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映画 ザボディガード(2017) 殺し屋サムワーシントン

ザボディーガード
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ザ・ボディガード(2017)

ある殺し屋が10代の女性殺しを命じられたが、その命に背いて女の子の命を助けようと奮闘する話。アクションシーンはそれなりだが、話自体がイマイチな普通作品。ネタバレあり。

―2017年公開 米 91分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:「ハクソー・リッジ」のサム・ワーシントン主演のアクション。組織から女子高生エラの殺害を依頼された殺し屋ルーカスは、彼女を殺すことができなかった。ルーカスはエラを守りながら復讐を始めるが、組織によって懸賞金をかけられ、世界中の殺し屋たちの標的となる。監督は、「ターミネーター3」のジョナサン・モストウ。(KINENOTE)

あらすじ:凄腕の殺し屋ルーカス(サム・ワーシントン)は、海外留学中に両親を殺された女子高生エラ(オデイア・ラッシュ)の殺害をマフィアのリチャード(アレン・リーチ)から依頼される。殺し屋家業から足を洗い、妻と娘と静かな生活を望むルーカスだったが、依頼を断れば家族の命はない。エラを見つけ銃口を向けるが、娘の姿が重なり引き金を引くことができない。ルーカスはエラを守り、ヨーロッパを逃亡しながらリチャードへの復讐を始めるが、リチャードによって懸賞金をかけられ、世界中の殺し屋たちから命を狙われる……。(KINENOTE)

監督:ジョナサン・モストウ
出演:サム・ワーシントン/オデイア・ラッシュ/アレン・リーチ/エイミー・ランデッカー

ネタバレ感想

Amazonプライムで見つけて鑑賞。殺し屋の男が殺すべき若い女性を殺せずに組織から目をつけられて逆に殺し屋に襲われる話。シチュエーションに目新しさはなく、ツッコミどころも多々ある感じな普通作品。

ただ、個人的にはガンアクションはそこそこいいなと思えた。特に、何でかわからんが、取り扱われるハンドガンの演出に重厚感があるように感じられたところが良かったな。本物がどうなんかわからんけど、扱われる際の効果音が非常にそれっぽく感じたのだ。

他によかったところは、あまりない(笑)。金持ち実業家みたいなリチャードとかいう男が実は裏社会の人間で、こいつが冷酷かつ非情な人間。こいつの下で働いてた主人公のルーカスは、殺すべき標的だったエラの命を取れなかったことで、リチャードの組織の的にかけられることに。

で、リチャードはルーカスの妻子がどこに住んでるのか知ってて、いつでも人質に取る、もしくは殺しちゃうこともできるのに、脅しに使うだけで何にもしないところが無駄に紳士(笑)。そのくせ、自分の息子を道具のように扱い、酷い教育をしていたことが仇になって自分が死ぬことになるんだから世話ないね。あの坊やが歪んだ性格に育たないことを願っちまったよ。

で、リチャードは表の顔も持ってて、そちらでは何だかよくわからんビジネス関連の社交界を開けるほどの男で、しかも、裏ではFBIの捜査官を操れるほどの実力の持ち主らしいが、では実際にどんな悪いことをしているのかが描写されないし、表ではどんな商売をしてるのかも説明がないので、腹黒さが伝わってこない。あんだけ殺し屋を雇って何の悪だくみをしてるのかぐらい、教えて欲しかったなぁ。

さらに、リチャードの屋敷では番犬が飼われてて、こいつを品種改良してより狂暴なマシーンにしてるようなくだりがある。あんなシーンをつくるなら、当然この犬はルーカスの行く手を阻む脅威になるんだろうと思ったら、そんなシーンはない(笑)。俺が見逃したのか、眠っていた可能性もかなりあるが。

ちなみに、サム・ワーシントンが出演してる映画って俺はそれなりの数見てるんだけども、どうしてもこの人の顔が覚えられないんだよなぁ。どうしてだろうか。実はここだけの話、冒頭のエラの家族と家政婦を殺すシーン、サム・ワーシントンがやってるのかと思っちゃってたんだよね。別の殺し屋なのに。

だから、エラに「君の両親は殺された、俺は君を殺すように言われたがそれができない!」とか何とか言ってるシーンで「エラの両親殺したのはオマエだろ」とラストまでズ~ッと思っていたのだ。だから、いつ彼が両親殺しをエラに告白するのか、そしてどんな修羅場が起こるのかとワクテカしてたら、そんなシーンはなかった。あるはずないのである。ルーカスは殺してないんだからね。

鑑賞後、この点がよくわからなかったのでリチャードとルーカスが電話で話しているシーンを見直して、ようやく冒頭の殺し屋がルーカス出ないことを知り、冒頭のシーンを見直したら、その殺し屋は全然サム・ワーシントンの顔じゃねぇ(笑)。

という節穴の目の俺が書いてるのが、この糞ブログです。他の記事でも「ちゃんと映画観てた?」と厳しめなコメントをもらうことがあるが、節穴なんだからしょうがないだろ、と思いつつ、今日も新しい映画を見るのである。

以上。

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