プラウド・メアリー
―2018年製作 米 89分―
解説とあらすじ・スタッフとキャスト
解説:タラジ・P・ヘンソン主演によるスタイリッシュ・ガンアクション。美しき殺し屋・メアリーはある男を始末するが、その息子の存在を知って罪悪感を抱いていた。1年後、メアリーは麻薬密売組織に雇われているその少年を解放しようと試みるが…。【スタッフ&キャスト】監督:ババク・ナジャフィ 撮影:ダン・ローストセン 出演:タラジ・P・ヘンソン/ダニー・グローヴァー(KINENOTE)
あらすじ:タフで美しいマフィアの殺し屋メアリーは、標的の男が住む家に潜入し始末するが、息子の存在を知り罪悪感を抱いていた。一年後、彼女は“ファミリー”の麻薬密売組織に雇われているその少年を解放しようと仲間を説得するが、口論の末に銃で殺してしまう。仲間の殺害が“ファミリー”にバレたことで少年が捕らわれてしまい、命を懸けて少年を守ると決心したメアリーは、敵のアジトに乗り込む!果たして最後に生き残るのは…!? (「Oricon」データベースより)
監督:ババク・ナジャフィ
出演:タラジ・P・ヘンソン/ダニー・グローヴァー
ネタバレ感想
ネットフリックスで配信されてたので鑑賞。話の展開はどこかで見たことあるような既視感覚える内容で、こちらの予想を裏切ることなく劇終を迎える。そういう意味では安心して気軽に観られるアクション作品なんだけど、他作品とほとんど同じなら、別に観なくてもいいとも言えちゃうよな。
具体的に作品名をあげられないんだけど、メアリーと少年、それぞれが現状の立ち位置に至るまでの背景なんかは、いろいろな作品の登場人物の中で類似の描かれかたがされていたはずで、あの二人が育む関係性とか、その交流を阻もうとする敵側の存在なんかも、いかにも類型的というかこれまでに見たような感じなのだ。そして、メアリーらが劇中で繰り広げることも。
で、何度も言うけど、物語は予想のとおりに進んじゃってハッピーエンドで終了。唯一、敵アジトに乗り込むラストのアクションはなかなかスゴイなと思えるんだけども、そこに至るまでのメアリーの感情的な動きやそれによって自分の身を守ろうとする行動がアホすぎちゃって、だったら最初から組織を全滅させときゃいいじゃんと思わなくもない。つまり、その間のドラマパートなんてほとんど必要ないんではないかと…。
そもそも、美人な殺し屋って紹介があるけども、その役者がタラジ・P・ヘンソンてところがね…。ごめんだけど、配役ミスな気がしてならぬ。
この作品はネットフリックスで鑑賞できます(2020年2月時点)。
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