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映画 一級機密 ネタバレ感想 実話を基にしたキムサンギョン主演作

一級機密
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一級機密

軍内で出世を目指してたパク氏が、うまいこと事務方の出世ロードに乗れたと思ったら、所属した部署が不祥事を隠蔽する役回り果たす場で、良心の呵責や使命感から内部告発しようと奔走する話。実話を基にしているらしく、組織ってのの糞さをわからせてくれる内容になっている。ネタバレあり。

―2018年公開 韓 101分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:軍隊の汚職事件を題材にした実録サスペンス。軍需本部の航空部品購買課課長に就任したパクは、過去の部品購入履歴にエアスター社という企業からの独占的な取引を見つける。さらに、エアスター社製品の欠陥を申告した操縦士カンが、任務中に墜落事故を起こす。監督は、「イテウォン殺人事件」のホン・ギソン。出演は、「殺人の追憶」のキム・サンギョン、「悪女/AKUJO」のキム・オクビン、「悪魔を見た」のチェ・ムソン、ドラマ『太陽を抱いた月』のチョン・イル、「犯罪都市」のチェ・グィファ。『反逆の韓国ノワール2018』で上映。(KINENOTE)

あらすじ:軍隊に所属するパク(キム・サンギョン)は、念願の国防部への異動になる。軍需本部の航空部品購買課の課長として就任し、エリートコースを歩み始めたパクだったが、過去の部品購入履歴を調べるうちに、エアスター社という企業からの独占的な取引を見つける。さらに、操縦士カン(チョン・イル)がエアスター社の部品の欠陥をパクに申告するが、カンは任務中に墜落事故を起こす。パクは事故の原因を調査しようとするが、同僚たちはパイロットの過失で処理してしまう。一連の疑惑を上司のチョン(チェ・ムソン)に報告したパクは、逆に圧力をかけられる。しかし、未だ生死をさまようカンの容態を見たパクは、記者ジョンスク(キム・オクビン)に接触し、調査を進める。(KINENOTE)

監督:ホン・ギソン
出演:キム・サンギョン/キム・オクビン/チェ・ムソン/チョン・イル/チェ・グィファ

ネタバレ感想

『殺人の追憶』のキム・サンギュン主演作。同作以外の彼はあまり活躍してないような印象がある。今作では、以前より肥えた感じがしたなぁ。

他にも、いろんな作品で見かける、顔面力のある人がたくさん出てるね。でまぁ、話としてはなかなかシビアで、実際に起きたいくつかの韓国軍の隠ぺい事件では、告発した側が溜飲を下げるような結果にはならなかったみたいで、本作のようなラストは迎えなかったぽいことがエンドロールでわかる。

そうだよなぁ、こうした組織ぐるみの、しかも軍を超えて国家的思惑の入り込んでる陰謀を明るみにするってのは、本当に難しいことなのだ。

主人公のパクはまじめな人間で軍人でいることに誇りを持っているけども、組織の中にある他の人たちは、必要悪と思えることには目をつぶり、自分らを家族的連帯感の中におさめることで、悪を正義のこととして処理しようとする。

これはどこの組織でも、規模の大小に関係なく起こりがちな話であって、対岸の火事ではないんでしょうねぇ。みんな自分の身が大事だから。そう思うと、なんとも暗い気分になるものの、自分自身が実際に、何かに加担していて、外側の人間から見れば異常だと思われそうなことを所属先で行っている可能性もなくはないのである。

本当に嫌だねぇーーという、本作の感想にもなってないような感想で終わる。

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