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映画 ザウェーブ ネタバレ感想 ジャスティンロングが薬でトリップする話

ジャスティンロング主演ザ・ウェーブ
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ザウェーブ

出世のために頑張る雇われ弁護士が、仕事の成功を祝してドラッグをやったら幻覚なのかリアルなのかよくわからない体験をして、人生から転落していく。果たして彼はリカバリーできるのか。なんだかよくわからないけど、主人公が自分の人生に落とし前をつけたのは理解できた。ネタバレあり。

―2019年製作 アメリカ 90分―

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あらすじ・スタッフとキャスト

あらすじ:保険会社で働く弁護士フランクは昇進のチャンスをつかみ、同僚のジェフと祝杯をあげるため街に繰り出す。しかし幻覚ドラッグを摂取したことから、彼の見る世界が大きく変容し、異様な様相を呈していく。(Amazon)

監督:ギル・クラビン
出演:トミー・フラナガン/ジャスティン・ロング/ドナルド・フェイソン/カティア・ウィンター/シェイラ・ヴァンド

ネタバレ感想

超適当すぎるネタバレあらすじ

主人公のフランクは、雇われてる保険会社が、保険金を払いたくない案件があって、それを払わないで済む方法を発見。次の日の会議で上司に報告することで昇進が約束される。てなことで、友人のジェフが祝杯をあげようと誘ってくるのだが、奥さんのことが気になるので断って帰宅。しかし、奥さんとの関係は冷えていて(フランクが向き合ってないだけにも見える)、ぜんぜん楽しくないので、やっぱりジェフと飲みにくことにしたフランク。

そこでテレサという女性と知り合い、謎の男に進められるがままに、二人でドラッグを使っちゃう。使ったと思ったら次の日になってて、財布もないし、重要な会議にも遅刻しそう。いろいろあって、何とか会議には間に合ったが、クスリの幻覚作用なのか、会議でヘンテコな幻を観ちゃう。どうやらフランクは、保険会社が保険金支払いを揉み消そうとしてる、消防士死亡事件について、自分が会社のやり方に加担していることに、心の底で罪の意識を感じているらしいことが、この幻覚で判明する。

んでまぁ、いろいろあって、自身の窮地を脱するためにジタバタしているうちに、なぜかフランクは自分の狙った感じにタイムリープができるようになってて、それを繰り返すことで、自分が果たすべき使命を理解していくのだ。

フランクは、自分が事故で死ぬことを悟る。んで、死んじまうなら、自分が死んだ保険金を、消防士の奥さんが受け取れるように仕組むのである。で、そのたくらみを上司に知られて、解雇を匂わされちゃうんだけど、フランクはどうせ死ぬのが決定しているので、計画を強硬。

無事、自分は車にはねられて死んじゃう。そして、彼をひいたのは、なんと上司だったのである。そしてなぜか、フランクが売人から盗んだことになってるクスリは、上司の車のトランクに隠されていたーー。死んじまったフランクは、死後の世界みたいなところで、テレサと再会を果たすのであったーーというのが超適当なあらすじ。

ドラッグで時間移動?

Amazonプライムで見つけて鑑賞。別に期待もなんもなく鑑賞したら、終盤まではわけのわからん展開に引っ張りまわされるだけで、非常に観るのに疲れた(笑)。フランクが幻覚を見たり、時間移動しちゃったりするのは、すべてクスリの作用によるものっぽく観られるが、どうしてクスリの力でそんなことになるのかは不明。

ともかく、その中で体験する出来事によって、フランクは自分がのぞむ、善人への道に近づいていくのだ。そして実際に、自分が果たすべき役割をまっとうし、納得したうえでテレサに再会するわけで、そういう意味では一人の男の成長物語として見ることができそう。

まぁでも、その内容が面白いかというと、そうでもなく、どうして現実のテレサと幻想のテレサの顔が違うのかとか、説明不足の点も多くて不満もある。そもそも、幻覚テレサとも薬をやる前から出会っているはずなのに、どうして顔が違うのか意味不明。あの時点ですでに別の薬をやってたんなら話は別だけど、そういう描写もないしね。

てなことで、細部については何だかよくわからないドラッグムービーであった。幻想世界の描写はけっこうキレイで、テレサ役の女優さんが美人なところも救いか。

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