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映画 ザクーリエ ネタバレ感想 オルガキュリレンコのアクション

ザクーリエ
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ザ・クーリエ

元特殊部隊の女性=オルガキュリレンコは裏社会の配達屋として生計を立てている。ある日、依頼の品を届けた先は、裏社会の大物の殺人事件の証人、ニックが匿われている場所だった。任務を終えたと思ったらニックが殺されかけていることを知り、成り行きで彼女はニックの命を守ることになる。ネタバレあり。

―2020年公開 英 86分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:「007/慰めの報酬」のオルガ・キュリレンコ主演のアクション。シリア政府軍の壊滅作戦に参加した元特殊部隊最強の女。戦地で兄を失い、表舞台から姿を消すと、運び屋としてひっそりと生きていた。そんなある日、彼女は配達中に武装した部隊に襲撃される。出演は、「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」のゲイリー・オールドマン、「ナルニア国物語」シリーズのウィリアム・モーズリー、「ベスト・フレンズ・ウェディング」のダーモット・マローニー。監督・脚本は、「キング・オブ・ギャングスター2」のザッカリー・アドラー。「未体験ゾーンの映画たち2020延長戦」にて上映。(KINENOTE)

あらすじ:シリア政府軍の壊滅作戦に参加した元特殊部隊最強の女(オルガ・キュリレンコ)は、戦地で兄を失ったことをきっかけに表舞台から姿を消し、血塗られた過去を償うように運び屋としてひっそりと生きていた。数年後、配達をしていた彼女は、武装した部隊に襲撃される。巨大犯罪組織のボス、マニングス(ゲイリー・オールドマン)が殺人事件の証人ニックを消す現場を目撃したためだった。彼女は証人のニックを乗せてバイクを走らせ、再び戦いに身を投じる……。(KINENOTE)

監督・脚本:ザッカリー・アドラー
出演:オルガ・キュリレンコ/ゲイリー・オールドマン/アミット・シャー/ウィリアム・モーズリー

ネタバレ感想

オルガキュリレンコの衣装とゲイリーオールドマンの眼帯

アマゾンプライムで見っけて、オルガキュリレンコとゲイリーオールドマン目当てで鑑賞。内容は期待してなかったんだけども、その期待すら上回ってくれない作品であった。

まず、オルガキュリレンコはせっかくの美人なのに、物語の舞台が薄暗いところばっかりなので、表情があまりよくわからん。さらに、衣装がずっとバイクスーツみたいのなんだけど、これがまたダサい。

ダサいと言えば、ゲイリーオールドマンは巨大犯罪組織のボスらしいんだが、眼帯をしているその姿がどうにもギャグにしか見えない。なんで眼帯なんてさせたんだ?

マニングスにボスの貫禄がない。

この物語はオルガキュリレンコ扮する謎の運び屋が、マニングス(オールドマン)が過去に犯した殺人事件の目撃者ってことで、証人として匿われてて、その存在を消そうとするマニングスの手の者たちからニックを護衛するってな話なんだけども、巨大組織のボスが自ら殺人を犯して、それを目撃されちゃって「まずいことになった」とか言ってるマニングスのアホさにズッコケる。

ついでに、いきなり相手を威圧するような喋り方をしたり、急ぎの用を求められてもクラシック音楽を聴くのが終わるまで待たせたりとか、いろいろと頑張ってボスとしての貫禄を演出しようと頑張っているが、そこもあまり効果はなし。役者のせいというよりは作り手の問題ではないか。

捜査官たちが無能すぎ

出てくるFBIの捜査官のほとんどがマニングに買収されてるのか脅されてるのか、要は彼の手下になっちゃってるんだけども、その買収されてる側の捜査官たちでチームワークが取れてないのも、なぜなのかよくわからん。

ブランドンとかいう、頭の悪い捜査官が、一番無能なんだけども(その前の女性捜査官も大概だったが)、彼の上司も結局はマニングスの犬だったわけで、だったら最初から協力して事にあたってればいいのに。上司は後から買収されたんか? よくわからん。

アクションシーンもいまいち

その他、格闘シーンやなんかも突っ込みどころが満載。終始、光の少ない駐車場内で、オルガとニックが逃げては敵を殺し、逃げては敵を殺す。基本それの繰り返し。

意味深に出てくるマニングスの娘とか、彼の屋敷にいる捜査官とか、マニングスの極悪度を強調するために存在してるのかなとは思うんだが、別に物語に深みをもたらしている感じもなく、いるだけ無駄だったんじゃなかろうか。

ラストもダサい

ラストもラストで、カッコよくタイトル入れてエンドクレジットに入ってたけど、ぜんぜんカッコよくない。そもそも、あんだけ重症だったニックが36時間で立てるようになってるのが意味不明。ついでにオルガが戻ってきてやるのは別に構わんけども、もう少し間抜けな悪どもに対してきちんと落とし前をつける終わり方にはできんかったのか。

てなことで、役者の魅力をぜんぜん生かせていないように見えちゃう、残念作品であった。

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