6アンダーグラウンド
マイケル・ベイ監督によるネットフリックス配信アクション作品。ド派手なカーチェイスや爆発や銃撃戦があるのですごいんだけども、登場人物の細部とかにはあまり触れられない。例えば主人公の成長を描こうとはしているものの、その急すぎる描写に感情移入できるほど説得力がない演出な放り投げっぱなし映画。
―2019年公開 米 128分―
解説とあらすじ・スタッフとキャスト
解説:2019年のアメリカ合衆国のアクション映画。監督はマイケル・ベイ。主演はライアン・レイノルズ。共演はメラニー・ロラン、マヌエル・ガルシア=ルルフォ(英語版)、アドリア・アルホナ(英語版)、コーリー・ホーキンズ、ベン・ハーディら。Netflixオリジナル映画。(wikipedia)
あらすじ:並外れたスキルを持つ男女6人で構成された自警団チームは、自らの死を偽装して表面上の身元を消し、悪名高い犯罪者を倒すための危険なミッションに挑む。(wikipedia)
監督:マイケル・ベイ
出演:ライアン・レイノルズ/メラニー・ロラン/マヌエル・ガルシア=ルルフォ/アドリア・アルホナ/コーリー・ホーキンズ/ベン・ハーディ
ネタバレ感想
きっと、10代の頃だったらこの作品を楽しめたんだろうなと思う。ところが、ムダに賢しくなったせいか40代の中年のおっさんには、エクスペンダブルズみたい作品は楽しめても、今作はさほどのめりこめなかったのである。
肩ひじ張らずに観られる内容で、アクション作品としてはそれなりに楽しめるはずなのに、細部の適当さに萎えてしまう。例えば、ライアンレイノルズ=ワンの率いるチームはそれぞれに特殊技能があって、それを活かしてミッションを達成するわけだが、全員がその特殊技能を十分に発揮しているかというと、そうでもない。例えば、ドクターの女の人の技能が発揮されるのは冒頭だけ。しかも、なんで、彼女がチームに入ったのかは描かれない。他の人にはそのパートがあるんだけど、何でだろうか。
加入のきっかけが描かれている人もいる。でも、描かれている中でも、そもそも描く必要があったのかと思うくらいに細部がなくて、けっきょく何だったのかよくわからない人もいる。やるなら全員きちんとやればいいのに、何であんな中途半端にするのか意味がわからん。
他にも、主人公のワンが戦闘力が高いことを、あるミッションの中でセブンが気付くのに、どうしてゼロに戦闘力があるのか、その秘密は説明されないなど、ともかく細部が適当すぎ。
それがマイケルベイの映画だというなら、そうなんかも。でも、『13時間ベンガジの秘密の兵士』とかは面白かったんだけどな。ともかく、今作は登場人物の細部をきちんと描けば、アクションンパートもより楽しめるんじゃないかと思っちゃったな。
この作品はネットフリックスで鑑賞できます。
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