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映画 バタリアン2 ネタバレ感想 懐かしいけどつまらない

バタリアン2
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バタリアン2

軍の発明した技術で墓や死体安置所から死者がよみがえり、脳みそを求めて人々を襲う話の続編。1作目と比べるとかなり質は落ちるのは仕方ない。ネタバレあり。

―1987年公開 米 89分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:ゾンビ・ガスのために死人が甦えり、人間に襲いかかるという「バタリアン」の続編。製作は前作に引きつづきトム・フォックス。監督・脚本は「他人の眼」のケン・ウィーダーホーン。撮影はロバート・エルスウィット、音楽はJ・ピーター・ロビンソン。特殊メイクは前作と同じケニー・マイヤーズ。出演はマイケル・ケンワーシー、ジェームズ・カレンほか。(KINENOTE)

あらすじ:軍トラックがゾンビ・ガスを運送中、ドラムカン1つを落して走り去った。ジェシー(マイケル・ケンワーシー)ら3人の少年がそれを見つけた。ジェシーを除く2人はカンを叩き、もれたガスを吸い、やがて変身していく。ガスは墓場へ流れ出し、雨が降ってガスは地中へ。おかげで死人が甦えった。納骨堂に死体を盗みに来ていたエド(ジェームズ・カレン)、ジョーイ(トム・マシューズ)と彼の恋人ブレンダ(スザーン・スナイダー)は死人に追いかけられ、ジェシーの家へ逃げ込む。ジェシーの話を信じなかった姉のルーシー(マーシャ・ディートライン)、TV修理屋トム(ダナ・アシュブルック)も、死人の群れを見て、あわてて逃げ出す。エド、ジョーイがおかしくなりマンデル医師(フィリップ・ブランズ)宅を訪ねるが、この医師のたよりないこと。軍が非常線を張り、トムらに銃弾を浴びせかけた。エド、ジョーイが変身し、ジョーイに頭をかじられてブレンダも死亡。残る4人は変電所に死人を誘い込み、感電死させて、完全に滅ぼすことに成功する。(KINENOTE)

監督・脚本:ケン・ウィーダーホーン
出演:ジェームズ・カレン/トム・マシューズ/マイケル・ケンワーシー/ダナ・アシュブルック/マーシャ・ディートライン/フィリップ・ブランズ

ネタバレ感想

Amazonのレンタル配信で見つけて、懐かしすぎたので鑑賞。1作目はかなりの傑作で大好きな作品なんだが、2作目はそうでもない残念な内容。まぁ、それを知ってて見たので何の文句もないのだが。

物語は1作目よりもさらにトンマな感じでスタート。頭悪そうな兵士のミスにより、トラックで輸送中のゾンビ・ガス入りのドラム缶が荷台から落ちちゃって、それに気付かずに基地に帰還しちゃうという間抜けぶり。

軍事機密ともいえる重要なものを、あんなザルすぎるセキュリティで、しかも輸送をバカに任せるアメリカ軍がバカすぎるわけだが、この作品はコメディなのだから仕方ない。

ただ、1作目もコメディよりだったとはいえホラー的恐ろしさもあったのは、やはり内容的に優れた作品だったからだ。2作めたる本作は、かなりコメディよりに振り切っているのに、別に笑えないし面白くもないというところがかなり残念。

あと、今回初めて気付いたが、墓泥棒のエディとジェシーを演じてた人は、1作目、事の発端となる倉庫で働いてたフレディとフランクのコンビだった。その辺の演出はなかなか憎いと言えば憎いし、二人が迎える顛末も前作と似たり寄ったりではあるものの、その辺がそんなに物語に興を与えられてないのが、やっぱり残念ですな(笑)。

また、1作目のラストの絶望感と比べると今作のラストはヌルい。子どもが主人公だったからだろうか。とか文句ばっかり言ってるけども、幼き日に鑑賞した懐かしさもあって、こうして最後まで観られちゃうのは、それなりに思い入れがあるからでもある。

ちなみにこのシリーズは5作目まであるらしいが、俺は未見。今、自分の書いた前作の感想記事を読んでたら、今作に少しだけ言及していた。最初に見た頃、けっこう面白がって鑑賞してたらしい。若者の感受性と、中年のそれは同じ人物でも異なるってわけだな(笑)。

映画 バタリアン ネタバレ感想 ゾンビ作品の名作の一つ
映画 バタリアン ネタバレ感想 ゾンビ作品の名作の一つ 実に懐かしい1985年作品。登場人物のチンピラたちが使っていたラジカセなんかも、今では本当に年代物。日本では今作の影響でオバタリアンなんて造語ができた。物語の展開、テンポも良く、飽きさせないとこがまた凄い。音楽もいいです。
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