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映画 ムーンフォール ネタバレ感想 エメリッヒらしいSFディザスターパニック

ムーンフォール
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ムーンフォール

月が地球に衝突することになったので、元宇宙飛行士とNASAの職員と陰謀論者の自称博士の3人が、月の内部に特攻をしかけて危機を回避しようとジタバタする話。荒唐無稽なお話を強引な展開でラストまで導いていく、実にエメリッヒらしいバカ映画。ネタバレあり。

―2022年配信 米 130分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:ローランド・エメリッヒが共同脚本・監督を務めるSFアクション・ディザスター・スリラー映画。出演は、ハル・ベリー、パトリック・ウィルソン、ジョン・ブラッドリー、チャーリー・プラマー、マイケル・ペーニャ、ドナルド・サザーランド。2022年2月4日にライオンズゲート社から公開された。 (wikipedia)

あらすじ:謎の力によって地球の軌道から外れた月が、我々人類が知る限りの生命体と衝突するコースへと急降下する。衝突まであと数週間、世界は滅亡の危機に瀕していた。NASAの重役で元宇宙飛行士のジョー・ファウラー(ハル・ベリー)は、人類を救う鍵を持っていると確信していたが、彼女の過去を知る唯一の人物で宇宙飛行士のブライアン・ハーパー(パトリック・ウィルソン)と陰謀論者のK・C・ハウスマン(ジョン・ブラッドリー)だけしか彼女を信じていなかった。このありえないヒーローたちは、大切な人たちを残して宇宙へ向かうという不可能な最後のミッションに挑むことになるが、月は人類が思っているようなものではないことに気づく。 (wikipedia)

監督:ローランド・エメリッヒ
出演:ハル・ベリー/パトリック・ウィルソン/ジョン・ブラッドリー/マイケル・ペーニャ/ドナルド・サザーランド

ネタバレ感想

ディザスターパニック作品はアサイラム社とかの笑える駄作も含めてけっこう好きなので、本作も配信を心待ちにしていた。だって、監督がエメリッヒだからね(笑)。彼の監督作と言えば、『2012』とか『インデペンデンスデイ』シリーズとか『ホワイトハウスダウン』とかとか、まだほかにもいろいろあるけども、どれもド派手で大味で、人間関係も類型的な描かれ方をされてて、「ザ・アメリカ」感が満載。

まぁそこが彼の持ち味なんで、傑作と呼べるほど面白い作品はないけども、娯楽としてはそこそこ楽しめるんである。中には酷いの作品もあるんだけど(笑)。てなわけで、彼の作品であるという前知識を得て鑑賞した本作の感想は、やっぱりエメリッヒの作品だなぁ。というところに尽きる。ある意味、このブレなさは褒めてもいいのかもしれん。

で、この作品のぶっ飛んでいるのは、最初は単なるディザスターパニックに思わせておいて、途中から人類以外の知的生命が存在することを匂わせてきて、実際にそれが登場しちゃうところにある(笑)。

俺の事前の予想では、月が地球に衝突しそうになったから、お偉方とか有識者とかがジタバタしつつその危険を回避しようと躍起になる。その一方で、主要な人物の家族やその他の人間たちが、天変地異によって崩れ去っていく文明社会からの生き残りを図って、テンヤワンヤの大移動をする。最終的に危機を脱して、それなりの希望を残して劇終を迎えるーーというものだった。

で、基本的には上述したような話ではあるんだけども、本作ではこの大筋の話の中にAIの生命体と、人類をつくり出した知的生命体を絡めてきちゃうところ。実にバカバカしく荒唐無稽(笑)。さらに、自称博士が唱えていた「月=巨大建造物」までが本当のことだと証明されちゃうからね。そんなバカな話があるかよ(笑)。

まぁでも、そんなオカルト情報誌『ムー』的なお話を恥ずかしげもなく題材にして、堂々と描き切っているのは、すごいことだ。さすがエメリッヒである(笑)。

てなことで、正面から向き合うよりも、気楽な気持ちで付き合ってあげれば楽しめる作品です。決してバカにしているわけではない。

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