ドリームキャッチャー
幼馴染の4人組が、毎年恒例の山小屋のへの宿泊遊びに行ったら、なぞの生命体に襲われる話。途中からの超展開に驚かされるヘンテコ作品。ネタバレあり。
―2003年公開 米 135分―
解説とあらすじ・スタッフとキャスト
解説スティーヴン・キングの原作を「白いドレスの女」「わが街」の巨匠ローレンス・カスダンの手により映画化。少年の頃に同じ秘密を共有した4人の男たちが、次々と起こる不吉な出来事に見舞われながら人類の運命をかけて謎の存在に立ち向かう。(KINENOTE)
あらすじ:メイン州の小さな町。ジョーンジー、ヘンリー、ピート、ビーバーの4人は、一風変わった少年ダディッツを助ける。不思議な力を持つダディッツの神秘的なパワーは4人にも伝わり、彼らはある秘密を共有することになる。それから20年の歳月が過ぎ、年に一度北方の森にある狩猟小屋に集まるのが、彼らにとって毎年の恒例となっていた。1年ぶりの再会に楽しい時を期待していた4人だが、なぜか不吉な出来事が次々と起こる。それは彼らを、そして人類全体を襲う悪夢より恐ろしい驚愕の運命の予兆に過ぎなかった……。(KINENTE)
監督:ローレンス・カスダン
原作:スティーヴン・キング
出演:モーガン・フリーマン/トーマス・ジェイン/トム・サイズモア
ネタバレ感想
UーNextで鑑賞。もう20年以上前の作品なのか…。初見時はレンタルだったなぁ。キング原作ってのを知ってて鑑賞した当時、序盤のほうは大人版『スタンドバイミー』的な話なんかなぁと思ってたら、山小屋に行ってから謎のウナギみたいなんに襲われ始め、さらには軍隊VS宇宙人みたいな超展開になり、そこに4人組が巻き込まれていくという規模のデカさについて行けなくて、「なんなんこれぇ…」と思ってるうちに話が終わっていた(笑)。
その後、なんとなく再鑑賞したいなぁと思ってて今回ようやくそれを実現したわけだが、初見の頃と感想に変わりがない。やっぱり「なんなんこれぇ…」であった(笑)。
軍人役でモーガンフリーマンとトムサイズモアが出てたのにも驚き。しかも前者がどっちかという嫌な奴で、後者がいい奴ってところもマジかよと思った。俺はトムサイズモア好きなんだけど、彼は悪者役ってイメージがあるもので。
あと、『スタンドバイミー』ぽさだけでなく、キング原作でラストが有名な『ミスト』っぽさもなくはないと思った(軍隊VS異形のモノみたいなところ)が、今作は話が取っ散らかり過ぎてて、それが一応まとまっていきはするものの、細部がいい加減というか、超展開はすごいけど、だから何なん? 的にも感じて、ちょっと残念作品。
例えば4人組はダディッツからテレパシー能力などを授けられているわけだが、それが十分には生かし切れてないように感じられた。トイレでウナギに殺されちゃうアイツとか、能力なんも使ってないような…。
あと、主人公格のトーマスジェーン扮するヘンリーが、どうして自殺願望があるのかってのもよくわからんんし、物語にあんまり影響していないように感じた。
その他いろいろ、繰り返しになるが物語展開には驚かされるんだけどもそれだけで、面白くはないんだよねぇ。…とか言ってるものの、初見時からそのインパクトでもう一度鑑賞したくなったわけだから、謎の魅力がある作品なんだとは思いますん。
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