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映画 ザターゲット 陰謀のスプレマシー ネタバレ感想

ザターゲット陰謀のスプレマシー
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ザ・ターゲット 陰謀のスプレマシー

―2012年製作 米=加=白 101分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:愛娘を誘拐され、自らも暗殺の標的となった元CIA捜査官が巨大組織に挑む姿を描くサスペンス・アクション。監督は、「ゲーテの恋 君に捧ぐ『若きウェルテルの悩み』」のフィリップ・シュテルツェル。出演は、「世界侵略:ロサンゼルス決戦」のアーロン・エッカート、「007/慰めの報酬」のオルガ・キュリレンコ。(KINENOTE)

あらすじ:元CIA捜査官ローガン(アーロン・エッカート)は、今は民間防犯装置会社の責任者で、愛する娘エイミー(リアナ・リベラト)と2人で過ごしている。しかし、ある日突然、勤めていた会社が忽然と消える。ローガンはグループ会社のハルゲートに原因を追究しに行くが、元々その子会社は存在しないと言われ、証明データもすべて抹消されていた。帰りがけに元同僚のフロイドに抹殺のターゲットとして襲われ、辛うじて逃げたローガンは、フロイドが持っていた鍵で開けたコインロッカーで書類を見つける。それは、自分の名前も入った元同僚の暗殺予定者リストだった。ローガンは不法滞在者となり捜査を続け、ある機密書類を入手する。巨大組織ハルゲートとCIAは関係があり、ローガンのCIAの元同僚アンナ(オルガ・キュリレンコ)が関わっていたのだ。そんな折、ローガンの愛娘エイミーが組織に誘拐されてしまう。ローガンは機密書類を引き渡す代わりに、娘を釈放するよう取引をするが……。(KINENOTE)

監督:フィリップ・シュテルツェル
出演:アーロン・エッカート/オルガ・キュリレンコ/リアナ・リベラト

ネタバレ感想

『世界侵略ロサンゼルス決戦』のアーロンエッカート主演のアクション作品。脇役がオルガキュリレンコ。全然存在を知らない作品だったのを、アマゾンプライムで見つけて鑑賞。

原題は『The expatriate』で、国外移住者みたいな意味。そう考えると、邦題はだいぶ変更されて、最高位の陰謀みたいな感じになってる。まぁどっちがいいかというのはないけども、原題のほうが主人公のベン以外に、彼の協力者となるイスラム系と思われる人たちも移住者なので、その辺もベルギーの事情に絡めて考えられなくもない感じ。

で、この作品の黒幕はCIAも巻き込んで、アメリカの武器をアフリカに横流ししている巨大企業。表向きは普通の商品の輸出とかをしている会社のようだが、金儲けのために裏では人殺しの道具を売りつけていたというのだ。

こういう内容は映画ではさほど珍しくない。そして、その話に絡めて本作はそれなりに楽しめるアクション作品となっている。

オルガキュリレンコ演じるCIAの人も悪だくみに加担してたものの、それ以上に悪なのはこの巨大企業の経営者で、自分がアフリカの国に武器を売るのは会社の利益のためで、そのあとの売った先の事情のことなんて知ったこっちゃないという無責任ぶり、想像力がない。いや、想像できても自分の利益のほうが大事って思えるんだろうね。本当にこういう奴らってこの世から消えてほしいと思うんだが、そうはならないのが悲しいところ。

結局、階層社会になってしまったこの世の中では、俺のような下級市民は搾取の対象にならないように細々と生きるしかないのである。しかし、上級国民になれたら、俺自身が、上述したような人間になってしまう可能性もないとは言えん。所詮、自分自身もその程度の人間である。

まぁいずれにしても、今より少し若いオルガキュリレンコが観れるし、アーロンエッカートのアクションもまずまずな感じで、彼女の娘の存在が邪魔くさいが、彼女がいなくなると話が全然違うものになっちゃうので、これはこれでよく、それなりに面白い作品。

ただ、彼を助けるイスラム系の人たちが殺し屋の犠牲になっちゃったり、病院でモブキャラが流れ弾にあたって殺されまくったり、その辺の扱いが少し雑だし気の毒だなぁというのが、突っ込みどころかな。

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