スポンサーリンク

映画 マインドケージ ネタバレ感想 ラストの展開が…

マインドケージ
スポンサーリンク

マインドケージ

女性の遺体に装飾を施す殺人事件が発生。過去の事件の模倣犯の存在を感じた刑事2人が、オリジナルの殺人犯の力を借りて事件の真相に迫っていく。どっかで観たことあるような設定で進んでく物語のラストが荒唐無稽(笑)。ネタバレあり。

―2022年製作 米 96分―

スポンサーリンク

解説・スタッフとキャスト

解説:模倣殺人犯に悩まされる2人の刑事(マーティン・ローレンス、メリッサ・ロクスバーグ)が、有能な連続殺人犯(ジョン・マルコヴィッチ)に協力を求めるサイコスリラー。(amazon)

監督:マウロ・ボレッリ
出演:ジョン・マルコヴィッチマーティン・ローレンスメリッサ・ロックスボロージェイコブ・グロドニックエイダン・ターナー

ネタバレ感想

レンタルで鑑賞。今作みたいな猟奇的な連続殺人ものの作品って昔と比べるとかなり小粒になったよなぁ。で、今作も『セブン』と『羊たちの沈黙』を足して2で割ったら何にも残らなかったみたいな感じになっちゃってるーーという言い方は酷すぎかも。それなりに途中までは楽しめるからね。

特に、ジョンマルコヴィッチ扮する過去の殺人犯の手法を模倣した新たな殺人鬼がいるって展開は珍しくもないけども、物語に興味を与える役には立っている。あとは、遺体にヘンテコな装飾を施すところとかね。何であんなめんどくさいことするんだって思うけども、猟奇的な殺人犯ってのはそういうもんであって、ありがちではあるものの、今作の良い所ではある。

では何がダメかって、まずは二人の刑事が事件の捜査を完全にマルコヴィッチに頼っちゃってるところかな。この二人は彼のヒントを得てるだけで、自力で事の真相に迫っているようには見えないところが何とも。

んで、ラストの展開が酷い。確かにそれっぽいことは匂わせてはいたけども、実は真犯人はマルコヴィッチに憑依されてたマーティンローレンス扮する刑事だったと。否、マルコヴィッチに憑依されていたマーティンローレンスと言うべきか。なんと、マルコヴィッチには特殊能力があって、自分が絵を描いた人物に憑依できるのだ! …ってなんだよそれ。アホか。

んで、それに気付いたのは物語上では女性刑事のみってことになってるみたい。この女性刑事、相棒がマルコヴィッチに憑依されていたのだってなことは上司らに訴えない。まぁそれはそうだ。気がふれたのかと思われるだろうし、だけど、やけにあっさりしてて、その事実を受け入れちゃってるのがねぇ。

マーティンローレンスは人を操る能力について調べてたっぽくて、女性刑事にそのことを共有したときに、彼女は思いっきりそれを拒否してたくせに、いざ真実を知ったら簡単にそれを受け入れてたわけで、だったらもう少しマーティンローレンスに申し訳なさそうなふるまいしろやって思ってしまった(笑)。一応、復讐を果たしてはいるものの、何ともヘンテコなラストだったなぁ。

あと、マーティンローレンスがこういうシリアスな役を演じてるのを俺は初めて見たので、その辺は新鮮ではあった。

映画『セブン』ネタバレ感想Life is a bitch!憂鬱な雨が降り続ける作品
暗い内容だけど犯人含めて登場人物それぞれに個性があって、何回見ても面白い作品です。娼婦の館みたいなとこの店長に事情聴取をするシーンがありまして、ミルズが店長に聞きます。「あんな所で毎日のように人の出入りを見続けて、何が面白いんだ?」。すると店長、「面白くなんてねぇよ。だけど、それが人生だろ?」。嫌だなぁ・・・。ネタバレあり。
映画 ブレスラウの凶禍 ネタバレなし感想 ラストまで二転三転する話
それぞれの犯行がけっこうな残虐さで、荒唐無稽なのが笑える。グロいシーンもあるんだけど作りものっぽさ丸出しなんで、特に気持ち悪くはない。短くまとまってるしそれなりに楽しめるので、悪くはない内容でした。
映画 アナザヘヴン ネタバレ感想 脳みそシチューはいい匂い
内容的にはツッコミどころかなりあるんだけど、けっこう好きでDVD購入して何度も鑑賞している作品。昭和的やさぐれ刑事の飛鷹(原田芳雄)と、スマートなイケメン刑事、早瀬(江口洋介)。二人の刑事が犯人を追いつめるバディームービ―である。
映画 ダブルビジョン ネタバレ感想 道教VS刑事とFBI
映画 ダブルビジョン ネタバレ感想 道教VS刑事とFBI 台湾を舞台にした猟奇殺人事件を追う刑事たちの物語。台湾警察の国際課の刑事と、アメリカから派遣されてきたFBIの捜査官がタッグを組んで謎の連続殺人の犯人を捜査。その過程で二人の間にちょっとした友情が育まれる、バディムービー的な展開も楽しめる。

コメント

タイトルとURLをコピーしました