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映画 トラジディガールズ ネタバレ感想 結末は友情物語

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トラジディ・ガールズ

―2017年製作 米 102分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:ネットセレブになるために、次々と殺人を犯していく女子高生を映し出すホラー・コメディ。サディとマッケイラが住む町で、猟奇的連続殺人事件が発生。二人は、危険な殺人鬼に怯える悲劇のヒロインを演じ、瞬く間にメディアやネットの人気者になっていくが……。出演は「デッドプール」のブリアナ・ヒルデブランド、「X-MEN:アポカリプス」のアレクサンドラ・シップ、「ハンガー・ゲーム」シリーズのジョシュ・ハッチャーソン、「ガルム・ウォーズ」のケヴィン・デュランド。特集企画『未体験ゾーンの映画たち2018』にて上映。(KINENOTE)

あらすじ:サディ(ブリアナ・ヒルデブランド)とマッケイラ(アレクサンドラ・シップ)は、ネットセレブを夢見る女子高生二人組。そんな彼女たちが住む町で、猟奇的連続殺人事件が発生。二人は事件の行方を追いながら、危険な殺人鬼に怯える悲劇のヒロインを演じ、瞬く間にメディアやネットの人気者になっていく。ある日、幸運にも殺人鬼の正体を突き止め、捕まえることに成功した二人。だが、このまま事件が解決すれば、盛り上がってきた人気が収束してしまうと考えた彼女たちは、殺人鬼を監禁し、自分たちが殺人を代行しようとするのだった。自作自演で悲劇のヒロインを続けるサディとマッケイラ。しかし、話題を維持するため、その殺人方法はだんだんとエスカレートしていき……。(KINENOTE)

監督:タイラー・マッキンタイア
出演:ブリアナ・ヒルデブランド/アレクサンドラ・シップ/ジョシュ・ハッチャーソン/ケヴィン・デュランド

ネタバレ感想

承認欲求強すぎな女子高生2人組が、何でそうなりたいのかよくわからんが、SNSで有名人になることを目指して人を殺しまくる話。コメディよりのホラーなんだと思うけど、さして笑いどころはないし、計画立てているようでいてその場しのぎで殺人を犯しているバカ2人組の悪者要素にもさして魅力がない普通な作品。

毒があるような内容だったので興味深く鑑賞した。結果、なんとも薄っぺらい内容に感じてしまった。彼女らには悪に対する葛藤はなく、殺人を犯すに良心の呵責すらもないサイコ野郎なんだけども、その突き抜けた純粋悪性になぜか魅力がないのである。なぜなのか。純粋悪なのだから自分たちの罪に対して贖罪の意識などみじんも持ってないはず。

しかし、そういう人間ってなかなかいないもので、いるとしたらホラー映画の殺人鬼はまさにそれに近く、その意味では彼女らもそれと同類の殺人鬼である。であるから、あの日常の普通人らしい振る舞いに戦慄が走ったりするのかと思えば、そういうこともなく、日常を生きる逸脱した悪としての登場人物なのに、やっぱり魅力がないのだ。なぜなのか。こうやって書きながら考えてもさっぱりわからない。

サイコな殺人鬼が平然と日常生活を送っていて、殺人を犯している以外はこの2名のやっていることは普通の女子高生と変わりはない。ただ一つ、殺人をすることに抵抗がないという以外は、普通の人間なのである。

つまりこの作品は、普通の青春コメディ的展開に、殺人要素を込めて、ラストのように友情を取り戻す友情青春映画なんである。そこに込めた殺人要素がうまく生きていないがために、ラストの腑抜けた展開には唖然としてしまう。別に彼女らがお縄を頂戴するべきとは思わないんだけど、なんかしっくりこないんんだよね、あの結末。彼女らはSNSにより有名になることが目的のようで、有名になってどうしたいーーというヴィジョンはないみたい。その辺は女子高生的と言えば女子高生的なのか。平凡な家庭で育ちながらああいう殺人鬼が生まれるってことにも何か必然性がないんだけども、もしかしたら、そういう感情移入の要素が彼女らにないのが原因なのかもしれぬ。

彼女らを描写することによって風刺性がある作品になってたらよかったのかも。『ナチュラルボーンキラー』みたいに。でも、そんなことがしたい映画じゃなかったんだろうとは思う。SNS世代の内面の恐ろしさを描写しているってことなんかなぁ。

犠牲者の死に方はけっこうグロいので、そうした作品が好きな人にはそれなりに楽しめるかも。

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ミッキーとマロリー。二人は善悪の基準を普通の人間と同じく持っているものの、その一線を越えることにためらいがない。だから笑いながら人を殺せる。この作品が示しているのは、殺人鬼をヒーローに祭り上げるメディアとそれに踊らされる大衆への風刺だと思われる。ネタバレあり。―1995年公開 米 119分―
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