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映画 バタリオン ロシア婦人決死隊VSドイツ軍 ネタバレ感想 実話を基にした物語

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バタリオン ロシア婦人決死隊VSドイツ軍

―2017年公開 露 123分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:ロシア・アカデミー賞4部門受賞の実話に基づく戦争ドラマ。第一次世界大戦時、ドイツ軍により壊滅的な状況に追い込まれたロシア軍は、国の最終兵器として女性だけの秘密部隊を結成する。戦場の第一線に送られた女性部隊は勇敢にドイツ軍に立ち向かうが……。カリテ・ファンタスティック! シネマコレクション2017にて上映。(KINENOTE)

あらすじ:第一次世界大戦中の1917年、ドイツ軍による毒ガスや塹壕戦により、ロシア軍は壊滅的な状況に追い込まれていた。そんななか、国家の最終兵器として女性だけの秘密部隊が結成される。志願した貴族、学生、労働者など様々な身分の女性たちは凄まじい訓練を耐え抜き、すぐさま戦場の第一線に送られる。戦意を喪失した男たちに反して、女性部隊は勇敢にドイツ軍に立ち向かっていくが、戦いが激化していくなかで次々と命を落としていく……。(KINENOTE)

監督:ドミトリー・メスヒエフ
出演:マリア・アロノヴァ/マリア・コジェーブニコワ/ヴァレリア・シュキランド

ネタバレ感想

実話を基にしたお話らしい。第一大戦下のロシアの軍に女性兵士がいて、さらに部隊まで編制されてたなんて、知らなかった。なんでそんな部隊が編成されたかというと、志願する女性が少なからずいたことと、前線で戦意をなくして戦おうとしない兵士がたくさんいたからみたい。

前線の兵士たちは、何か委員会みたいのを設置して、上官に対して戦闘をボイコットする権限があったようだ。で、上役たちはそれを受け入れるしかなかったーーという状態で戦争なんてできるのかいなと思っちゃうんだけど、まぁそういう状況があったんだとか。

で、話の展開としては、前半がマリア・ボチカリョーワという隊長が婦人部隊を訓練する話が続く。この内容が本当にそんなことがあったんかいなと思うくらいに、スポ根ドラマ的で、ちょっと萎えてしまう。

具体的に言うと、隊長が免職されたことを抗議するために、部下たちが直立不動で広場に長時間立ち尽くし、将軍たちを説得してしまうというものだ。なんともドラマ的なありがち展開だなと思うけど、後世のドラマのつくり手がこのエピソードにインスパイアされたのだと考えれば、それはそれでまぁいいかと思わなくもない。仮にこのくだりが本当にあった話だったとしたら、それはそれですごい。

いずれにせよ、訓練を通じて信頼関係を結んだ婦人部隊バタリオンは、前線でドイツ軍と戦闘を繰り広げることになる。既存の男兵士たちは、上官にたてついて、油を売っているだけで何もしない。こんな役立たずどもでも解散せずに前線においておくのは、単に兵力不足だったからだろうか。婦人部隊はそんな彼らをしり目に激闘を繰り広げ、哀れにも一人ひとり落命していく。

ラスト、玉砕覚悟の戦闘に臨まんとしていたら、それに感化された男兵士たちが援軍にかけつけるというお涙頂戴展開で物語は幕を閉じる。

正直に言うと、ドラマチックであるものの、なんかのめり込めない話だったなぁ。どうしてなのかは自分でもよくわからん。もしかしたら、俺が隊長以外の婦人兵士たちのキャラというか人物に見分けがつかぬままに話がどんどん展開していってしまったのも、一因かもしらぬ。

ちなみに、第一次大戦時は毒ガスなどの新兵器が誕生したってのは、世界史の勉強やNHKの傑作番組『映像の世紀』などで知ってたけども、なかなか非人道的な兵器であります。あと、この作品を観る限りの話だけど、当時の戦闘は銃を手にしてても白兵戦に近い戦いが行われていて、そんな戦場であるから男よりも力で劣る婦人兵士たちにとっては、かなり過酷な戦いであったろうなと思われる。

もう一つ書いておくと、戦時下でありながらも政情が安定していなかった当時のロシアには兵士たちの統制能力なんてあるわけもないっぽい感じで、兵士が戦意を失うのも当然であろうなぁとも思う。そう考えると、志願とはいえ女性を戦場に出しちゃう権力者たちの政権なんて、続くとも思えないのであり、けっきょくしばらく後、国は対外戦争どころか内戦状態になってまったそうだ。

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