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映画 スーパーティーチャー熱血格闘 ネタバレ感想 ドニーイェン先生の学園もの

映画 スーパーティーチャー熱血格闘
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スーパーティーチャー 熱血格闘

―2019年公開 中=香 101分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:「イップ・マン」シリーズのドニー・イェンが、初の教師役に挑んだアクション・ドラマ。学力最低の学校として知られる香港のタックチー学園。ある日、元アメリカ海兵隊出身のチャン・ハップが教師として雇われ、不良生徒が集まるクラスの担任を任されることに。共演は「モンキー・マジック 孫悟空誕生」のジョー・チェン、「アイスマン」シリーズのユー・カン。監督は「イップ・マン」シリーズで助監督を務めたカム・カーワイ。特集企画『のむコレ3』にて上映。(KINENOTE)

あらすじ:香港の中で成績最低の学校とレッテルを貼られ、教育局から補助金を打ち切られる寸前のタックチー学園。ある日、チャン・ハップ(ドニー・イェン)という男が教師として採用され、不良や問題児が集まる6Bの担任となる。そんなクラスの中で、特に5人の生徒は誰にも手が追えないほどであったが、チャン自身の経験とテクニックで彼らと向き合い、次第に信頼を得ていくのだった。そんななか、チャンがタックチー学園出身で過去にトラブルを起こして退学し、その後、アメリカで海兵隊兵士として活躍していた事実が明らかになる。一躍、時の人となったチャンは、校内でも一目置かれる存在となるが、生徒の一人が自殺未遂を起こしたことで、世間やマスコミは一斉にチャンを叩き始める。やがて、学校を去らなければならなくなってしまうチャン。そんな彼に共感を抱いていた生徒や同僚の教師たちは、チャンと学校の名誉を守るために立ち上がる……(KINENOTE)

監督:カム・カーワイ
アクション監督:谷垣健治
出演:ドニー・イェン

ネタバレ感想

ドニーイェン先生主演の新作ということでレンタルで鑑賞。ドニー先生がまさしく先生、ティーチャーとして活躍する話ということで、コミカルなシーンもあればシリアスになる部分もあり、そこに見せ場のアクションを織り交ぜた内容。さらに学園もので先生を演じるわけだから、日本でいうなら金八とGTOをミックスしたような感じのドニー先生の熱血ぶりが観られる。

ではその物語展開はどうかというと、学級崩壊したような学園が舞台で、熱血先生が生徒のために頑張るものなので、展開そのものはベタベタな感は否めない。

生徒をいかに更生させるかという点においては、主要人物たる生徒の家庭事情などはきちんと描写はあるのだが、生徒たちの不満解消に至るそれぞれのエピソードは普通のドラマなら一話は割けそうなもんなのに、尺が短い中でそれを行うためけっこう強引な感もある。

生徒の更生を終えてから人気者になったドニー先生。しかし失脚も唐突に訪れる。そしてその原因は双子の生徒の一人が自殺を図ったことによるものなのだが、その一因も尺が短いせいか、ドニー先生がその生徒に対する向き合い方がけっこう適当であったことによるものだと言えなくもない(笑い)。

いずれにしても、この事件によりドニー先生は学園を去ることになり、それを潔しとせぬ生徒たちの奮闘によって物語はクライマックスを迎えるわけだ。

だがしかし、自殺未遂をした生徒はいかにして立ち直ったかというとドニー先生や友達のおかげではなく、なんとか家族のきずなを取り戻した親父と、双子の弟のおとこのおかげであり、ドニー先生は直接的に何かをしたわけではないってところに、何か作品の軽さを感じてしまう。

とはいえ、そもそも俺はそういうドラマパートをこの作品には期待してなくて、ドニー先生の格闘アクションが観たかっただけなのだ。そのアクションは物語中には2回あって、それはなかなか満足できるものだったので、まぁまぁ楽しめたかな。

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