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映画『タイム・シーカー/タイムクラッシュ・超時空カタストロフ』ネタバレ感想 

タイムシーカー
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タイム・シーカー/タイムクラッシュ・超時空カタストロフ

 

後者のタイトルで覚えている人が多いんだろうなぁ。テレ東の木曜洋画劇場かなんかでやってたよね。最近、タイムリープものの作品を探し回ってて、『タイム・シーカー』なんてタイトル知らないなって思って購入したら、中身はあの、超時空カタストロフだったのである(笑)。ネタバレあり。

―1999年制作 未公開 米 92分―

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あらすじ

あらすじ:タイタニックの沈没、ヒンデンブルグ号の爆発歴史に刻まれた大惨劇は仕組まれたものなのか。時空を超えるSFタイム・トラベル・サスペンス!テレビ・レポーターのトム・メリックは事故現場で強引な取材を行い、クルーを死なせてしまう。業界から干されたメリックは、やがて三流新聞に働き口を見つけ、手始めに20世紀の災害事故の特集を任せられた。過去の自分の名声と、目の前の地味な仕事の落差に失望しながら、記事をリサーチしていたメリックは、タイタニック沈没、ヒンデンブルク号の爆発といった大惨事の編場写真に同じ男が写っていることを発見する・・・。(パッケージから抜粋)

スタッフ・キャスト

監督:マリオ・アゾパルディ
主演:キャスパー・ヴァン・ディーン/マーティン・シーン/キャサリン・ベル

筋だけ見ると、けっこう面白そうだよね

この作品はテレビ映画らしい。確かにつくりがとてもチープだ。そして先に言っておくと、超時空カタストロフなんて現象はどこにも起こらないのである。起こりません。これはタイトルをわざわざ派手にした人のせいなんで、別に構わない。構わないけど、突っ込みたくはなる。

で、主人公が時空を移動するのは1回だけ。まぁ何回もすればいいってもんじゃないからそれもいいでしょう。テレビレポーターだった主人公は、物語冒頭の災害現場で本来は死ななければならなかったらしい。

だが、未来から災害を見にやってきたオッサンの影響で、生き残ることになる。で、未来の観光業者(顔だけ出演のマーティン・シーン笑)? に雇われた男女が、自分たちの生きる時空の歴史が変わらないようにするため、主人公を抹殺に来るのである。

主人公は最初はそんなことわからんのだけども、取材を進めるにつれて自分がどういう出来事の渦中にいるのかを知っていく。そもそも、本来死ぬはずだった現場で生き残ってしまったことが、彼の現在に深く影を落としている。なぜなら、取材クルーを自分の過失で亡くしたから。それにより会社をクビになり、妻子からも出て行かれてしまっているから。

それで、彼は未来に起きるであろう事故から犠牲になる人たちを救うべく、いろいろ頑張るのである。事故を防がれると商売にならないし、そもそも自分たちの存在すら危うくなってしまう未来人(観光業者に雇われた男女のエージェント)は主人公を執拗に追いかけるのであった。

いろいろ突っ込みいれたくなります

というのが大体の話。筋を追っていれば最後まで楽しめるんだけども、この手の作品にありがちなおかしな部分は期待に違わずてんこ盛りである。

まず、観光業者がおかしいよね。あのマトリックスのトリニティみたいな格好したバァさんとエージェントスミスのバッタもんみたいなオッサン。バァさんが執拗に主人公を殺したがるのは、未来で暮らす家族のため。なんかずいぶん庶民的な理由(笑)。

オッサンのほうは、本来は死ぬはずだった人間とは言え、過去の人たちを無闇には殺したくないらしい。しかしね、君は主人公を抹殺するのが使命なんでは? それと、「俺は昔、政府の下で働いていたこともあるんだ!」とか2回ほどほざくシーンがあるんだけども、こっちからしてみれば、だから何? って感じなんである。それが今の自分の立場にどう影響しているとか、その辺の説明がないからダメ人間の負け惜しみっぽくしか響かないのである。で、この2人は結局何の使命も果たせずに死んじまうのだ。いったい何しに来たのかね?

あの謎の男もおかしい

観光業者つながりで行くと、あの過去の事件の写真にうつりこんじゃっているオッサン。これの扱いがまた酷い。彼はツアー客なんだよね、たぶん。それとも、観光地を下見しているスタッフなのか? どっちだかわからんけども、災害とか事故現場で写真に撮られすぎだろ。少しは注意しろっての(笑)。しかも、物語の冒頭の出来事もお前のせいじゃん。

こんなアホ客がリピーターなんだから、未来が変わっちゃうのは仕方ないと思うんだが。管理が適当すぎなんである。

クライマックスも酷い

他にも酷いところはいろいろあるが、主人公はラストのほうで、スタジアムに観戦に行っている妻子を救いにいくことになる。ところが、その途中、助けてくれていた女性が車の爆発で死亡。さらにスタジアムにたどり着くまえに、エージェントによって入場客の1万人以上が爆殺される。爆弾で殺されるんである。死体の並べられた場所で息子の死体を探す主人公。その亡骸をみつけて崩れ落ちるのであった・・・

オイオイオイオイ

無理だろ。死者1万人以上だよ。爆弾だよ。あんな簡単に死体みつかるワケねーだろ。しかも、死体がキレイすぎだろ。と思いますね。

まぁそれはおいといて、この現実をなかったものにしたい主人公は、手に入れた未来人の端末を使って、過去のある瞬間に戻ってやり直しを図るのである。戻る時間は、協力者の彼女が死亡する前の時間。そこから再スタートするのだ。

オイオイオイオイ

こういう戻り方ができるなら、エージェントは主人公を追いかけ回す必要なくないか? 主人公が最初に死を免れる現場に行って彼を殺せばいいだけじゃん。でしょ? 違うの? 違う?

家族愛と異性愛のいいとこどり

まぁそれはいいでしょう。仕方ない。許す。ということで、主人公は愛する息子と妻を助けるんである。ついでに、妻の愛人も(笑)。すると、それまで冷たかった妻は、いきなり手の平返して「今度会ってもいいわ」とか言い出す。息子もまんざらではなさそうな顔。なんなの?こいつらの180度な心変わり。隣にいる愛人の立場は? 彼は別に何も悪いことしてないのに気の毒すぎるだろ。

で、ともかくだが、主人公は妻子に自分への思いが伝わったことで気よくするのである。そうすると彼はこの後、愛人を追い出して新たに家族再生への道を歩むのだろうか――と思わせておいて、そうはならない。この光景を見て近づくのを遠慮していた協力者の彼女のところに戻って、熱い抱擁と接吻を交わすのである。

オイオイオイオイ

どっちなんだよお前は! 何がしたいんだよ! どっちにもいい顔できるようになってハッピーエンドですか。愛人の立場は!? と思っていたら、まだ終わらないのだ。

その意味不明すぎるどうでもいいラブシーンの直後、未来から黒服の男たちが複数やってきて、主人公の抹殺を示唆するような発言をする。そしてエンドロールに突入するのであった。ふ~ん、そう。だから何? 好きにしてくださいと思います。

本当はタイム・リープ系の作品を通じて下記の投稿記事の内容みたいなことにつなげたかったのだが、今作は、全くそれの役には立たないのであった。

私的な疑問に触れた記事↓

存在とかへの私的な疑問

雑談の中でも、かなり私的な話題に触れてます。映画の内容に触れながら考えていることが多いかも

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