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映画 背徳の囁き ネタバレ感想 アンディガルシアVSリチャードギア

背徳の囁き
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背徳の囁き

内務調査官のレイモンド(アンディガルシア)が、ロサンゼルスの悪徳警官でスケコマシのデニス(リチャードギア)の悪事を明るみにするために奔走する話。ガルシアはクールに見えてすぐ怒るし、リチャードギアは発情しすぎな猿野郎というお笑い作品。ネタバレあり。

―1989年製作 米 115分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:ロサンゼルス市警に蔓延する悪を暴く若いエリート内務調査員と、たたきあげ警官の戦いをサスペンス・タッチで描く刑事ドラマ。エグゼクティヴ・プロデューサーはピエール・デイヴィッドとレネ・マロ、製作はフランク・マンキューソ・ジュニア、監督は「ストーミー・マンディ」のマイク・フィッギス、脚本はヘンリー・ビーン、撮影はジョン・A・アロンソ、音楽はM・フィッギスとアンソニー・マリネッリ、ブライアン・バンクスが担当。出演はリチャード・ギア、アンディ・ガルシアほか。(KINENOTE)

あらすじ:ロサンゼルス市警に内務調査班の一員としてやって来たレイモンド・アヴィラ(アンディ・ガルシア)は、女性パートナーのエイミー・ウォーレス(ローリー・メトカーフ)と早速仕事にとりかかるが、それは警察大学時代の友人ヴァン・ストレッチ(ウィリアム・ボールドウィン)の調査だった。その頃ロス市警では、デニス・ペック(リチャード・ギア)という暗黒街にも通じている警官が、同僚たちを悪の世界に送り込んでいた。ヴァンもその内のひとりで、麻薬に溺れては、妻ペニー(フェイ・グラント)の浮気を疑い、彼女に殴りかかるのだった。調査の結果、レイモンドはヴァンの麻薬依存を知る。そして浪費家のヴァンの金の出所が、デニスの斡旋するアルバイトによって得ていることを知ったレイモンドとエイミーは、ヴァンにそれに誰が関与しているのかを話せば、懲戒免職の勧告は取り下げる、と伝える。しかしヴァンはそれを断わり、そのことを知ったデニスは、レイモンドの妻キャスリーン(ナンシー・トラヴィス)を通してレイモンドを挑発するのだった。そんなある夜、パトロール中にヴァンが射殺される。実はそれは、過去がばれることを恐れたデニスの仕組んだ罠だったのである。レイモンドは犯人を追跡し、彼からデニスに頼まれてヴァンを殺したことを聞き出すが、その男も警察の狙撃隊に殺されるのだった。一方デニスは、レイモンドにキャスリーンと浮気したことをほのめかすが、激しい言い争いの後、レイモンドは妻の潔白を知り、ふたりは愛を深める。さらにデニスは、浮気の現場をその夫に目撃され、夫婦もろとも撃ち殺す。さらにレイモンドと共にその現場に到着したエイミーを射ったデニスは、レイモンドの家に押し入り、キャスリーンを脅す。しかし駆けつけたレイモンドにデニスは殴り倒され、逮捕される。こうして部屋には恐怖に震えるキャスリーンとレイモンドだけが残った。(KINENOTE)

監督:マイク・フィギス
出演:リチャード・ギア/アンディ・ガルシア/ウィリアム・ボールドウィン

ネタバレ感想

アンディガルシアが直情径行型のバカ

アマゾンレンタルで鑑賞。89年製作の作品だけあって、主演の二人が若い。今作のアンディガルシアは角刈りみたいな髪型であんまかっこよろしくないですな。しかも、冒頭はクールな感じでエリートっぽい登場の仕方をしてた割に、直情径行型なのか、すぐ切れるし、暴力的な奴で笑っちゃう。

奥さんがデニスとセックスしちゃったんじゃないかって疑ってたけども、あれもそこに至るまので過程で、さんざんデニスから「お前の奥さん美人じゃねぇか」とか煽られてんだから、彼の捜査の邪魔をするために、奥さんを利用してるのが見え見えなのに、煽り耐性低すぎてぶん殴っちゃってるからね。

ほかにもデニスをぶん殴ろうとしてるシーンがあったし、第一印象で感じさせたように、全然切れ者じゃないしクールでもない。他の作品のガルシアはそういうイメージなキャラが多いので、余計にそう感じちゃったな。しかもこの人、女性上司に最初のうちは従ってるように見えたものの、大して成果もあげてないくせに、だんだん偉そうになってきて、中盤以降は上司を顎で使ってるようにしか見えないようになってくる。

彼のすごさはプライベートも犠牲にしそうになるくらいな仕事への情熱だけで、その割には感情的なバカなので、単なる無能にしか見えないのはいかがなもんか。

リチャードギアはスケコマシの色情狂、単なる猿

一方のデニスは離婚を繰り返しては再婚して、子どもをたくさん授かってて、子どもたちと奥さんの生活のために、悪徳警官としての道を歩むようになったみたい。

それで、仲間を巻き込んで犯罪警官として生計を立てている。それはまぁいいんだけど、ただのパトロール警官にしか見えない彼が、スワットを手配できたり、上司に信頼されてたりするのが無理ありすぎ。

高そうな車に乗り、警官の給料では購入できなそうな家を持ってるのも不自然だし、彼が有能とうたわれているのは過去に大きな事件の解決に一役買ったからみたいだけど、作品内ではまともな捜査一つもしてないからね(笑)。

しかも、ラストのほうで彼は、「子どもができると人が変わる、自分などいなくなる」と、子どもを育てるために金が必要で悪いことしてるんだということを匂わせる発言をしてたが、とてもそうは思えない。

というよりは、単にセックス大好き猿野郎にしか見えないのである(笑)。レイモンドの奥さんをたぶらかすことはできなかったが、それ以外の身近な女性はほとんど彼と性交をしているってのは、確かにリチャードギアが演じてるだけあって説得力ないわけではないが、これを見るにデニスは単なるスケコマシの色情狂ではないかと思ってまうのだ。

それに、これまでは巧みに悪事を隠せていたようだが、作品内での彼の行動を見てるに、どう考えてもすぐにバレそうなことばっかりやってて、邪魔な奴はすぐ消すという強引な手法を続けることによって、どう考えても悪事が表沙汰になりそうにしか思えないのだ。

ラストは2バージョンあるみたい

ということで、ラスト。引用した上のあらすじによると、デニスは逮捕されて終わるみたい。マジか。俺の観たアマゾンのレンタルだと、彼はレイモンドに数発食らって射殺されてたぞ。

それを観て、ぶっ殺されないでちゃんと罪を償わせなきゃダメだろーーとラストに不満を持ったんだが、どうやら逮捕されるバージョンのエンディングもあったみたいだね。

とまぁ、そんな感じに突っ込みどころ満載なので、けっこう楽しめた。

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