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映画 シモーヌ ネタバレ感想 アルパチーノとCG女優

シモーヌ
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シモーヌ

売れない映画監督がCG女優を利用して作品を制作。思わぬ評判になったが女優がCGだと公表できずに隠し続けてたら殺人容疑までかけられることになるコメディ。アルパチーノがSF作品に出てるのって新鮮。ネタバレあり。

―2003年公開 米 117分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:CGの女優を使って世界を熱狂させる映画監督の姿を描いた風刺コメディ。監督・製作・脚本は「ガタカ」や「トゥルーマン・ショー」(脚本のみ)のアンドリュー・ニコル。撮影は「エデンより彼方に」のエドワード・ラックマン。音楽は「アダプテーション」のカーター・バーウェル。美術は「ガタカ」「9デイズ」のヤン・ロルフス。編集は「トリプルX」のポール・ラベル。衣裳は「ジャスティス」のエリザベッタ・ベラルド。出演は「ニューヨーク 最後の日々」のアル・パチーノ、スーパーモデルのレイチェル・ロバーツ、「マルコヴィッチの穴」のキャサリン・キーナー、「オータム・イン・ニューヨーク」のウィノナ・ライダー、「プラクティカル・マジック」のエヴァン・レイチェル・ウッド、「ザ・エージェント」のジェイ・モーア、「コール」のプルイット・テイラー・ヴィンスほか。(KINENOTE)

あらすじ:落ち目の映画監督ヴィクター・タランスキー(アル・パチーノ)の元に、彼のファンと名乗る怪しげなコンピューター・エンジニア、ハンク・アレノ(イライアス・コティーズ)が現われ、CG女優を作る画期的なソフトを開発したことを告げる。ハンクはまもなく絶命し、タランスキーの手元に女優創造PCソフトが残された。彼はそれを使って、完璧な美貌の女優シモーヌ(レイチェル・ロバーツ)を誕生させる。シモーヌの人気はすぐ爆発し、タランスキーの映画も大ヒットを記録。だが世界が熱狂するにつれ、実在しないシモーヌの秘密を守るため、タランスキーは四苦八苦するハメに。ついに限界を感じたタランスキーは、ウィルスファイルを使って、シモーヌのデータを消してしまう。しかし葬式でシモーヌの肉体がないのがバレて、タランスキーは殺人容疑をかけられる。やがて、コンピューターに強い彼の娘レイニー(エヴァン・レイチェル・ウッド)がデータを修復し、シモーヌは復活、タランスキーは釈放。そして元妻であったエレイン(キャサリン・キーナー)と復縁し、これからは家族ぐるみでシモーヌを操ることにするのだった。(KINENOTE)

監督・脚本・製作:アンドリュー・ニコル
出演:アル・パチーノ/レイチェル・ロバーツ/キャサリン・キーナー/ウィノナ・ライダー

ネタバレ感想

タイトルはどっかで聞いたことあったけど、アルパチーノ主演作だということすら知らずに放置していたSF作品。しかも監督は個人的に好きな作品が多いアンドリュー・二コル。

にしてもアルパチーノってこれ以外にSFに出てるのかね? あんまり考えたことなかったけど、俺が知る限りではこれしかないような。あるのかもしれんが、ともかくイメージがない。まぁ今作もCG女優が出てくる以外はほとんどSFっぽさはないんだけども。

ともかく、アルパチーノ演じるタランスキー監督は芸術路線で勝負したいらしいけども、ぜんぜん売れないし、作品で使いたかったウィノナライダー(作品内では別名)にもバカにされて去られちゃって、「役者なんてワガママばっかりだ!」と憤慨。

そんなところにCGで女優をつくりだすソフトを開発したエンジニアが現れる。彼はタランスキー作品を高評価してくれているからこそ、自分のソフトを使うべきと主張するが、まともに取り合わないタランスキー。

ところがある日、彼は開発したソフトを送り付けてくるのだ。何でかというと、彼は死んじまったのだ。で、タランスキーに自身のソフトを託したのである。

んで、タランスキーはパソコン苦手なんだけど、自分の理想とする女優、シモーヌ(レイチェル・ロバーツ)を作り出し、彼女を主演女優にした作品を世に出す。そしたらこれが大ヒット。彼女がCGであることを公表しないままに対応しているうちに、それを隠し通すしかない状況に追い込まれていってしまうのである。

この作品の面白いところは、作品をつくったのはタランスキーであるのに、世間はCG女優のほうにメロメロになってしまうところ。だから、タランスキーが重宝されるのは彼女と唯一連絡が取れる窓口役であるという理由に過ぎない。

で、公表できないままに彼女を実在の人間として対応するためにタランスキーが四苦八苦するさまが面白いのである。

その後、いろいろあって彼は、ウィルスによって彼女の記録を消去するんだが、世間的には彼女が亡くなったと公表。そしたら何と自分に殺人容疑がかかってまうのである。どうなっちまうのかと思ってたら、コンピューターに明るい彼女の娘がシモーヌのデーターを復旧してくれて、秘密を共有することになった娘と映画プロデューサーでもある元妻と共に、シモーヌを使った作品制作を続けることになるのである。

つまり、最終的には寂しい一人者だった男が、家族との生活を取り戻すことになってめでたしめでたしという話。

でもさぁ、タランスキーはこれからもCGを使った作品を作り続けるわけで、それはシモーヌあっての評価になっちまうと思うんだが、彼の創作意欲はそれで満たされるんだろうかってのが疑問。

俺は、有名になったタランスキーのところにウィノナ・ライダーが謝罪にきたときに、シモーヌを使わずに彼女を使った作品をつくる展開を期待してたんだが、そういう方向にはいかず。先に述べたようなヌルい結末に少し拍子抜けしてしまった。

2000年代初期の作品なので、CG女優の描写などにけっこう無理がある感じはしたが、今ならきっと、リアルの世界でもこの作品のようなことは実現可能なんだろうなぁと思った。

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