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映画 THE INFORMER/三秒間の死角 ネタバレ感想

THE INFORMER
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THE INFORMER/三秒間の死角

FBIの情報屋として動いているピートが、麻薬組織やFBIに挟まれてジタバタしつつ、家族と自由の身になろうと頑張る話。ネタバレあり。

―2019年公開 英=米=加 113分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:ベストセラー小説『三秒間の死角』を「ジョン・ウィック」シリーズのプロデューサーが映画化。自由の身と引き換えにFBIの情報屋になったピートは、マフィアに潜入し、刑務所内の麻薬取引を仕切ることに。だが、FBIに裏切られ、絶体絶命に追い込まれる。出演は、「ロボコップ」のジョエル・キナマン、「ゴーン・ガール」のロザムンド・パイク、「スーサイド・スクワッド」のコモン、「ブレードランナー 2049」のアナ・デ・アルマス、「クローサー」のクライヴ・オーウェン。監督は、「エスコバル 楽園の掟」のアンドレア・ディ・ステファノ。(KINENOTE)

あらすじ:模範囚のピート(ジョエル・キナマン)は自由の身と引き換えに、FBIの情報屋として協力している。FBI捜査官ウィルコックス(ロザムンド・パイク)から麻薬組織への潜入を任され、組織のリーダーから刑務所内の麻薬取引を仕切るよう命じられる。仕事を断れば、妻子の命を危険に晒すことになる。ピートはFBIに組織を抜けたいと相談するが、ウィルコックスの上司モンゴメリー(クライヴ・オーウェン)はそれを拒否し、仮釈放を取り消すと脅しをかける。やむなく刑務所に舞い戻り、FBIの裏工作で競合組織を壊滅させるが、NY市警の横やりによって彼らに裏切られる。FBI、マフィア、NY市警、囚人たちのすべての組織から命を狙われる羽目になったピートは、彼らを出し抜き、脱出することができるのか……。(KINENOTE)

監督・脚本:アンドレア・ディ・ステファノ
出演:ジョエル・キナマン/ロザムンド・パイク/コモン/アナ・デ・アルマス/クライブ・オーウェン

ネタバレ感想

何となく気になってたのがネットフリックスで配信されていたので鑑賞。主人公の人を俺はあまり知らないが、ロザムンドパイク、コモン、クライブオーウェン、アナデアルマスとなかなか豪華なキャスト。

内容としては、主人公のピートがFBIの情報屋として、麻薬取引の殲滅に尽力することと引き換えに、過去の罪をなかったことにして自由の身にしてもらおうとジタバタする展開になっている。彼が自由の身になりたいのはアナデアルマス扮する奥さんと、彼女との間にできた娘と普通に暮らしたいから。

そもそも、この主人公はもともとは優秀な軍人で、退役したときに奥さんが暴漢に絡まれてるのを助けたらその相手を殺してしまい、20年の刑でぶち込まれていた。それを、FBIの情報屋として働くことと引き替えに娑婆に出てきて、麻薬の売人として情報を集めてたんだけど、ことあるごとに周囲が足を引っ張ってきたり、裏切られたりしてドツボにはまっていくことになる。

ということで、刑務所に入って以降の展開は、誰が味方で誰が敵なのかよくわからなくなってきて、観ているこっちも、主人公がどういう状況になっているのかがわからなくなってきて、まぁでもラストで何となく彼が希望のある終わりを迎えることで、まぁ、何となくハッピーエンドだからいいか。ってな具体に思わせられる内容になっていた。

要するに、細部が一回ではわかりづらいけども、大筋は何となくわかる内容なので、つまらなくはない。ないけども、表世界の黒幕というか最も汚い奴であるクライブオーウェンが捕まったのはいいとして、最初の目的だった麻薬組織の顛末がわからないところは、なんだかモヤモヤしちゃう。

主人公は別に悪者ってわけではなく、そもそも殺人しちゃったのは奥さん助けるためだったのにって考えるとなかなか気の毒な奴だが、アナデアルマスみたいな美人を奥さんにしちゃうと、そういう面倒ごとも起こるんだろうなぁ、などと、どうでもいい感想を述べてこの記事を終わる。

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