ルーザーズ
―2010年製作 米 96分―
解説とあらすじ・スタッフとキャスト
解説:『ルーザーズ』(The Losers)は、2010年公開のアメリカ映画。DCコミックスのヴァーティゴレーベルから発行されたコミック『ザ・ルーザーズ』の映画化作品である。
日本では劇場公開されず、ビデオスルーとして2011年4月21日にDVDが発売となった。 (Wikipedia)
あらすじ:ボリビアのジャングルに潜む武器密売人の位置の特定任務のため、エリート特殊部隊「ルーザーズ」が派遣される。武器密売人の屋敷にレーザー照射を行い、待機するルーザーズであったが、屋敷に子どもたちが運び込まれるのを目撃する。作戦の中止を求めるが、マックスと名乗る人物により作戦の続行が決定されてしまう。そこで、ルーザーズの面々は乗り込んで子どもたちを逃がすことにする。銃撃戦を繰り広げ、子どもたちを連れて逃げる中、麻薬密売人の屋敷は爆弾投下により爆破される。脱出ポイントに来たヘリには全員が乗ることはできず、ルーザーズは子どもたちをヘリに乗せることを決める。ヘリが飛び立ち、ルーザーズが見守る中、突然、空軍機によりヘリが撃墜される。ルーザーズは、無許可の軍事行動だったため、自分たちが消される予定だったと察知し、自らの死を偽装して、姿をくらます。謎の美女アイーシャと組んでCIAのマックスなる人物への復讐を企てる。 (Wikipedia)
監督:シルヴァン・ホワイト
主演:ジェフリー・ディーン・モーガン/ゾーイ・サルダナ/クリス・エヴァンス/イドリス・エルバ/コロンバス・ショート/オスカル・ハエナダ/ジェイソン・パトリック
ネタバレ感想
それぞれに個性的な5人組のチームが登場し、武器密売人たちの屋敷に乗り込んでいき、子どもたちを助けるシーンが繰り広げられる冒頭の展開を見て、とてもカッコいい奴らだと思って、続きを期待してみていたら、一番の見せ場がその序盤だけしかなかったという印象。
全体を通してみれば、その後もアクションシーンはあるしそんなにつまらない内容ではなかったんだけども、やっぱり何か物足りなさがあったのはどうしてなのか。5人のチームはそれぞれに特徴があって、それを束ねるリーダーも情に厚い感じで、原作がコミックスっていうのも頷ける。
彼らを牽引する謎の美女が登場するってのもいかにも漫画的だし、彼らの敵となるCIAのマックスはかなり非道な人間で、よくこんな奴に部下がついてるなと思うくらいの悪者。その辺もなかなか悪くない。それなのになぜか、鑑賞した後に満足感なく終わってしまったのはなんでだろうか。
もしかしたら、似たような感じの作品をたくさん見ているからなんかもしれない。とは言え、その似たような作品ってのが何なのか、思い出せないんだけど。
スナイパー役の兄ちゃんと、主役のジェフリーディーンモーガンがカッコいいのと、あまり思い入れのないゾーイサルダナが、今作ではとてもエロく見えて、そこはよかったかな。というしょうもない感想しか出てこない。
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