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映画 スーパーサイズミー ホーリーチキン ! ネタバレ感想

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スーパーサイズ・ミー: ホーリーチキン !

―2017年製作 米 93分―

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解説・スタッフとキャスト

解説:暴露監督モーガン・スパーロックがファストフード店を開き、再び食品業界との闘いの火ぶたを切る。今回の相手はビッグチキン。(Amazon)

監督:モーガン・スパーロック
出演:モーガン・スパーロック

ネタバレ感想

アマゾンプライムで配信されてるのを見つけて鑑賞。前作はけっこう話題になってたけど、今作はひっそりとした感じで、ぜんぜん存在を知らなかった。でも、前作以上に扱う内容というか対象が大きくなってて、社会性が増している感じ。内容もアイロニーがあって楽しめた。

今回標的にしたファストフードはアメリカの養鶏業を牛耳っている大手五社、通称ビッグチキンを標的に、業界の裏側を世間に知らしめる内容になっている。この大手5社は自分たちが業界内で利益を得るために、下請けの養鶏業者たちにいろいろな嫌がらせをして、彼らを借金まみれにして仕事から足を洗えないようにして、生かさぬように殺さぬように養鶏をさせ続けている。

そういう実態を描きつつ、前回焦点を当てていた、ファストフード業界が自分たちの商品について健康を害する可能性があることを隠し、美辞麗句のコピーであたかも健康的な食事と思わせる、「健康ハロー」なるPRで消費者の目を欺いて購買意欲をそそらせているという部分にも切り込んでいる。

という意味では、資本主義にまみれた企業の闇を描いているのであるが、その反面、それを消費する消費者たちにも警鐘を鳴らしているような構成になっている。

その手法として取られるのが、スパーロック自身が養鶏業にも乗り出し、そこで畜産した鶏を自分の立ち上げたホーリーチキンなるファストフード店舗で売り出そうというもの。で、店舗を開業する過程て、マーケティング屋だったり、ファストフードの商品を開発する企業などの協力を得つつ、大手の手法を踏襲しながら、宣伝文句については嘘のない真実で勝負することで、消費者に、そもそもファストフードの商品は、クリーンでないことを伝えていくという皮肉交じりの店舗展開をしていくのだ。

それにしても、この映画一本つくるのにもけっこう金がかかると思うんだけど、この監督はどっから資金を得ていたんだろうか。儲かってるのかな? あとすごいなと思うのは、マックやウェンディーズやサブウェイや…、有名企業を臆することなく画面に登場させて、率直な評価(ディス)を加えていくところ。その辺のスタンスがこの作品をより面白くしている。

養鶏場のヒヨコたちは、たったの6週間で商品素材にするために加工されていくらしい。しかも、90年代よりもより太らせる技術が完成しているようで、まさに家畜の最先端みたいな感じで消費されていくのだ。6週間ってかなり短い命だ。

あんな可愛いヒヨコの6週間後の姿を俺も食しているのだなぁと思うと、やっぱり出された食品は残さず食うのが礼儀であり、消費する側としてはそういう態度で臨むしかないのではないかと思わされる。それは、人間のエゴではあるが、豚も牛も鶏も魚も野菜も食べたいからだ。おいしいからだ。

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