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映画 カリフォルニアダウン ネタバレ感想 ドウェインジョンソンの地震パニック

カリフォルニアダウン
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カリフォルニアダウン

アメリカのに西海岸を大地震が襲った。ドウェインジョンソン扮する救急隊員が、自分の仕事を打ち捨てて、娘の救出に奔走する筋肉ディザスターパニック。ツッコミどころがありすぎるが、ドウェインジョンソンの筋肉映画だと思えば楽しめないこともない。ネタバレあり。

―2015年公開 米 114分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:突如カルフォルニアを襲った巨大地震と津波の被害から人々を救出するヘリコプター・レスキュー隊の凄腕パイロットの勇姿を描く3Dディザスターアクション。監督は「センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島」のブラッド・ペイトン。出演は「ワイルド・スピード」シリーズのドウェイン・ジョンソン、「ナイト ミュージアム」のカーラ・グギーノ、「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海」のアレクサンドラ・ダダリオ。(KINENOTE)

あらすじ:1300kmに渡る超巨大地層“サン・アンドレアス断層”が横ずれ、大地震を巻き起こし平穏なカリフォルニアに猛烈な揺れが襲う。ロサンゼルス、サンフランシスコ、ラスベガスを容赦なく破壊、全米屈指の超高層ビル群やゴールデンゲートブリッジ、ビバリーヒルズが崩壊し、さらにはフーバーダムまでもが決壊、地面には深い亀裂が広がり、大津波が襲い掛かる……。都市文明が壊滅していく危機の中、高度上空での特殊任務に従事する消防庁ヘリコプター・レスキュー隊の凄腕パイロット、レイ(ドウェイン・ジョンソン)は捜索救難チームとして出動。救援を待つ人々、そしてサンフランシスコにいる娘(アレクサンドラ・ダダリオ)の救助に向かう。しかし、彼の闘いは、人類最大の困難はまだ始まったばかりであった……。(KINENOTE)

監督:ブラッド・ペイトン
出演:ドウェイン・ジョンソン/カーラ・グギーノ/カイリー・ミノーグ/アレクサンドラ・ダダリオ/ヨアン・グリフィズ/アーチー・パンジャビ/ポール・ジアマッティ

ネタバレ感想

冒頭、見るからに頭の悪そうなバカ女が自分の運転ミスで事故ってまい、命の危険にさらされる。そんなバカ女の救出に現れたのが、筋肉モリモリ救急隊員のドウェインジョンソン先生だ。先生はヘリコの操縦にも長けているし、救出術も一流なので、全部自分で仕事をやってのけて、バカ女を見事救出する。

そんな筋肉レスキュー男が、西海岸を襲った超巨大地震で崩壊していく街の中で、家族を守るために奮闘するのがこのお話だが、冒頭に書いたようにツッコミどころはかなりある。

例えば、筋肉モリモリレスキュー隊員は、仕事用のヘリを運転中に、自分の奥さん(離婚の危機にある)を救出するわけだが、気持ちはわかるとはいえ、それって職務放棄ではなかろうか。さらに奥さんを救出してからは、娘の捜索に出る始末。わかるよ、気持ちはわかる。ところが納得いかないのは、家族を救いに行く旨を本部に無線連絡して、それに許可が下りちゃっているところだ。

救出隊員がそんなことしていいの? とはいえ、確かに救出作業なんて無意味なんじゃないかと思っちゃうくらいに、すさまじいほどの巨大地震で街という街が壊滅状態に陥っちゃうので、本部のほうも半ば市民の救出を諦めていたと解釈できなくもない(笑)。

ディザスターパニックものがそれなりの評価を得るためには、文明が崩壊していくくらいの大規模なカタストロフが見せ場になるわけで、その辺はこの作品はクリアできているとは思うものの、モブキャラはバタバタ死んでいく割には、さほど多くない主要人物たちがほぼ全員生き残っちゃうところが何ともご都合主義に感じてしまう。

こういうパニック作品で生き残るには運が必要で、この登場人物たちはそういう意味で、全員の運がいい。命を守るための選択肢がほぼ的中するし、あんだけ崩壊した街のなかで、お互いが再会できちゃってるからね。

まぁでも、この作品の主人公は、あの筋肉モリモリ男なのだから、彼が見せつけてくる筋肉パワーとその存在感を楽しむのが正しい見方ともいえる。そもそも、襲ってくる津波が頂点に達する前に突入して、波を乗り越えちゃおうなんて発想は、脳味噌が筋肉でできてるパワー系の彼にしか出てこないうえ、そんなことが成功できるのも、彼の筋肉を頼りにした気合があってこそだからだ(笑)。

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