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映画『海底47m』ネタバレ感想 サメパニックで『ジョーズ』を超えるのは大変だ

海底47m
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海底47m

ケージダイビングとか怖すぎ。海底に落下しちゃったケージの中に残された姉妹たちが、サメの泳ぐ海中から脱出するためにジタバタする話。緊迫感があってそれなりに楽しめる。ネタバレあり。

―2017年公開 米 90分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:水深47メートルの海でホオジロザメが姉妹を襲うスリラー。メキシコで休暇を過ごすケイトとリサの姉妹はホオジロザメを見ようと、シャークケージダイビングに参加する。しかし、保護用の檻と水上の船をつなぐケーブルが故障し、二人は檻ごと海底へ落下する。(KINENOTE)

あらすじ:ケイト(クレア・ホルト)とリサ(マンディ・ムーア)の姉妹はメキシコで休暇を過ごしていた。ホオジロザメをひと目見たいケイトは、“シャークケージダイビング”への参加を計画する。リサは乗り気ではなかったが、ケイトに説得されて一緒に沖へ出る。二人は保護用の檻に入り海の中を堪能していたが、檻と水上の船をつなぐケーブルが故障し、檻ごと水深47メートルの海底へ落下してしまう。檻は壊れ、船との通信も途絶え、酸素も残り少なくなっていくなか、巨大なホオジロザメが二人に迫っていた……。(KINENOTE)

監督・脚本:ヨハネス・ロバーツ
出演:クレア・ホルト/マンディ・ムーア/ヤニ・ゲルマン/クリス・J・ジョンソン/サンティアゴ・セグラ/マシュー・モディーン

ネタバレ感想

ラストが悲惨

いきなりネタバレすると、ラストはなかなか悲惨な結末。助かったと思いきや妹ちゃんは死んじまってたようだ。潜水病にかかると幻覚や妄想を見てしまうらしく、終盤のお姉ちゃんは自分の願望を夢の中で見ていたことになる。

サメ映画というジャンル

サメが襲ってくる作品と言えば傑作の『ジョーズ』を超えるのってほぼ不可能なわけで、この作品のようにシチュエーションとかで勝負するしかない。そういう意味では本作の製作者たちはあえてサメパニックで作品をつくろうとしたわけだから、なかなか勇気があるし、自信もあったんだろう。それが成功はしているものの、小粒感は否めない。

この作品は海底に取り残されたケージの中から、2人の姉妹がサメから逃れつついかに海上に脱出するかということが物語の軸なので、サメの脅威を描いてはいるものの、サメそのものに襲われるシーンはほとんどない。それよりも、海中にサメがいるという縛りの中で、手持ちのアイテムや海上にいる船の助けを借りて、どのように状況を脱出するかという話に重点をおくことで鑑賞者を楽しませる仕組みになっている。

繰り返しになるけど、その状況設定とそこからどう脱出させるかということについては楽しませてくれる。けど、最後の救われないラストには何だかなぁと思ってしまった。とは言え、サメが空を飛んだり、放射能によって核爆弾みたくなっちゃったり、恐竜みたいのと戦っちゃったりするトンデモ路線の数あるサメ映画にしないのなら、こういう勝負の仕方しかないだろうと思うので、その点について作り手の意気込みに拍手を送りたい。

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