戦友を集めて今回の作戦を決行するのだ。

ハメルの言っていることはわかるし、憤りもごもっともーーとは思うものの、この人は情がありすぎるせいか、やってることがブレてるようにも感じる。今回の作戦がうまくいかなかったのって、新参者の部下で、素性というか考え方をよく共有できてない兵士も受け入れちまったことにあるのではないか。あと、マイケルビーン扮する隊長が率いる特殊部隊が潜入してきたときに、部下たちを制御できずに撃ち合いになっちゃってるシーンなんか見ても、あんまり有能さが感じられない。

そもそも、ハメルの作戦は、強力な化学兵器と人質をダシにして政府と交渉をするというものだが、この人の性格ではもし政府が要求に従わなかった場合、大量殺戮できそうにも思えないので、なんか別の作戦にすればよかったのに、と思わなくもないーーんだけど、そういうツッコミをするのは野暮だなと思えるくらいには、楽しめる作品である。

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