HUNT/餌
アムステルダムに現れた人食いライオンをハントするために主人公たちがジタバタする話。ライオンが強すぎるがそれなりにスリルもあって楽しめる。ネタバレあり。
―2016年制作 蘭 107分―
解説とあらすじ・スタッフとキャスト
解説:『小さな目撃者』のディック・マース監督によるパニックムービー。アムステルダム郊外で牧場を営む家族の惨殺死体が発見される。相談を受けた動物園の獣医・リジーは死体の様子から、獰猛で攻撃的なライオンの仕業ではないかと考えるが…。(KINENOTE)
あらすじ:オランダ・アムステルダムの郊外で牧場を営む家族の惨殺死体が発見された。事件の相談を受けた動物園の獣医リジーは、死体の様子から、すぐにそれは獰猛で攻撃的なライオンの仕業と特定するが警察は信じなかった。しかし街中で、猛獣に喰い殺されたかのような死体が次々に見つかった為、警察署長は止むを得ず、狩りの経験のある自分のいとこを雇うことにする。しかし、ライオンが身を潜めていると予測したフォンデル公園で、逆にいとこが惨殺されてしまう。結局リジーが応援を頼んだイギリスの有名なハンター、ジャックを頼ることになるのだが・・・。(amazon)
監督・脚本:ディック・マース
出演:ソフィー・ヴァン・ウィンデン/ジュリアン・ルーマン/マーク・フロスト/リナス・クルル
ネタバレ感想
U-Nextで見つけて鑑賞。どっかの金持ちが飼っていたのか、野生のライオンなのか、その辺は作中では判明しないのだが、とにかく人間の肉が大好きな人食いライオンがアムステルダムの街で暴れる話。
このライオンが一回のバイティングで人間の頭を食いちぎっちゃうし、足が速いし、耐久力もあるしでムチャクチャ強い。人間たちの対ライオン撃滅作戦がお粗末な感もあるけども、ともかくこのライオンは人間の上を行っちゃう強さで暴れまくる。
特に笑えるのは警察署長の親戚がライオンをハントせんと頑張るくだり。中でも彼のバカ息子が死ぬシーンは予想通りな展開でマジでバカ丸出し。
あと、ゴルフ場で共同経営者の3人がライオンに襲われるシーンは、あの更迭騒ぎのくだりなんかいらねーだろと思うのに、けっこう長い尺を使って描写してて、マジで意味不明(笑)。
などなど、ところどころおバカっぽい演出がありつつ、主人公の元恋人のハンターはけっこういいキャラしてるし、最後までけっこう楽しめた。
ラストで、ライオンは2匹いたことが判明。というか、もう一匹いそうな雰囲気を匂わせて終わってたので、ともかく複数いたみたい。となると、飼ってたライオンが逃げたというよりは、やっぱり野生のライオンだったってことだろうか。その辺はようわからん。
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