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映画 プライマル・レイジ ネタバレ感想 弓矢を使う、賢いビッグフット

プライマルレイジ
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プライマル・レイジ

ありそうであんまりみたことのない、ビッグフットを題材にしたモンスターパニック。この猿はパワーがすごいだけでなく、人間と同じように武器をつかうところだ。賢いね。ネタバレあり。

―2018年公開 米 106分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:自然界最大の謎といわれる“ビッグフット”と人間との壮絶なバトルを映し出すサバイバル・ホラー。森の中で何者かが放った石によって負傷した夫マックスと妻アシュリー。二人は謎のハンター集団に囲まれるが、その時、巨大な影が現れ、次々と彼らに襲いかかる。妻のアシュリー、夫マックスを演じるのは、本作が本格デビューとなるキャシー・ガリアルディとアンドリュー・ジョセフ・モンゴメリー。共演は「タイ・カップ」のエロイ・カサードス。「スパイダーマン」などの特殊効果を担当したパトリック・マギーの監督デビュー作。2018年7月14日より新宿シネマカリテにて開催される『カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2018』にて上映。(KINENOTE)

あらすじ:アメリカ太平洋岸北西部の片田舎。およそ1年間の刑期を終え出所した夫のマックス(アンドリュー・ジョセフ・モンゴメリー)を乗せ、妻アシュリー(キャシー・ガリアルディ)は、祖母に預けた息子ジェームソンの元に急いでいた。ところが、広大な森に差し掛かった時、何者かが放った石がマックスの頭部を直撃、崖を転げ落ち、川底に放り込まれてしまう。なんとか一命を取り留めたマックスとアシュリーだったが、森から道路に戻る途中、二人は謎のハンター集団に囲まれ、アシュリーが襲われそうになる。その時、巨大な影が森の中から出現。獣とも猿人とも区別のつかない不気味なその生物は、先住民の間で伝説となっている“ビッグフット”であった。ナイフと弓矢、そして強靭な肉体を駆使し、人間狩りを始めるビッグフット。人間たちを血祭りに上げながらオスの本能でアシュリーに異常な興味を抱き、ビッグフットは彼女を自分の棲家へ運んでいく。一方、妻をさらわれたマックスは地元の保安官と共にアシュリー奪還のため、ビッグフットとの絶望的な戦いに挑むのだが……。(KINENOTE)

監督・脚本・製作:パトリック・マギー
出演:キャシー・ガリアルディ/アンドリュー・ジョセフ・モンゴメリー/エロイ・カサードス

ネタバレ感想

なんというか、鑑賞している間から、『プレデター』の影響を多分に受けている作品だなぁという印象だった。森の中が舞台で、武装した男たちが屠られていく様とか、ムショ帰りのマックスが1対1でビッグフットと死闘を繰り広げるところとか、ラスト、たくさんのビッグフットが出てくる場面なんて、オチはちょっと違うけども『プレデター2』を彷彿とさせる。

で、内容なんだけども、まぁ普通な感じだったな。よくわからないというか、ツッコミたいのは、河原でぬれた衣服を焚火の日に当てながら一夜を明かした主人公夫婦。翌朝奥さんの服がなくなっちゃってることに気付くんだけど、普通だったら誰が持ち去ったのかもっと疑問に思うはずだろ。なんであっさりあの場を立ち去れるのか、意味がわからんぞ。

あとは、ハンターたちの流れ弾受けて気絶したマックスを助けてくれるお婆さん。なんか魔女みたいなんですけど、何者なんでしょうか。めちゃくちゃ親切な人だ。外見がかなりキモいけど。

オラついているハンターたちがあっさり屠られていくシーンはなかなかよろしいと思うけど、あいつら本当に感じ悪いよね。俺だったらぜったい先のこと考えて助けなんて求めないけどな。裸同然の美人な奥さんがを連れてたら、あんなことしないでしょ。案の定、奥さんもけっきょくは奴らに同行せざるを得なくなるわけだし。

ついでに奥さんが気の毒なのは、あれ、ビッグフッドにレイプされちゃってますよね。おぉ、酷い。マックスは奥さんを守るためにいろいろ頑張るんだけど、最後まで頼りになるのかならんのかよくわからん奴だったな。一応、奥さんはラストで逃げ切ることができたんだろうけど。

よくわからんと言えば、なんで地元民の中で意味深な伝説として語り継がれている存在なのに、これまでビッグフットたちの存在が発覚しなかったのかというところだ。あんなにたくさん数がいるなら、もっと被害が出ていそうなもんだけど。弓矢つくったり手斧みたいの使えるくらい頭いいんだから、人里を襲ってきそうなもんだけどなぁ。それをいったら作品成り立たないんだけど。

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