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映画 ファイヤーストーム ネタバレ感想 市街地でのド派手な銃撃戦

ファイアーストーム
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ファイヤー・ストーム

アンディ・ラウ扮するロイ刑事が、人殺しも辞さない強盗団を摘発しようと頑張るんだけども、相手に出し抜かれ続けて最後はド派手な市街での銃撃戦を繰り広げちゃうぶっ飛んだ話。ネタバレあり。

―2014年公開 香=中国 109分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:「インファナル・アフェア」シリーズのアンディ・ラウ主演によるポリスアクション。凶悪強盗団を追う香港警察のエリート捜査官の姿を描く。共演は「ソフィーの復讐」のヤオ・チェン、「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」のラム・カートン、「レッドクリフ」のフー・ジュン。監督は「香港国際警察/NEW POLICE STORY」「コネクテッド」の脚本を手掛けたアラン・ユエン。(KINENOTE)

あらすじ:香港警察特捜班のロイ刑事(アンディ・ラウ)は、凶悪強盗団のボスであるツァオ(フー・ジュン)を逮捕しようとするが、銃撃戦の末、交通事故に巻き込まれて取り逃がしてしまう。その事故を起こした男は、ロイの幼馴染で最近出所してきたばかりのトー(ラム・カートン)だった。ロイはトーを疑うが彼は事故だと主張。だがトーの恋人のビン(ヤオ・チェン)は、更生を誓った彼がまだ犯罪から足を洗ってないのではないかと疑念を抱き、実際トーはツァオの強盗団のメンバーであった。ロイは捜査を続けるが、警察をあざ笑うかの様にツァオは一切証拠を見せない。しかもロイが捜査に送り込んでいた情報屋のトン(フィリップ・キョン)とその娘が彼らの犠牲になってしまう。そんな中、トーはビンの妊娠を知り、強盗団から足を洗おうと決意。ロイに情報を流す代わりに逃がしてくれと取引を持ちかける。その情報とは強盗団のもう一人のボス、パコ(レイ・ロイ)がある事件を起こすというものだった。強盗団を一網打尽にするため、ロイはトーの取引を受け入れる……。そして運命の日。警察vs強盗団、銃弾が飛び交う白昼の大銃撃戦の中、男たちの運命は思いも寄らぬ方向へと転がり始めるのだった……。(KINENOTE

監督:アラン・ユエン
出演:アンディ・ラウ/ヤオ・チェン/ラム・カートン/フー・ジュン/フィリップ・キョン/レイ・ロイ

ネタバレ感想

主人公のロイ刑事は有能に見えて実はぜんぜんダメ警官なんではないかと思ってしまう悲惨なお話(笑)。

彼はいろいろ頑張って強盗団を摘発しようとするんだけども、強盗団のリーダー格、ツァオ(フー・ジュン)には常に上手をいかれてまう。涼しい顔をしているがロイ刑事、実ははらわた煮えくりかえっている。気の毒。

で、子どもの世話をしてやっていた元服役囚を強盗団に送り込むなど策をめぐらして頑張るのに、それも失敗してしまって不幸な展開に。その後いろいろあって、なぜかツァオは劇中から姿を消し、もう一人のボスと対決することに。

その終盤の展開こそが、この作品でやりたかった内容なんだろうなと思われた。何かというに、真昼間の香港の市街地で凄まじい銃撃戦が繰り広げられるのである。

民間人も巻き込みまくり、道路が陥没してしまうくらいの激しい戦いがけっこうな尺を使って描かれる。そこに至るまでの展開はかなり適当なところが、良くも悪くも香港映画だなって感じだけども、このシーンは確かにすごいので、それだけで十分楽しめる作品ではあった。

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