ゾンビプレジデント
台湾の立法院で起こったゾンビ騒ぎの顛末を描いた台湾のゾンビコメディ。過剰なギャグ描写が延々と続くハイテンションな内容なので、人を選ぶ感じ。ネタバレあり。
―2021年公開 台 96分―
解説とあらすじ・スタッフとキャスト
解説:台湾の立法院を舞台に、ゾンビ化した政治家たちが繰り広げる騒動を描いたホラーコメディ。化学工場建設を巡る審議の真っ最中の立法院。反対派と賛成派が対立し、事態が紛糾する中、壇上の総統が突如、ゾンビ化。たちまち政治家たちが生ける屍と化していき……。出演は「悲しみより、もっと悲しい物語」のハー・ハオチェン、「花椒の味」のメーガン・ライ。台湾の新鋭ワン・イーファンの長編監督デビュー作。(KINENOTE)
あらすじ:化学工場建設を巡る審議の真っ最中の台湾の立法院。反対派と賛成派が対立し、事態が紛糾する中、壇上に上がった総統が突如、ゾンビ化。たちまちゾンビウィルスが拡がり、その場は生ける屍となった政治家だらけに……。地獄絵図と化したゾンビ国会から、武術使いの女性立法委員インインと、彼女に片思いする新米委員ヨウウェイは脱出できるのか?(KINENOTE)
監督:ワン・イーファン
出演:ハー・ハオチェン/メーガン・ライ/フランチェスカ・カオ/トゥオ・ツォンホア/ヤン・ワンルー
ネタバレ感想
レンタルで鑑賞。ゾンビ映画って世界各国でうなるほどつくられ続けていて、しかも内容はピンからキリまで有象無象。粗製乱造な感すらもありますな。
で、このゾンビ作品は何が特徴かっていうと、最後までハイテンションでギャグをかましつつ勢いで押し切るところか。
本当にバカバカしいギャグシーンをこれでもかってくらいに立て続けに出してきて、グロシーンはほとんどないものの、血しぶきだけは大量。
これが最後まで続くので、このギャグ描写に耐えられない人はサッサと終わってくれとすら思うであろう内容。個人的にも、それぞれのボケのほとんどが滑っているように見えて、要するに面白くはなかったのである。
まぁでも、勢いで最後まで押し切っちゃうのは別にいいと思うし、ダラダラつまらん描写をされるよりはずいぶんマシ。主人公の二人が恋仲になるのも予想はつくし、誰が死んで誰が生き残るかってのも予定調和な感じで進んでいくものの、まぁ1回鑑賞するくらいならいいんじゃないかなぁという内容でありました。もちろん、人に勧めたいほどではないが(笑)。主人公の一人である女性はけっこう美人でした。
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