スポンサーリンク

映画 角頭3彷徨人 ネタバレ感想 台北ヤクザの抗争劇と恋愛

角頭3
スポンサーリンク

角頭3-彷徨人—

台北の角頭(ガタオ)と呼ばれる地域社会を守るヤクザ組織の抗争を描いたシリーズ3作目。今作は組織間の縄張り争いの中に、恋愛要素も入った作品になっている。ネタバレあり。

―2021年配信 台 120分―

スポンサーリンク

あらすじ・スタッフとキャスト

あらすじ:ギャングのボスの娘が生後1ヵ月を迎えた祝いの席で、撮影する仕事を請けたカメラマン。遅れて会場へやってきた彼女は、そこで思いがけず運命の出会いを果たす。(Netflix)

監督:レイ・ジャン
出演:チョン・レンシュオ/ニッキー・シエ/ジャック・カオ/ロン・シャオフア/アラン・コー/クー・シュウイェン/ホアン・シャンホー/タン・ジェンガン/チャン・ザイシン/ウー・チェンヤ/サミュエル・クー

ネタバレ感想

超適当なあらすじ紹介

台北の中山地区(たぶんその周辺の話と思われる)の組織にはバウ会長とギイ会長、バタ会長(名前違うかも)の組織があって、ギイとバタは協力しあってるぽい。バウとこの2名は対立しているわけではなく、縄張りが違うようで、ともかく3者は表面的には良好な関係にある。

バウには市議を務める娘がいて(黒社会の身内がなぜ堂々と市議ができているのかは謎)、こいつの旦那のセカイがバウの組織の後継者候補だ。こいつには実は野心があって、麻薬をバラまくの禁じている組織の掟を破ってでも勢力拡大をしたがっている。だから、いちいちバウの言うことを聞いている娘婿の身分に居心地の悪さがあるようだ。

セカイはギイの部下であるレンのシマ、北館(前作の北町?)を縄張りにしたいのか、単にレンが嫌いなのか、ともかく、北館で麻薬を売り始めるのである。

レンの下にはシンという若者がいる。彼は地域社会を守る組織の庇護を得て育ったので、レンを慕っているし、組織で仕事をするしかない。しかも同年代に同じような境遇で育った仲間たちがいるから、組織そのものが家族のようなものだ。

そんな彼がある日、知り合ったカメラマンの女性と恋に落ち、親密になっていくのだが、北館に麻薬が出回ったことを知っていろいろ調べるうちに、セカイから命を狙われるようになり、ある日、セカイの手の者から襲撃を受けて、恋人にもケガを負わせる羽目になってしまう。

いろいろあって、レンの承諾を得たシンはセカイの麻薬精製所に乗り込んだ。激しい銃撃戦の中でセカイを追い詰めたシンだが、セカイはすでに、部下に射殺されていた。

実はレンとシンだけでなく、セカイの義父であるバウもセカイを殺そうとしていたのだ。とりあえずセカイを葬ることで影で繰り広げられていた抗争は幕を閉じる。恋人と住む世界が違うことを痛感したシンは彼女から身を引くことを決め、角頭の中で生きることを決めるのであったーーというのが超適当すぎるあらすじ。

シリーズだが、独立した作品として見れなくもない

1作目は未見、2作目はネットフリックスで鑑賞。そして今作もネットフリックスで配信スタートしたので鑑賞した。

1作目を知らなくても、それなりに筋がわかるのは前作同様。そもそも、この作品自体も前作とつながりがあるのかないのか、正直なところようわからん。

前作でチィンと訳されてたやつが今作のシンで、シンの兄貴であるレンは、確か前作でも同じ名前で登場してたし役者も同じなので、もしかしたら、2作目より昔の話なのか、それとも時系列どおりなのか、その辺、よくわからん。

まぁでも、独立した作品としても見れなくないし、台湾ではけっこうヒットしてるシリーズらしく、今作はそこそこ面白い。前作はさほどでもなかったんだけど、もしかしたら、再鑑賞したら面白くみられるかなーと今は思ったりしている。

よくわからないところと突っ込みどころ

ただ、細部にはよくわからないところもあるのは、やっぱりこれがシリーズものだからなのか。例えば、レンの知り合いの香港から来た男は、バウ会長の下で働き、セカイの暗殺を遂行していた。

バウ会長は、その男に対して、「お前の親父を後継者にしていたら、北部はすでに自分たちのシマだった」というようなことを言う。じゃあ、あの男の親父が誰だったのかはよくわからん。

それと、突っ込みどころもけっこうある。バウ会長はセカイを小物扱いしてるわけで、それは確かにその通り。セカイは頭が悪い行動しかできないので、後継者には向いてないと思う。

しかし、そんな男と娘との結婚を許したのはお前だからね。しかもあろうことか、義理の息子を殺しちゃってるのはいかがなもんか。こいつにとっては娘もどうでもいい存在ってことなんかね。

あとは、セカイの手下がシンと恋人を襲うシーン。シンはどう考えても致命傷と思われるくらい刺されてるのに、なぜか恋人のほうがダメージが深く、シンは大した療養もせずに動き回れてるのは、描写として無理がありすぎないか。

続編あるのかもね

ということで、このシリーズはさっきも言ったように台湾では人気のようなので、もしかしたらまだまだ続編が出るのかもね。今作はレンの存在感はそんなになくて、シンが中心で話が展開している。

前作も彼はけっこう中心人物として描かれたので、仮に次作が出たとしたら、身を隠すためにどっかへ旅立っていった彼が、また再登場するようになるんかな。

それにしても、なぜにネットフリックスは1作目を配信してくれないのだろうか。いろいろ事情はあるんだろうけど。

ちなみに、前作の時も紹介したけど、台湾のヤクザ者の青春映画といえば、『モンガに散る』がおすすめです。同作でも台北のヤクザ組織が地域社会に溶け込んだ存在として描かれている。あの話のコミュニティも角頭なのかも。

映画 モンガに散る ネタバレ感想 台北の青春友情ヤクザバイオレンス作品
映画 モンガに散る ネタバレ感想 台北の青春友情ヤクザバイオレンス作品 前半、モスキートがドラゴンとモンク、白ザル、アペイと友人となり青春を謳歌するくだりがとてもいいのだ。その短い幸福な時期を経て、学校を卒業した彼らは山にこもり、ヤクザ修業を終えて直後からは、そのキラキラした人生に暗雲が立ち込めてくる。
映画 角頭2 王者再起 ネタバレ感想 台湾ヤクザ抗争ネットフリックス配信作
台湾の台北を拠点にするヤクザ組織の抗争を描いたバイオレンス作品。シリーズものらしいけど、一作目を未鑑賞でもなんとかなる。ネタバレあり。―2018年製作 台 127分―
映画 ひとつの太陽 ネタバレ感想 ネットフリックス配信 台湾の家族ドラマ
ある家庭に訪れる悲劇と、その再生にまつわる物語。冒頭からいきなりラストに関わるネタバレをしながら、本作に出てくる父の存在について。そして、ある人物の自殺の動機や彼のセリフの意味を考えた。 ―2019年製作 台 156分―
映画 同級生マイナス ネタバレ感想 ネットフリックス配信の台湾作品
40代くらいの中年のオッサン4人組はそれぞれに人生への葛藤を抱えていて、うまく好転しない日々に閉そく感を覚えている。では、何かをするかといえば、積極的に事を動かそうともしない。流されるままに生きていく中で、各人が個人的な体験をしていく。そして彼らはどうなっていくのか。ネタバレあり。

コメント

タイトルとURLをコピーしました