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映画 殺し屋1 ネタバレ感想 全員イカレてる!

殺し屋1
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殺し屋1

原作は未読なのでどこまで忠実に再現されてるかは分からん。にしても、予想以上にぶっ飛んだ変態映画で驚いた。結構グロいし、出てくる人間にまともな人間がほぼいないので好みが分かれそうな内容だ。俺は楽しめた。ネタバレあり。

―2001年公開 日=香=韓 128分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:究極のマゾのヤクザと気の弱い殺し屋との壮絶な戦いを活写するバイオレンス・コメディ。監督は「天国から来た男たちTHE GUYS FROM PARADISE」の三池崇史。山本英夫による同名コミックを基に、「金髪の草原」の佐藤佐吉が脚色。撮影を「RED SHADOW赤影」の山本英夫が担当している。主演は、「ELECTRIC DRAGON 80000V」の浅野忠信と「迷猫MAIGO」の大森南朋。第10回日本映画プロフェッショナル大賞作品賞&監督賞受賞、日本・香港・韓国合作作品。スーパー16ミリからのブローアップ。(KINENOTE)

あらすじ:暴力、セックス、ドラッグ、殺しが蔓延る多国籍街・歌舞伎町。その一角にあるヤクザマンションと呼ばれるビルに事務所を構える安生組の組長が、組の資金3億円と共に姿を消した。若頭・垣原は組長捜しに乗り出すが、その時既に組長はヤクザ壊滅を企む謎の手配師・ジジイによってマインドコントロールされた、靴の踵に仕込んだ鉈を武器とする泣き虫の殺し屋・イチに殺されていた。そのことを突き止めた垣原は、組長の仇を討つべく手下の高山や会長・中沢、イチに過去の自分を投影する鉄砲玉の金子、双子のサド刑事・二郎と三郎、敵対する組の船鬼や鈴木ら周囲を巻き込んでイチ捜しを開始。だが、実は究極のマゾである彼の目的は、やがてイチの無情な殺戮方法に対する興味へと移行していく。そして、遂にイチを捜し出した垣原は、イチに痛めつけられる期待に胸を膨らませるのであったが、肝腎のイチは不甲斐なく彼の期待に応えてはくれなかった。そこで、絶望した垣原は自らの耳に針を刺し自分を痛めつけると、イチに倒される妄想を見ながら投身自殺するのであった。(KINENOTE)

監督:三池崇史
出演:浅野忠信/大森南朋/塚本晋也/SABU/エイリアン・サン/國村隼/松尾スズキ/寺島進/モロ師岡

ネタバレ感想

大森南朋の演じるイチのキレっぷりが恐ろしいし、変態だし、気の毒なんだけど、子どもから大人に成長できずにいる感じにイライラもさせられた。

彼が作品内の境遇にあるのは、ジジイとかいうオッさんがマインドコントロールしているからで、このオッさんが本作中では最も悪人なわけだが、最後の自殺のシーンは、現実に起きた出来事ってことでいいのかな?

ラストの、どれとどれが浅野忠信演じる垣原の妄想なのか、実はよくわからなかったんだけども、登場人物全員のイカレっぷりが楽しめたので、その辺の細部はどうでもよかったりする。いい意味でみんながトチ狂ってて、面白い作品です。

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