デスティニー 未来を知ってしまった男
やり手のセールスマンが暇つぶしでお願いした占い師の占いに、人生翻弄されちゃう話。なんで翻弄されちゃうかというと、占い師の予言が当たるから。で、自分が次の初雪が降った日に死んじまうことを知っちゃったもんだからさぁ大変。何とか死を免れようとジタバタするんである。ネタバレあり。
―2007年公開 米・独 102分―
解説・スタッフとキャスト
解説:「アイアンマン」の脚本家マーク・ファーガスが監督・脚本を手がけ、「メメント」のガイ・ピアース主演で描いたサスペンスドラマ。優秀なセールスマンのジミー・スタークは仕事の途中で車の故障に遭い、修理を待つ間の暇つぶしとして占い師に未来を見てもらうことに。占い師の言葉を軽い気持ちで聞き流すジミーだったが、予言は仕事からプライベートに至るまで次々と的中していく。気になって再び占い師のもとを訪れたジミーは、初雪の日に自分の命が終わるという衝撃の運命を知らされる。自分の死に様に取り憑かれるようになったジミーは、次第に精神のバランスを崩していく。占い師役に「セッション」のJ・K・シモンズ。(映画.com)
監督:マーク・ファーガス
主演:ガイ・ピアース/パイパー・ペラーボ/リック・ゴンザレス/J・K・シモンズ/シェー・ウィガム
適当なネタバレあらすじ
彼が自分の死因になりそうなこととして思い当たったのが、弁の病気と、過去の友人に恨みをもたれていること。病気も深刻なようだが、過去の友人もちょうどムショから出てきて、彼を探していることがわかる。主人公ビビッちゃう。なぜなら、親友として付き合ってたくせに、彼をはめて自分だけは服役を免れちゃっているから。
で、主人公は病気のほうはどうにもならんと思ったのか、とりあえず、旧友からの襲撃を避けるべく、いろいろと手を尽くそうと頑張る。せっかく大金稼げそうな仕事が舞い込んできたけど、それどころじゃない。彼女とイチャイチャしたいけども、それどころじゃない。
ともかく精神崩壊しそうな感じになりながらも、最終的に主人公は、旧友ときちんと決着をつける道を選ぶ。そして、旧友からは殺されずに済んだ。しかし彼は運命を悟っていたのかどうなのかわからんが、結局は占い師の予言通り、初雪の晩に命を落としてまうのであった。
ネタバレ感想
死期を知っちゃった男がジタバタするSF的な話を期待して鑑賞したら、全然違った(笑)。ちょっと静か過ぎて眠くなっちゃうし、ラストのオチにも特に感銘を受けない、よくわからん映画だった。俺が忘れてしまっただけかもだが、あの病気はけっきょくどうなったんだ? 大した伏線になってないように感じたなぁ。最初からそんな設定ナシにしてもよかったような。
で、ガイ・ピアースを見ていつも思うんだが、この人、かっこいいのかそうでもないのか、どっちなんだろうか。同じような印象を持つ俳優に、トーマス・ジェーンがいる。どうでもいい話ですみません。しかし、他に特筆したいことはない。
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