スポンサーリンク

映画 スリーリバーズ ネタバレ感想 ブルースウィリスの残念作品

スリ―リバーズ
スポンサーリンク

スリーリバーズ

元殺人課の刑事で、河川警備の仕事をしているトムが、元恋人が殺されてしまい連続殺人に巻き込まれていくブルースウィリス主演のサスペンスアクション。話にまとまりがなくシッチャカメッチャカでわかりづらいしアクションも見所がない残念作品。でも、何回も観ちゃうんだよな。ネタバレあり。

―1993年公開 米 101分―

スポンサーリンク

解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:3つの河川が合流するスリー・リバーズ・シティと別称されるピッツバーグを舞台に、五代続いた警官一家の一員である刑事が、連続殺人事件のに挑む姿を描くサスペンス・アクション。監督・脚本は「ファイティング・キッズ」のローディ・ヘリントン。製作は「フォーリング・ダウン」のアーノン・ミルチャン、トニー・トモポロス、ハント・ローリーの共同。エグゼグティヴ・プロデューサーはスティーヴン・ロイター、共同脚本は「グリフターズ 詐欺師たち」のマーティン・キャプラン、撮影は「イノセント・ブラッド」のマック・アールバーグ、音楽は「ブロンディー 女銀行強盗」のブラッド・フィーデルが担当。主演は「永遠に美しく…」のブルース・ウィリス。他に「ハネムーン・イン・ベガス」のサラ・ジェシカ・パーカー、「ミッドナイト・ラン」のデニス・ファリーナ、「パッセンジャー57」のトム・サイズモア、「ザ・シークレット・サービス」のジョン・マホーニーらが共演。(KINENOTE)

あらすじ:ピッツバーグ市警察殺人課の刑事トム・ハーディ(ブルース・ウィリス)は五代続いた警察官一家の出身。父ヴィンス(ジョン・マホーニー)は殺人課主任で、叔父ニック(デニス・ファリーナ)とその息子ダニー(トム・サイズモア)とジミー(ロバート・パストレリ)も警官である。1991年若い女性を狙った猟奇連続殺人事件が起き、その捜査の途中でヴィンスは何者かに銃撃され命を落とした。数日後犯人が逮捕された。それと同時にジミーが過剰捜査の暴力行為で告発され、一部始終を目撃したトムの証言によって有罪となる。ジミーは河に身を投げ、ダニーはトムを激しく責めたてた。2年後、トムは河川レスキュー隊に配属されていた。一方ニックは殺人課主任に、ダニーは弟の自殺以来行方不明となっていた。ある日トムはパトロール中に、川面に浮かぶ若い女の惨殺死体を発見した。しかもそれはトムの元恋人だった。そんな時、ダニーが街に2年振りに姿を現わした。トムの前に新しい相棒ジョー・クリストマン(サラ・ジェシカ・パーカー)がやって来た。セクシーなブロンド美女だが有能な救助隊員だ。ある夜トムのハウスボートに女の悲痛なうめき声の電話がかかり、銃声が轟いた。過去の事件との関連性を感じたトムは密かに父の事件の洗い直しを始めるが、ニックに事件は解決済みと言い放たれる。河でまた女の死体があがった。犠牲者はトムのガールフレンドのデビーだ。現場にニックとダニーが姿を現わし、叔父とトムは捜査方法をめぐって完全に決裂した。警察関係のパーティに出席したトムとジョーは、帰りに寄ったトムのハウスボートでいつしか愛し合っていた。ジョーは何者かに誘拐され、トムは犯人を追う。実は犯人は死んだはずのトムのいとこジミーで、父ヴィンスを誤って殺したのがニックだということもわかる。トムはジミーを追いつめ殺害、ジョーは救われるのだった。(KINENOTE)

監督:ローディ・ヘリントン ローディ・ヘリントン
出演:ブルース・ウィリス/サラ・ジェシカ・パーカー/デニス・ファリーナ/トム・サイズモア/ロバート・パストレリ

ネタバレ感想

初見はレンタルで鑑賞した。ブルースウィリス好きだったからね。まぁしかし、この作品はなんだかよくわからない。今回で5回目くらいの鑑賞だと思うんだが、冒頭のくだりとかまったく覚えてなくて、結末も同じくまったく覚えてなくて、そういう意味では何回鑑賞しても新鮮な気持ちで見られる(笑)。

何でこんなに内容が覚えられないのか、今回の鑑賞で何となくわかった。この作品って警察組織の腐敗と女性連続殺人の関連がうまく描けてないんだろうね。女性連続殺人については、その被害者がすべてブルースウィリス演じるトムの元恋人とか知り合いってところがポイントで、そこが物語に興を添える設定になってるはずなのにで、それがうまく機能しているように見えないんである。

ついでに、トムが河川警備員に至るまでの過程に何が起こっているか、一応の描写があるにも関わらず、何が起こっているのかがわからない非常に不親切な構成になってるから、何でトムがヤサグれ人間になっているのかが伝わってこないのである。これって俺だけなのかなぁ?

そんで、その辺の背景がうまく理解できないままに、重要人物に見えたトムサイズモア演じるダニーが物語に登場したり消えてしまったり、再登場後も何のために登場させる必要があったのか、よくわからないほどに、トムサイズモアの無駄づかい。こいつが怪しいんじゃないかとミスリードさせる役にも立ってない。

ミスリードと言えば、悪人顔のブライオン・ジェームズ演じる刑事も、どう見たって怪しいと見せかけておいて、大した役割を果たしておらず、彼の顔面力が活かされているようには思えない。

とかとか、本当になんだかよくわからないうちに、犠牲者が出てきて、その真犯人は自殺したと思われたトムの相棒だったジミーだという、何のひねりもないオチ。何回見ようが不満が残る作品なんだけども、こうやって折を見て再鑑賞したくなってしまうのはなぜなのか、そこんとこは自分にもよくわからない(笑)。

この主人公みたいなヤサグれたブルースウィリスだったら、『ラストボーイスカウト』のほうが面白いので、そっちのがおすすめ。

映画 サロゲート ネタバレ感想 ブルースウィリスの髪の毛
人型ロボットを意志の力で遠隔から操ることができるようになった世界で、謎の殺人事件を追うことになったFBI捜査官の活躍を描くSFサスペンス。髪の毛がフサフサなブルースウィリスが笑えるが、内容は普通。ネタバレあり。
映画 ラストボーイスカウト ネタバレ感想 ヤサグレ探偵と薬中と生意気な子役
映画 ラストボーイスカウト ネタバレ感想 ヤサグレ探偵と薬中と生意気な子役 主人公の私立探偵ジョーとその相棒となる元アメフト選手のジミーが事件を通じて絆を深めていくバディムービー的アクションの良作!
映画 ダイハード ネタバレ イピカイエー!アクション作品の傑作
映画 ダイハード ネタバレ イピカイエー!アクション作品の傑作 「マシンガンは頂戴したHO-HO-HO」のくだりから、ラスト、ハンスグルーバーの「イピカイエー」からの西部劇的な早撃ち対決まで、休む間もなく銃撃戦やら逃亡劇やら格闘戦やらが繰り広げられ、その一つ一つがスリリング。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました