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映画 ザ・シューター 極大射程 ネタバレ感想

ザシューター極大射程
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ザ・シューター 極大射程

2000年代の良質アクション作品の一つ。マーク・ウォルバーグ扮するスナイパーのスワガーが超人的な強さでもって、自分を嵌めた奴らをぶちのめす痛快作品。ネタバレあり。

―2007年 米 125分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:元アメリカ海兵隊のスナイパーが国家的陰謀に立ち向かうサスペンス・アクション。スティーヴン・ハンター原作による“ボブ・リー・スワガー”シリーズ第一作『極大射程』の映画化。監督は「トレーニング・デイ」のアントワーン・フークア。出演は「ディパーテッド」のマーク・ウォールバーグ、「クラッシュ」のマイケル・ペーニャ。(KIENOTE)

あらすじ:アフリカの小国エリトリア。海兵隊の特殊部隊に所属する狙撃の名手ボブ・リー・スワガー(マーク・ウォールバーグ)は、相棒のドニーと岩山での偵察任務を遂行していた。そこへ武装車両の隊列が現れ銃撃戦がはじまる。応援を要請するが無線はつながらず、愛する妻を故郷に残してきたドニーが命を落としてしまう。それから3年、軍隊をリタイアしたスワガーは、世間との縁を切り、ワイオミングの山中で愛犬のサムとひっそり暮らしていた。そんなある日、名誉勲章に輝く退役軍人アイザック・ジョンソン大佐(ダニー・グローヴァー)がやってきた。大佐は、全米各地を遊説する大統領に対し暗殺の動きがあるため、880ヤードに渡って敷かれる警戒網の外から狙撃を行う可能性のある場所を特定してほしいという依頼に来たのだった。依頼を引き受けたスワガーは早速各地を検証、フィラデルフィアにある独立記念会館前の広場を割り出した。演説当日、スワガーは監視にあたり、アイザック大佐の指揮する部隊が犯人グループを取り押さえる手筈になっていた。演説がはじまり、極度の緊張の中、スワガーの監視スコープの中にライフルの先端が浮かび上がる。無線で突入の指示を出すが、ライフルは大統領に狙いをつけたまま微動だにしない。おかしいと思った瞬間、2発の銃声が響き渡る。1発は大統領に向かって、そしてもう1発は、スワガーの背後から彼に向かって放たれたのだった。しかも狙撃されたのは大統領ではなく、その隣にいたエチオピアの大司教だった。しかも、スワガーが狙撃犯だという証拠が続々と発見される。巨大な陰謀に巻き込まれたことを知ったスワガーは、非常線をくぐり抜け、独り立ち向かうことを決意する。(KINENOTE)

監督:アントワン・フークア
出演:マーク・ウォルバーグ/マイケル・ペーニャ/ダニー・グローヴァー/ケイト・マーラ/イライアス・コティーズ/ローナ・ミトラ

ネタバレ感想

自分を嵌めたうえに愛犬まで殺されちゃったスワガーがブチ切れて、自分を陥れた大佐や上院議員らをこらしめにかかる。スワガーはスナイパーとしての腕だけでなく、その他の銃器の扱いや格闘術も一流。さらに過酷な環境でも生き残れるサバイバル能力に長けている、超優秀な元軍人。

ともかく強すぎる。FBIの新米捜査官や軍人時代の元相棒(故人)の奥さんらの協力を得ているとはいえ、あまりにも有能なので、国家レベルの陰謀すら覆すことができちゃう。と、考えるとこの人がその気になったら、国家の陰で暗躍していろいろ権力握れちゃうんじゃないかと思わぬでもない。

この作品の面白いのは、その有能すぎるスワガーが己の技術と経験を駆使して、自分に敵対してくるやつらを容赦なくぶちのめしていくところ。2時間を超える長尺だが、途中もダレることなくスリリングに物語が展開していく。

脇を固める奴らもよく、新米FBI捜査官は最初にヘマをやらかしたので上司たちに軽く扱われちゃうけども、ひそかに捜査を進めながら事の真相に迫っていき、スワガーと共闘することになる。つまり、けっこうデキる奴なのだ。

もう一人、スワガーの軍人時代の相棒だった奴の奥さん。彼女は事の成り行きでスワガーに手を貸すことになる。で、拉致されちゃってひどい目に合わされるところは気の毒だが、ラスト近くで自分を辱めてくれた男を射殺しちゃうという度胸の持ち主。よっぽど憎たらしかったんだろうが、すげぇなおい。

ついでにもう一人、捜査官のことを陰で助けてやる先輩の女性、これをローナ・ミトラが演じている。涼しげな美人でエロイ(笑)。

てなことで、アクション好きな人にはおすすめの良作です。

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