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映画 CODAコーダあいのうた ネタバレ感想

コーダあいのうた
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CODAコーダあいのうた

―2022年公開 米 112分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:サンダンス映画祭4冠に輝き、映画祭史上最高額の約26億円で落札されたヒューマンドラマ。仏映画「エール!」のハリウッドリメイク版。家族の中で唯一耳が聞こえるルビーは歌の才能に恵まれ、音大進学を夢見るが、その才能を信じられない両親に反対される。出演は、ドラマ『ロック&キー』のエミリア・ジョーンズ、「シング・ストリート 未来へのうた」のフェルディア・ウォルシュ=ピーロ、「愛は静けさの中に」のマリー・マトリン。監督・脚本は、「タルーラ ~彼女たちの事情~」のシアン・ヘダー。(KINENOTE)

あらすじ:豊かな自然に恵まれた海の町で、両親と兄と暮らす高校生ルビー(エミリア・ジョーンズ)は、家族の中で一人だけ耳が聞こえる。ルビーは幼いころから、陽気で優しい家族のために通訳となり、家業の漁業も毎日欠かさず手伝っていた。新学期、ルビーは秘かに憧れるクラスメイトのマイルズ(フェルディア・ウォルシュ=ピーロ)と同じ合唱クラブに入部する。顧問の先生から歌の才能を見出されたルビーは、都会の名門音楽大学の受験を強く勧められる。しかし、ルビーの歌声を聴くことができず、娘の才能を信じられない両親は、家業の方が大事だと大反対する。ルビーは悩んだ末、夢よりも家族の助けを続けることを選ぶが、父は思いがけない方法で娘の才能に気づき、意外な決断をする……。(KINENOTE)

監督・脚本:シアン・ヘダー
出演:エミリア・ジョーンズ/フェルディア・ウォルシュ=ピーロ/マーリー・マトリン/トロイ・コッツァー/ダニエル・デュラント/エイミー・フォーサイス

ネタバレ感想

Amazonプライムで配信されてたので鑑賞。評判どおり良い作品だったなぁ。図らずも終盤は落涙してしもうた。具体的にどのへんかというのは覚えてないが、ともかく家族との絆が感じられるシーンではボロボロ涙が出た。

涙が出ちゃうからいい作品と言いたいわけではない。でも今作は良作であるのは間違いない。家族で一人だけ耳が聞こえて通常のコミュニケーションが取れるルビーと、耳が聞こえない両親と兄貴との関係性が非常に繊細に描かれていて、そうであるからこそルビーの苦悩が手に取るように感じられるのである。

ルビーが音大に行くことに大反対だった家族たちも、彼女のその才能を認めるにあたり、喜んで実家から送り出してあげるラストはとても爽やかでハッピーである。

ただひねくれ者の俺としては、不幸に終わっちゃう人間模様などを描いた作品のほうが好みだったりはするので、この作品に掛け値なしの素晴らしさを感じたかというとそういうわけでもなく、何べんも繰り返して観たい作品ではないなーというのも事実だ。

その辺は好みの問題であって、しかし良いものを見たなぁという満足感は得られた。というどうでもいい感想しか浮かばないのであった。

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