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映画『タイム・ループ 7回殺された男』ネタバレ感想 期待を裏切る凡作

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タイム・ループ 7回殺された男

予告を観たら内容が謎めいていて、主人公が置かれている状況を脱出するためにどのように奮闘していくのかを楽しめそうだと思ったのと、この手の同じ時間を繰り返したり、時間を移動したりする作品が好きなので鑑賞した。その結果はいかに。ネタバレあり。

―2016年製作 塞 86分―

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解説・スタッフとキャスト

解説:地獄のようなタイムループに囚われた男が、その謎を解こうとするアクションスリラー。広場のベンチである男が目を覚ます。自分の名も覚えていない彼は、突如現れた4人の殺し屋たちに射殺されてしまう。やがて、同じ男が再びベンチで目覚め…。(KINENOTE)

監督・脚本:フィリップ・コヴァセビッチ
出演:ストヤン・ジョルジヴィッチ/ダーシャ・ビドサレビッチ/ステン・ゼンドール/デヤン・シクミロビッチ

感想

予告はよかったんだよなぁ。でも、本編は退屈でした。何だったのかよくわからない作品だ。映画作品には確実にメッセージがあるべきとか、訴えたい何かがあるべきとは思わない。

何の意味も感じないけど、映像美に惹かれるとか、役者に惚れ惚れしちゃうとか、音楽の使い方がいいとか。観方は人それぞれなんで、その人にとって楽しければいいのだ。

で、俺は個人的に時間移動系の映画が好きなので、今作を借りて鑑賞したのだが、その結果として得た感想が冒頭のものである。残念。

この作品を観るなら、下記の時間移動系のほうが、まだ面白かったなぁ。記事末ではオススメの時間移動系作品の記事も紹介します。

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てなことで、以下からネタバレ

ネタバレ

主人公は、記憶を失ってます。なぜか。それは物語中に出てきた博士に、主人公が自分自身の意思で記憶を失くさせてもらったことがわかる。なんでそんなことをしたかというと、彼は自分を殺したかったのである。そして、自分の殺しを、あの4人の仮面の男に依頼していたのだ。

実は、主人公自身も仮面の男だったのだ。だが、あの夢の中? に出てくる家族を殺した後、少年を撃とうとして撃てなかった。撃ちたくなかったのだ、主人公は。それで仕事に嫌気がさして、自分の記憶を消してもらって、仮面の奴らに自分を殺すよう依頼したのである。

で、それ以降の話が冒頭に続き、記憶を失った主人公は、殺されながらも謎解き? を行うのである。で、あの結末に至ると。…おかしくね? おかしくね? ということで、ここからは突っ込みどころを。

突っ込みどころ

死にたいのに何でヒント残すんだよ

オチを知ったとき、主人公自身が自分を殺そうとしてたってことを知ったとき、

オイオイオイオイ

と思うどころか、軽く怒りを感じてしまった。だって、自分の記憶を消して、仮面たちに自分殺しを頼むのはいいとしよう。でも、じゃあ、あのループは何なんだよ。何でそんなことが、どういう原理で起きてるんだよ。

主人公は記憶を消すとあのループが起こるのを知ってたのか? 知ってなくても別にいい。そんなこと事前に知れるわけないんだから。でもおかしいのは、死にたいのに何で、記憶を消した後の自分が生き残りを促すようなヒントを残すんだよ。意味不明。

どうやって主人公を特定してたんだ?

あと、何度目かのループ後、主人公はまだ試していない、最後の一本の道を行く決意をする。そこは、4人の仮面たちが向かってくる方向だ。主人公は意を決して、そちらに向かっていく。いろいろ隠れたりするのもあってのなのか、仮面たちは主人公に気付かない。で、主人公は「そうか、奴らは俺の顔を知らない」ということに気付くのである。

オイオイオイオイ

そうだとしたら、一番最初の殺しとか、奴らはどうやってお前を特定したんだよ。アホか。顔を知らないんなら、殺せないじゃねーか。そのくせにお前、今まで何回射殺されてんだよ。ボケ、カス、イモ。

7回死んでなくないか?

サブタイトルにあるように、作品内で主人公は7回殺される。プラスして、1回自殺している。でも、死んだ直後、冒頭のベンチのところに時間が戻されるってことは、死んだとは言えないんではないか。

彼が死んだのは、1回だと思うのだが。屁理屈かしらん? …そうか、殺されたと言っているだけで、7回死んだとは言ってないのか。じゃあいいか(笑)。でもでも、殺されたら死ぬわけだし、死ななかったら、殺されたとは言えないんだから、おかしい。やっぱ1回しか死んでないよ。超屁理屈だしどうでもいいか(笑)。

タイム・ループものによくある疑問

この手の映画によくある疑問点は、やっぱり説明されてない。主人公は殺されると冒頭のベンチで目覚めるわけだが、目覚めたときの周囲の人は、殺される前の世界の人たちと同一の存在なの?

それとも平行世界的な場所に主人公は目覚めていて、別世界で目覚めてるの? つまり、主人公が死ぬと、時間が巻き戻されているのか、平行世界を移動し続けているのかってことなんだけど、どっちなんだろうか。もちろんわからない。

というか、仮に時間が巻き戻されているとしたら、主人公以外にも撃たれて死んじゃう人いたが、彼は主人公が死んで新たに目覚めた世界では生き返っているということだろう。で、殺されたという事実そのものが消えて、なかったことになる。

でも、なかったことになるってどういうことなんだ? 起きたことがなかったことになるとか、あり得ないと思うんだが。であるから俺はこのタイム・ループ映画も、同じ時間を繰り返しているというよりは、目覚めるたびに別の平行世界に枝分かれしているのだと解釈する。興味ない人にはどうでもいい話ばかりしてしまった。

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