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映画 スペシャリスト(1994) ネタバレ感想 スタローンとシャロンストーン

スペシャリスト
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スペシャリスト(1994)

スタローン扮する爆弾のスペシャリストがエロいシャロンストーンの依頼で犯罪組織の幹部の暗殺を請け負ってジタバタする話。元上官としてジェームズウッズも登場。大味な展開で適当に話が進んでいくスタローンらしい脳筋爆破作品。ネタバレあり。

―1995年公開 米 110分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:巨大犯罪組織に両親を殺された女と、彼女に雇われた爆破のプロフェッショナルが組織に戦いを挑むサスペンスアクション。合計7回の爆破シーンの迫力と、主演の2人が繰り広げる濃厚なラヴシーンが見どころ。監督は「山猫は眠らない」で注目を集めたルイス・ロッサ。脚本は「アサシン」の女性ライター、アレクサンドラ・セロス。製作は「ベスト・キッド」シリーズのジェリー・ワイントローブ、エグゼクティヴ・プロデューサーは「コーンヘッズ」の監督でもあるスティーヴ・バロン、「クロウ 飛翔伝説」のジェフ・モスト、「ジャイアント・ウーマン」(V)のチャック・ヴィンダー。撮影は「トゥルー・ロマンス」のジェフリー・L・キンボール、美術は「デモリションマン」のウォルター・マーティシアスが担当。音楽はオリジナルスコアを「ダンス・ウィズ・ウルブズ」などで4度のアカデミー賞に輝くジョン・バリーが書き、音楽監修を務めたエミリオ・エステファン・ジュニア の下、彼の妻グロリア・エステファンや、彼らが率いるマイアミ・サウンド・マシーン、ドナ・アレンらの挿入曲が全編に流れる。主題歌はグロリアの歌う『ターン・ザ・ビート・アラウンド』。特殊効果(爆破)コーディネーターは、「バックドラフト」「ブローン・アウェイ 復讐の序曲」のクレイ・ビニーが手掛けている。主演は「デモリションマン」のシルヴェスター・スタローンと、前作「わかれ路(1994)」から一転し再び官能的な演技を見せるシャロン・ストーン。共演は「ゲッタウェイ(1994)」のジェームズ・ウッズ、「夕陽のギャングたち」「悲しき酒場のバラード」のベテラン、ロッド・スタイガー、「完全犯罪(1994)」のエリック・ロバーツら。(KINENOTE)

あらすじ:フロリダ州マイアミ。フリーの爆破作業請負人のレイ・クイック(シルヴェスター・スタローン)は、電話でメイ・マンロー(シャロン・ストーン)と名乗る女から、3人の男を爆殺してほしいと依頼される。彼女は幼い頃、巨大犯罪組織レオン・ファミリーに両親を殺され、復讐の機会を伺っていた。レイは自分は殺し屋ではないと一度は断るが、メイの熱意とその魅力的な声にひかれ、単独で調査を開始する。一方、メイも偽名を使って色仕掛けでファミリーのドンであるジョー・レオン(ロッド・スタイガー)の息子トマス(エリック・ロバーツ)に近づく。彼女の命懸けの行動を知ったレイは、依頼を引き受ける。彼は卓抜した爆破技術で、レオンの手下2人を鮮やかに葬った。ファミリーは騒然となるが、相談役兼警備担当のネッド(ジェームス・ウッズ)はプロの仕業と睨む。彼はボスのジョーを通じて警察の指揮権を手に入れると、大々的な捜査と警備を開始するが、レイは最後の標的トマスの息の根を止める。ネッドはかつてCIAでレイの上司であり、その任務上の行き過ぎをレイに告発されて懲戒処分になった男だった。2人は互いの存在をはっきりと知る。全ての仕事を終えたレイはメイと初めて対面し、一夜を共にする。しかし、翌朝、メイは彼を事件に巻き込んだ罪悪感から姿を消してしまう。息子を殺されて怒り狂うジョーから犯人を捕らえるよう命じられたネッドはメイを拉致し、卑劣な罠でレイを待ち受ける。レイは得意の爆破テクニックで危機を切り抜け、メイを救い出して隠れ家に向かった。だが、そこはネッドと警官隊に包囲されていた。勝ち誇ったネッドが進入して来た時、レイが隠れ家の四方に仕掛けていた大量の爆弾が、一斉に大爆発を始める。ネッドと最後の対決の時を迎えたレイは相手を倒し、メイと共に無事に脱出した。(KINENOTE)

監督:ルイス・ロッサ
キャスト
出演:シルベスター・スタローン/シャロン・ストーン/ジェームズ・ウッズ/ロッド・スタイガー/エリック・ロバーツ

ネタバレ感想

90年代のスタローン

ネットフリックスで見つけて久しぶりに鑑賞。90年代はスターとして定着したスタローンが『ロッキー』や『ランボー』などの出世作以外の印象をつけるためかいろいろな作品に登場しては頑張ってるんだけども、あまりパッとしない作品が多くて、これもその中の一つ。

まぁでも、俺はこの当時のスタローンの映画は劇場でも何作か見てて、バカバカしい作品でも、彼が暴れてりゃどうでもいいので、こうした作品も嫌いではなかった。

ただ、これに関しては『ジャッジドレッド』ほどひどくはないにしても、バンデラスと共演した『暗殺者』と同様に存在感がない作品で、どっちがどっちか区別がつかない程度の映画であったのも確か。

シャロンストーンがエロい。スタローンとの絡みも濃厚(笑)

こうして再鑑賞してみて、なるほどこういう作品であったかと何とか思い出すことができた。元CIAの工作員だったスタローン=レイは、当時上官だったジェームズウッズ扮するネッドがあまりにも基地外な殺しをするために飽きれちゃって、彼を告発して自分も引退。

爆破請負人とかいう誰が依頼してくるのかよくわからん仕事で生計を立てて、そこへシャロンストーン演じるエイドリアンから依頼を受けるのである。エイドリアンは過去に犯罪組織に両親を殺されてて、その復讐を望んでいる。そんで、その組織のボスの息子に色仕掛けで近づき、レイにこいつらを爆殺してもらう依頼をするのだ。

さらにはネッドと取引してレイをおびき出す使命も帯びている。とかまぁ、シャロンストーンぽい性悪女みたいなんを演じてるんだが、ボスの息子もネッドも、あろうことかレイも彼女の色気にメロメロにされちまっているのだ。

であるからレイも何だかんだ言いながら彼女の依頼を受けてジタバタするし、騙されてネッドの罠にはまりそうになるんだけども、実はエイドリアンも何だかんだでレイにメロメロになってて、濃厚なセックスまでしちゃうくらいに愛し合っちゃう。であるから最終的には組織も壊滅、ネッドも爆殺して晴れてレイとエイドリアンはハッピーな未来に向かってイチャイチャドライブをするのである。

というめちゃくちゃな内容紹介だけども、ストーリー自体はほんとにしょうもないどうでもいい話で、見所は濃厚すぎて胃もたれしそうなレイとエイドリアンのセックスシーンくらいだ。ともかくシャロンストーンがエロい。男だったらムラムラしちゃっても仕方ない。そのくらいエロい。

であるからスタローンもきっと息子をビンビンにしながら演じていたんだろうなというのが伝わってきて笑える。スタローンのラブシーンでこんなに濃厚なのあったっけって思うくらいだから(笑)

ジェームズウッズ(笑)

さらにはジェームズウッズが好感度ゼロ、ほんとうにすがすがしいほどに糞人間を演じてて、それが彼の表情にもにじみ出ちゃっててこれまた笑える。いくら組織のボスが警察署長に根回ししてたって、あんな横暴な捜査できねぇと思うんだが、まぁその辺はバカ映画なのでどうでもいい。

あと、スタローンが太極拳? みたいな体操してるシーンとかは必要だったんだろうか? もう一つ、バスの中でチンピラをボコるシーン。あれもなんだったのか。彼の戦闘力と人間性を示すためのものかな? まぁともかく、90年代のスタローンの作品だと、『コップランド』が一番いいかな。

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