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映画 ローンサバイバー ネタバレ感想 タリバンVSネイビーシールズ

映画 ローンサバイバー
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ローン・サバイバー

―2014年公開 米 121分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:国際テロ組織アル・カイーダの重要工作員暗殺計画レッド・ウィング作戦のためにアフガニスタンへ赴き、窮地から唯一生き残った兵士の実話を書いた『アフガン、たった一人の生還』をもとにしたアクション・ドラマ。アメリカ海軍特殊部隊ネイビー・シールズ創設以来最悪の事態となったこの作戦下の過酷な戦いを描く。監督・脚本は「バトルシップ」「キングダム/見えざる敵」のピーター・バーグ。主演は「テッド」「ディパーテッド」のマーク・ウォールバーグ。ほか、「バトルシップ」のテイラー・キッチュ、「イントゥ・ザ・ワイルド」のエミール・ハーシュ、「メカニック」のベン・フォスター、「ミュンヘン」のエリック・バナらが出演。(KINENOTE)

あらすじ:2005年6月、国際テロ組織アル・カイーダの重要工作員の暗殺を狙ったレッド・ウィング作戦のため、アメリカ海軍特殊部隊ネイビー・シールズはアフガニスタンに赴く。4人の隊員が山岳地帯で偵察をしていた際、ある判断が200人超のタリバン兵から攻撃される状況を呼んでしまう。絶体絶命の状況下、崖から転がり落ち全身負傷しながら自分と仲間を信じて行動する4人。生死を分ける選択に次々と迫られる過酷な場に立ち向かっていくが…(KINENOTE)

監督・脚本:ピーター・バーグ
出演:マーク・ウォールバーグ/テイラー・キッチュ/エミール・ハーシュ/ベン・フォスター/エリック・バナ

ネタバレ感想

この話は実際に戦地から戻ったラトレル氏の手記を基に映画化したものらしい。すげぇな。だって、どこまで事実に忠実に作品化したのかはわからんけども、ラトレルは普通の人間だったら死んでておかしくないようなダメージを受けてるからね。

途中で命を落とすことになる3人についてもそう。指を吹っ飛ばされたり何発も銃弾くらってるだけでなく、2度にわたり急斜面の崖から転げ落ちてるわけで、どう考えても打撲ですみそうもない激突の仕方とかしてるのに、立ち上がって戦い続けるんだから超人でしょ。

その超人ぶりを鑑賞者に植え付けるのが冒頭にある、実際の訓練シーンと思われる描写だろう。かなりの過酷な状況下での訓練に耐え続け、見事に合格を果たした精鋭たちが生まれるまでには、何人もの脱落者がいることがわかる。それだけの訓練を受けているわけだから、上述したようなダメージに屈することなく、不屈の闘志で敵兵と戦い続けられるのだろう。

にしても、さすがにあの崖のシーンは本当なんだろうかと疑っちゃう。娯楽性を高めるために過剰な描写にし過ぎてないかね? どうなんだろう。

あと、この作戦はネイビーシールズ創設以来の惨事となったらしい。作戦名は、レッドウィングと名付けられていたようだ。で、この映画を観るに思うのは、ラトレルたちがタリバン兵にボコられる羽目に陥ったのって、通信障害が酷すぎたのが原因の一つだよね? 早めに通信ができてれば、もう少し生存率は増えたように思う。それで思ったのは、ああいう山岳地帯で通信が取りづらいことなんて初めからわかってるのが作戦を練る人なんじゃないかってこと。

偵察目的の奴らが通信ができない状態にあるのを想定して作戦を立てるべきだろ。偵察隊の報告のあとにいろいろの部隊の動きが決まっているはずなのに、偵察に言った奴らと連絡が取れないとかバカすぎないかね。あれって普通なん? 通信が取れないことも想定した作戦を立てるのが指揮官の責任のような気が。

とかまぁ腐してはみたものの、シールズがタリバン兵に追われるようになってからの展開は、銃撃シーンにも迫力があるし緊迫感もあるので、戦争映画として楽しめる。そして、泣けてくるのがラトレルを助けてくれる現地の人だ。

彼らには2000年も前から続く掟があって、それは敵に追われているものがいたら、命がけで手を差し伸べなければならないというものらしい。その掟が、ラトレルの命を救ったのである。もちろん、横暴なタリバン憎しというのもあったのだろうけど。かっこいいねぇ。不覚にも涙が流れてしまった(笑)。

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