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映画 ターミナルベロシティ ネタバレ感想 チャーリーシーンが空を舞う

ターミナルベロシティ
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ターミナル・ベロシティ

―1995年公開 米 102分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:15千フィート上空からのスカイダイビングをフィーチャーした、スパイアクション・スリラー。時速270kmで落下する車から人間を救出するクライマックス場面をはじめ、題材に添ったアクションの見せ場がたっぷり。監督は「ブルージーン・コップ」「ガンメン」と活劇を得意とするデラン・サラフィアン。脚本はエグゼクティヴ・プロデューサーも兼ねる、「逃亡者(1993)」のデイヴィッド・トゥーヒー。製作はスコット・クルーフとトム・エンゲルマンの共同、撮影は「ダイ・ハード2」のオリヴァー・ウッド、美術はデイヴィッド・L・スナイダー。音楽はジョエル・マクニーリーで、主題歌はスティングの『ディス・カウボーイ・ソング』。SFXはクリストファー・F・ウッズが担当。主演は「ザ・チェイス」「メジャーリーグ2」のチャーリー・シーンと、初の本格的なアクションものへの出演となる「時の翼に乗って ファラウェイ・ソー・クロース!」のナスターシャ・キンスキー。共演は「スウィート・スウィートバック」などで知られる黒人映画作家で俳優のメルヴィン・ヴァン・ピーブルズら。(KINENOTE)

あらすじ:アリゾナ州フェニックス。荒っぽいが腕は一流のスカイダイビングのインストラクター、リチャードディッチブロディ(チャーリー・シーン)は、初心者の金髪美女クリス(ナスターシャ・キンスキー)の指導に当たる。だが、彼が目を離した隙に、飛行機からクリスが飛び出し、彼はすぐに後を追ったが、彼女は地面に叩きつけられた。責任を問われた彼の前に、検察局から来たというピンクウォーター(ジェームズ・ギャンドルフィーニ)が現れて協力を約束する。不審な状況に納得できないディッチは真相を探るべく彼女の部屋を訪ねるが、そこで暴漢の襲撃を受ける。危うく難を逃れた彼は、事故の瞬間を撮影したビデオを検証したが、落下するクリスの上空に別の機体が映っていた。ちょうどその時、上空に現れた謎の飛行機を追ったディッチは、さびれたガソリンスタンドで死んだはずのクリスに出会う。彼女は自分がCIAの工作員で、事故は偽装だったと打ち明ける。彼女に生存証明をしてもらいたい彼は、任務に協力することに。その夜、ある工場に潜入した2人はCD-ROMを入手するが、敵の襲撃を受けて逃亡する。しかもピンクウォーターも敵の1人だった。ディッチに真の信頼を寄せ始めたクリスは、本当は旧KGBの工作員でロシア・マフィアの密輸を追っていることを明かす。CD-ROMの情報を読み取った2人は、砂漠の飛行場に放置されているジャンボ機が密入国機であり、その中に大量の金塊があることを知る。ディッチはいつまでも事件が解決しないことにいらだち、クリスへの協力を断るが、たった1人で戦おうとする彼女を放っておけず引き返す。一味は拉致した彼女をキャデラックのトランクに閉じ込め、車を軍用機に積んで離陸した。ディッチは急遽チャーターした複葉機で接近し、軍用機の後部格納口へ飛び移る。敵との戦いのさなか、2人を乗せたキャデラックは空中に飛び出し、高空から落下する。空中でトランクのキーを開けて彼女を救出した彼のパラシュートが開き、2人は地上に着地する。墜落した軍用機から生き残ったピンクウォーターと対決したディッチは、相手を倒した。数カ月後、モスクワでクリスと勲章を授かるディッチの姿があった。(KINENOTE)

監督:デラン・サラフィアン
出演:チャーリー・シーン/ナスターシャ・キンスキー

ネタバレ感想

たぶん昔、地上波で鑑賞したことあると思うんだが、内容まったく忘れていたのと、チャーリーシーンがけっこう好きなので鑑賞した。

90年代の彼の作品って、私生活でスキャンダルまみれになっていく彼の素っぽい部分が、今観てみると垣間見えている印象。今作の場合は女好きのところとか(笑)。

で、内容はおもしろいかどうかというと、普通(笑)。冒頭で何かから逃げているように見える女スパイの背後からいきなり旅客機が着陸してくるとことか、荒唐無稽すぎる感があるけども、一応その辺の説明も大味ながらできている気がするし、クライマックスで上空からキャデラックと一緒に落下していくシーンとかは、なかなか迫力があって見どころ。

ただ、落下中の車のトランクを鍵で開錠するなんてことできるのかは疑問。それでもまぁ緊張感があって楽しめるシーンではある。

あと、チャーリーシーン扮するディッチが元体操選手で、しかもそれが元モスクワ五輪代表候補で、アメリカが参加ボイコットして夢を絶たれたという設定が後からきいてくるくるところなんかは、なかなか細かいところまで考えられているんだなと感心した。

でも、他に細部に突っ込んだり、楽しさを紹介したい気分にならないのは、この作品が普通だからだ(笑)。

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