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映画『マッスルモンク』ネタバレ感想 仕事を選ばないアンディ・ラウ(笑)

マッスルモンク
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マッスルモンク

肉襦袢を身にまとったアンディ・ラウが奮闘するお笑い要素満載映画と思わせておいて、だんだんシリアスになっていく、よくわからんハチャメチャ作品。ジョニー・トーが監督作としては、『柔道龍虎房』に並ぶかそれ以上にぶっ飛んだ内容だ。ネタバレあり。

―2003年公開 香 93分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:「インファナル・アフェア」「LOVERS」など代表作を多数持つ香港のトップ・スター、アンディ・ラウが元僧侶の男性ストリッパーという異色キャラクターに扮した人間ドラマ。超絶アクション描写と仏教の輪廻転生という深遠なテーマを融合させ、最後まで予測のつかないストーリー展開が話題となった。アンディは本作で、香港電影金像奨の最優秀主演男優賞をみごと獲得。共演は、「パイラン」のセシリア・チャン。監督は「ザ・ミッション 非情の掟」のジョニー・トウ。(KINENOTE)

あらすじ:不夜城、香港。その夜、ふたつの事件が同時に起こった。ひとつはストリップ・バーで、ビッグガイ(アンディ・ラウ)が最前列で熱い声援を送る女性客リー・フンイー(セシリア・チャン)に応えてビキニを放った瞬間、「わいせつ罪で逮捕する!」。彼女は囮捜査官だった。捜査官がいっせいになだれ込み、ビッグガイは慌てて店を飛び出す。その頃起きていた、ある惨殺事件。警察犬と刑事らが犯人のインド人を現行犯逮捕するが、護送途中で逃げられてしまう。逃げるビッグガイとインド人は街角で衝突し、空気は一瞬即発に。そのとき、ビッグガイの目はインド人を追う警察犬に引き寄せられ、その犬がすぐに死ぬ運命だと瞬時に見取る。実は彼には、死ぬ直前の者が背負い、死因となる前世での業(カルマ)を見る不思議な能力があるのだった。そのとき見えたのは、犬を撲殺する子供の幻。その子供が前世での犬の姿。果たしてインド人に向けて放ったフンイーの銃弾が、誤って犬に命中してしまう。そして次の瞬間、フンイーの背後に、大量虐殺を行う日本兵の幻が現れるのだった! インド人を逃がした刑事たちは怒りをビッグガイにぶつけるが、彼を助けるフンイー。正義感にあふれ心優しい彼女だが、インド人と出会って犬を殺したことで、いずれその報いを受けるだろう…。一度は不法就労で本土へ強制送還されるビッグガイだが、かつて同様に救えなかった少女のためにも、フンイーを救うことを決意する。以下略(KINENOTE)

監督:ジョニー・トー/ワイ・カーファイ
出演:アンディ・ラウ/セシリア・チャン

ネタバレ感想

あらすじに沿って詳細をネタバレしていく気にはならない。だって、よくわかんないから(笑)。俺はジョニー・トー監督の作品が好きだからいいものの、そうでない人で、別にアンディ・ラウが好きでもない人は、見なくてもいい作品かもしれない。というか、どちらでもない人が、この駄作臭プンプンなジャケットを観ても、鑑賞しようとは思わないだろう。B級やカルト映画好きでない限り。

要は、一般受けするような作品ではないってことだ。メチャクチャだもん、だって。だけど、味があるんだよね。前世が見えちゃうとか、何でムキムキマッチョなんだよとか、インド人の体、柔らかすぎだろとか、突っ込みポイント多すぎるし、後半の展開もメチャクチャな癖して内容はそれなりにシリアスで、セシリア・チャン扮するヒロインは首チョンパされちゃう残酷ぶり。

まぁともかく、短い中によくわからん設定だのキワモノな登場人物だのをごった煮にして、それなりに最後は落ち着くところに落ち着いちゃうのがこの作品の面白さだろう。あんまりおススメはしないけども、上映時、香港では結構評価高かったみたい。

しかし、前に何かの記事でも書いたけど、アンディ・ラウって仕事選ばない人だねぇ(笑)。

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