ホワイトハウス・ダウン
ジェラルド・バトラーのハチャメチャアクション、『エンドオブホワイトハウス』とごっちゃになる、『ダイハード』を下敷きにしたような感のあるアクション作品。ネタバレあり。
―2013年公開 米 132分―
解説とあらすじ・スタッフとキャスト
解説:「アメイジング・スパイダーマン」のジェームズ・ヴァンダービルトによる脚本を「インデペンデンス・デイ」のローランド・エメリッヒ監督が映画化。ホワイトハウスが謎の武装組織に乗っ取られ、徹底的に破壊されていく危機を描く。出演は「G.I.ジョー」シリーズのチャニング・テイタム、「ジャンゴ 繋がれざる者」のジェイミー・フォックス、「クレイジー・ハート」のマギー・ギレンホール。(KINENOTE)
あらすじ:議会警察官のジョン・ケイル(チャニング・テイタム)は、大統領ジェームズ・ソイヤー(ジェイミー・フォックス)を警護するシークレットサービスの面接を受けるが不採用となってしまう。幼い娘エミリー(ジョーイ・キング)をがっかりさせたくないと考えたジョンは、娘と共にホワイトハウスの見学ツアーに参加するが、突然謎の武装集団が現れ、ホワイトハウスを占拠する。合衆国政府が大混乱に陥る中、大統領とエミリー、そして国家の運命はケイルの手に託されることになる……。(KINENOTE)
監督:ローランド・エメリッヒ
出演:チャニング・テイタム/ジェイミー・フォックス/マギー・ギレンホール/ジェームズ・ウッズ
ネタバレ感想
人質をとられていて、その中に肉親がいる。舞台は閉鎖空間である――。このあたりが『ダイハード』との共通点。この物語の主人公のケイルはそれに加えて、大統領の命を守りぬくーーという任務も負っている。
彼の娘は何がきっかけかは忘れたけども、ホワイトハウスおよび大統領大好きな政治マニア。なんとも早熟な少女だなと思わせるし、ラストの展開などは引いた。紙一重でヒーローになったが、あんな旗振っている前に普通の子どもだったら一目散に逃げると思うんだが(笑)。
まぁそんなことを突っ込んでも仕方ない。
この作品に登場する大統領(ジェイミー・フォックス)は、これまた『エンドオブホワイトハウス』に出てくる大統領並に、政治家の鑑みたいな人物だ。こういう人間が為政者であればそれなりに世の中もマシになるんだろうなと思われるが、自分の見たい景色だからってホワイトハウス付近でヘリコプターを低空で飛ばさせるのはどうかと思うぞ(笑)。
大味な展開ではあるが、アクション作品としてはそれなりに楽しめるので、暇つぶしにはもってこい。ローランド・エメリッヒの監督作の中では楽しめる内容であった。
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