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映画 サプライズ ネタバレ感想 殺人集団に襲われた一家の運命は

サプライズ
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サプライズ

ホラーっぽい感じで進んでいくものの、殺人集団の襲撃を受け初めてからは、主人公の女性が隠していた能力を存分に発揮して殺人集団と血みどろの戦いを繰り広げだす珍作。なかなか楽しめます。ネタバレあり。

―2013年公開 米 94分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:両親の結婚記念日を祝うために集まった家族が、突然謎の集団から襲撃を受けるが、事態が二転三転し、予想もつかない結末へと進んでゆくスリラー。出演は「パニック・マーケット3D」のシャーニ・ヴィンソン、「ボディ・ダブル」のバーバラ・クランプトン。監督は「ビューティフル・ダイ」のアダム・ウィンガード。(KINENOTE)

あらすじ:両親の結婚35周年を祝うため、郊外の別荘に集まった総勢10人のデーヴィソン一家。久しく使っていなかった別荘は埃だらけで、入り口も開け放たれた状態。唯一の隣家からは、朝からずっと大音量で同じ音楽が流れている。それぞれ、パートナーと一緒に来た子どもたちは、久しぶりの再会に旧交を温め合う。だが心の中には、それぞれ自分勝手な思いが潜んでいた。一家全員が揃ったところで、晩餐会がスタート。和やかに見えたものの、気付けばいつものように長男と次男の口喧嘩が始まり、たちまち険悪な雰囲気に。その様子に呆れ、愛想を尽かしていた末っ子の彼氏が、ふと窓の外に何かを見つける。立ち上がって確認しようとしたその時、窓ガラスが割れる音が……。1人、また1人と異変に気付いたものの、何者かによる突然の襲撃を受けてパニックに陥る。何が起きているのかも分からないまま矢が放たれ、悲鳴が交錯し、家具が倒れる。ただでさえ互いを信用していない家族は、そんな危機的状況にもかかわらず、喧嘩を始める。その上、安全と思われていた場所にも、周到なトラップが仕掛けられていた。やがて姿を現したのは、ヒツジ、キツネ、トラなど、謎のアニマルマスクを被った集団。彼らの正体も襲撃の理由も分からないまま、なすすべなく襲われてゆくデーヴィソン一家。まさに絶体絶命のピンチに陥ったその時、アニマルマスク集団も、一家すらも予想しなかった出来事が起きる。“誤算”、“予想外”、“想定外”……。いくつもの“サプライズ”が全員の運命を大きく変え、誰もが予測しなかった結末へと突き進んで行く……。(KINENOTE)

監督:アダム・ウィンガード
出演:シャーニ・ヴィンソン

ネタバレ感想

結婚記念日を迎えた夫婦の別荘に、子どもたちとその恋人らが集まり、お祝いパーティをひらくことに。しかし、そのパーティは阿鼻叫喚の渦へ。なぜなら、ためらいなく人を殺す殺人集団が襲い掛かってきたからだーーというのが適当なあらすじ。

冒頭に書いたように、ホラーかと思わせておいて、主人公の女性が殺人集団(3人くらいだけど)と血みどろの生き残りゲームを繰り広げるヘンテコ作品。なんでも彼女は、父親によって文明化されてない世界でも生き残れるようにサバイバル術を叩き込まれたらしい。それを彼氏には隠していたんだけど、襲いくる殺人者たちから身を守るために、やむなくその力を使って戦いに臨むことになるのである。

で、その技術は幼少時から15歳くらいまでの間に、サバイバル・キャンプなるもので訓練を受けて身につけたものらしい。しかし、そのキャンプって護身術も教えてくれるもんなんだろうか。敵に襲われてもけっこう冷静に反撃を試みる彼女を見るに、それらも教えてもらっているのかもしれぬが、だとしたら、本当に過酷な訓練だったんだろうなぁ。

それよりも、彼女はもともと、サバイバルというか殺しに適した性格の持ち主だったんではなかろうか。だって、いくらテクニックや知識を持ってたって、メンタルが豆腐だったら孤軍奮闘と言えるほどの、あんな活躍できないだろうから(笑)。

てなわけでホラー的な楽しみ方をするというよりは、彼女の護身および殺人術と、ためらいなく人を殺せる精神力と胆力に唖然とさせてもらう作品である。ほんとにすごい。多少は悲鳴を上げたり怖がったりするシーンはあるものの、本作のほかの女性陣と比べると、どう見てもレベルが違うのである。特に最初の殺人を犯した際の、敵に対する追い討ちはオーバーキルすぎて見てるほうが引く(笑)。

あと、ピアノ線みたいので首が裂かれちゃった娘は、あのスロー演出のおかけで、どうあったって玄関から出たと同時に死ぬんだろうとわかっちゃうところはお約束だろうか。怪しげなやつらが怪しいままラストを迎え、やっぱりあいつもグルだったかと思わせて、きちんとそれに対して落とし前をつける主人公はかっこよかったである。ラストのあれも、きちんと罠を消化してたんで、終わりとしてもよいのではないかと思った。

怖いホラー作品を期待すると肩透かしだけど、それなりに楽しめる珍作であります。にしても、あの隣人たちは、殺人者たちの計画に入れられちゃって気の毒でありました。あと、あの一家の兄貴は本当に嫌な奴だったな。無駄にタフだし(笑)。

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